10. THE KEEP 再び・・・
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1月23日 8時前に起き、YAYA へ朝食に行く。 ABFのオムレツを食べる。 部屋に戻って準備をする。 ![]() ここ数日、腹の調子は戻らない。 腹痛はマシになったが、「出るもの」はカタチがない。 最初は DUNCAN'S BOOT でアップしていくことにした。 まだ登っていない「Mai Prue 6B+ ☆」を登る。 見た目は易しそうなのだが、バランスが思ったより悪い。 OS M 体感グレード 5.10d 。 次は THE KEEP へ行く途中にある、JUNGLE GYM TOWER で登る。 このエリアも9本ほどルートがあるのだが、登ってる人を見たことがない。 みんな THE KEEP へ直行するのだろう。 このエリアで登る「物好き」は私くらいだろう・・・ 左端の「Focus On Your Abdominal Breathing 6A 」を登る。 一段下がってスタート。 特に難しいと感じるムーヴはない。 ルートが長いし、海側なので景色のよさを期待したが、それほどでもなかった。 ボルトが多いので、初級者のリードに向いてると思う。 OS M 5 体感グレード 5.9 。 ヒロコが登ってギアを回収。 すぐに、THE KEEP に移動する。 FIXロープを慎重に降りる。 今度はヒロコも大丈夫だった。 今日の THE KEEP は誰もいない。 すばらしい景色を一人占めだ。 さっそく、前回登れなかった「Medusa's Lover 6C ☆☆☆」をトライ。 下部もけっこう緊張する。中間の核心手前まで登りレスト。 ムーヴを思い出そうとしたが、細かい手順やフットホールドはどれを使うか、 という細かいところは忘れていた。 動き出せばなんとかなるやろと思い、ムーヴに入る。 左手の甘いホールドで耐えて、右足を高く上げ、 右手でいいホールドを取るというのが (私にとって)正解ムーヴだった。 大小さまざまなポケットを使い、上部を慎重に登る。 RP (2) M 体感グレード 5.11b/c 休憩して「Lom Mon(Cyclone) 7A ☆☆☆」を登ることにした。 1本目のボルトは少し遠いが、慎重に行けば問題ない。 長いルートだが、核心は下部にある。 やはり7になると難しい。 核心で テンションしてしまう。 2・3度ハングドッグし、ムーヴを解決。 中間のアンカーまで登る。 ルートが29mと長いので、50mロープを使う人のための下降用支点のようだ。 上部は易しそうだったので登らず、この支点でロワーダウンする。 しばらくレストして2度目のトライ。 今度は核心を一発で超える。 中間支点手前の右手ワンフィンガーポケットを使うムーヴはバランシーで、うっかりするとフォールしそうだ。 指にも悪そうなので、少し不安がよぎったが、なんとか中間支点付近まで登り、大レスト。 ここには大きな穴があって、子どもならすっぽり入りそうだ。 腕の回復を待って上部を登る。 上部は太いコルネからコルネへとたどるムーヴが続く。 ガバなのだが、ボルト間隔は遠くなり、レイバックも出てくるのでちょっとビビった。 最後は重くなったロープを引きずって這い上がり、クリップ。 このルート、下部は右上していき、途中で直上するので、 長いヌンチャクでロープの流れを調整するほうがいい。 終了点からの美しいアンダマン海を楽しんで下降する。 RP (2) P 体感グレード 5.11d やっと7Aを1本登ったので満足し、帰路につく。 少し潮がひいて、濡れずにライレイ・イーストまで戻れた。 あいかわらず MUAI THAI や 1-2-3 は講習会で大盛況だった。 部屋に帰ると、今日はバスタオルがなかった。 また、従業員を探すと、ポーターの兄ちゃんがいた。 説明すると、やっぱりうまく通じない・・・ 「タオル」の発音が悪いのだろう。 まぁ、それでも分かってくれて、メイドさんに持ってきてもらえた。 シャワーを浴びて遅い昼食を食べに YAYA の屋台へ行く。 ヌードル・スープ(要はラーメン)とチキン with ライスを食べる。 お金を出したら、売店でチケットを買って来い、と言う。 2つで50B。 ヌードルのスープは薄味でいいのだが、麺はコシがなかった。 夕方までレストし、夕食は Railay Bay に行ってみる。 ここは隣にBARがあるので、けっこううるさい。 オープンテラスのテーブルは満席だったので、屋根のあるテーブルに座る。 私達のライレイでの夕食の定番メニューは2人で、 スープ1品、肉料理1品、米料理1品、好きな飲み物 。 ほとんどがこのパターンだった。 食事をしてると猫がやってきた。 客からおかずをもらいに来てるようだ。 食事の後、満天の星空のビーチを散歩してバンガローに戻る。 プラナンに着いて6日目、やっと7Aのルートを登った。 明日はレスト、最終日は登らないので、クライミングはあと2日。 この2日で難しいルートを1本くらい登れるだろうか。 |