11. KRABI TOWN


1月24日

  今日はレスト日。
クラビーの町へ遊びに行くことにした。
その前に朝食を食べに Diamond Cave に行く。
8時ころだったので、まだ客も少ない。

  サンドイッチとパンケーキを注文する。
REALオカマちゃんも元気そうに、朝のお勤めをしている。

  一度部屋に帰り、10時にライレイ・イーストに行く。
海岸に着く前にさっそく船の呼びこみ男が寄ってきて、
「KRABI ? 」
と、訊いてきた。
イエスと言う前に、まず値段を訊く。
70Bだと言うので、OKする。

 クラビー、ライレイ間の船は人数がある程度揃わないと出発しない。
この時も案の定、待たされることになった。
海岸近くの座れる場所で待つ。
白人のカップルが一緒だった。
彼らは大きな荷物があるので、ライレイを去るのだろうか。
私達もあと数日で同じように帰るのかと思うと、なんか悲しくなる。

  待っている間、目の前をいろんな人が通りすぎていく。
クライマーは 1-2-3 に登りに行くのだろうか。
老夫婦は Phra Nang Beach へ泳ぎに行くのだろうか。
  ビキニを着た、若い白人女性が目の前を通り過ぎたとき、ヒロコが急に
「ちょっと、ちょっと!今の人、私より胸が小さかった。初めて勝ったかも!」
と言った。
確かにライレイでは、外人さん「の女性はグラマーな人がほとんどだ。
私はヒロコに言ってあげた。
「勝てて良かったな。これで1勝500敗くらいやな!」

  そのまま30分ほど待たされたが、新たな客が見つからないようだ。
白人の兄ちゃんが船の男に何か喋っている。
そのあと白人の兄ちゃんが言うには、4人だけだと100Bになるという。
足元をみやがって!
さらに待つが、やはり客は来ない。
そして15分後、やっと出発する気になったようだ。
兄ちゃんが「70Bデ イインダナ!?」と確認してくれた。

 海は穏やかだった。
思ったより早く、船は35分ほどでクラビーに到着した。

  まず、銀行を探す。 両替したタイの通貨が足りなくなりそうだった。
一万円を出し、3,207Bを手にする。

  ヒロコがぶらぶらと歩いてお店を見たいと言うので、いろんな店を覗きこみながら歩く。
雑貨屋、バイク屋、メシ屋、洋服屋。 本当にいろんな店がある。
西の方へ歩き、Maharat通り に出る。
ここがメインの通りなのか、車も人も多い。

  南へ歩いて、VOGUE Dep.(ヴォーグ・デパート)を発見。
中へ入ってみる。
たぶん、ここがこの町唯一のデパートだと思う。
1階に入るとすぐブランド物の洋服を売っていた。
しかし、その奥ではバーゲンコーナーが・・・
その横に軽食コーナーが・・・
エレベーターは登りだけ・・・
名前が「ヴォーグ」だったので、「大丸」とか 「高島屋」のような、もっと高級な店を想像していたが、
実際は「ダイエー」、「サティ」という感じだ。
お土産になるものはないかと店内をうろつくが、これといった掘り出し物はなかった。

  「小」をもよおしたので、トイレを探す。 クラビーの町並み
それは北の階段近くにあった。
ポケットティッシュが一つしかないので、交代で入ることにした。
(タイでは備え付けの紙があることは、あまりない)
  私が先に行く。
通路を入って行くと片方の入り口に赤い人型のマークが見えた。
こっちが女性なので、反対側に入る。
トイレの中は小便器がなかった。男も女も同じ構造なのだろう。
個室が3つあり、2つは使用中だった。
空いている一番手前の個室に入り、用をたす。
タイ式なので、終わった後は自分で水を汲んで流す。
用を終え、個室から出ると3人の若い女性がいて、
私の方に振り向いた。
彼女らは、一瞬驚いた表情を見せ、3人顔をあわせてクスクスと笑い始めた。
私の頭の中は????????・・・・、という状態だった。


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