旅の最中の出来事、ちょっと思ったこと等を書き綴りました。
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名前の由来 |
一度は泊まってみたいホテルにシンガポールのラッフルズホテルと香港のペニンシュラホテルがあります。熱いお湯が出なかったなんて話も聞きますが、それらを無視できる伝統と格調に包まれたすばらしいホテルと聞いています。ラッフルズは世界最大の花「ラフレシア」を発見し花の名前にもなったラッフルズ卿が由来であり、ペニンシュラは「半島」の意味です。しかし、その半島の語源は実はドイツ語の「ペニス」です。世界の根本は男と女であり、世界の事象、名称は男や女そして人体に関することが多いと考えられます。 |
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京都紀行 |
下の娘が、ちょっとした手術のために京都大学附属病院に入院した。その時にお世話になった病院の医師をはじめ多くのスタッフ、そして今は解散してしまった重症患者の付添者に対して宿泊施設を格安で提供してくれる「からんこえ」のボランティアの方々、とても親身な院内学校の先生方。約3ヶ月の期間でしたが、皆さんの暖かい援助のおかげで娘もそして私達両親も助かり、同じく、より重症で入院している人達と接し人間というものを深く考えることができました。本当にありがとうございました。でも、おかげでその期間、頻繁に京都に行くことができ、ちょうど桜の季節で、入院中の娘には悪いのですが、随分いい思いをさせていただきました。銀閣寺の傍にある「おめん」という東北出身の方のうどん屋さん、京大病院近くの抹茶のアイスクリーム屋さん。京大のレストラン。その他、散歩で見つけた楽しいもの。京都というと、今までは伊勢丹や大丸に買物に行くだけで、あの柔らかい言葉の裏に隠された不思議な態度にいつも「どうしてこうなのかな」と考えさせられていました。一見さんお断りや、軒下にある竹でできた犬矢来というもの、風情なのですが、考えようによっては「軒下さえも貸せないよ」といった意思の表れともとれる、知らないものを徹底的に排斥する雰囲気。長い歴史の中で、天皇は最高位で変わらなかったものの多くの権力者に支配されてきたことが原因かもしれません。京都の良いところ悪いところを短期間の内に面白く感じ取らせてもらいました。 |
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ホテルでの服装 |
東京都内の再開発で、高級ホテルが東京駅から品川駅にかけてできつつある。シングルの価格45,000円位はざらである。できれば全部泊まってみたい。最近その中の一つのできたばかりの「THE STRINGS HOTEL」に限定格安料金があったので宿泊した。随分昔になるが、帝国ホテル等の高級クラスはネクタイをしていなければ中に入れなかった。しかし、それに批判が出て今ではよほどの格好をしていない限り断られることはなくなった。また、女性の服装にはそれほどうるさくは無かった。しかし、これが勘違いを生む。やはり高級ホテルにはそれなりの格があるから高級な料金を取っているのであり、実はそこに泊まる人達もそれにステータスを感じているはず。ところが、今回泊まったこのホテルでは、アメリカあたりではその手の方と思われるような格好をしている女性宿泊客がいた。年齢に不相応な派手なマイクロミニをはいているのもいれば、シースルーの底上げした胸が半分以上みえているのやら、ハワイやグアムのリゾートホテルのようで、どうも都内の高級ホテルには似つかわしくないと考える。 |
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東京の坂道 |
歌で有名になった桜坂等、散歩をすると東京には坂道が多いことに気が付きます。しかも、それぞれの坂には、それなりの名前が付いていて興味をそそられます。その中でも多いのが富士見坂で、きっと今のように高層建築のない江戸の世の中ではそこら中から富士山が見えたのだろうと思います。また、団子坂や談合坂というのもあり、転ぶと泥まみれのだんごになるからそういう名前が付いたと古老に聞きました。しかし、それほど急な坂でもないのにと思っていましたら、その古老が子供の時、さらに古老に聞いた話によると、昔はほんとに急な坂で、大八車で通るのが大変だったらしいです。また、湯島天神近くの切通坂は薮を切り通して作った道路で、急なしかも切り株の残りがある坂だったらしいですが、自動車が普及し、道路が拡張された折に削られて穏やかになったとのことです。東京は行政の都合により、江戸情緒の残る地名が変えられてしまいましたが、自動車の普及で穏やかな坂になったとしても、坂であることに変わりなく、その名前から過去を感じることができます。 |
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散歩 |
散歩も小さな旅に入るかもしれません。歩きなれた道でも新しい発見があり、まして、初めての道だと何かわくわくしてしまいます。ただ、最近は犬を連れていたり、運動のための散歩を装わないと、一人での散歩は、不審人物と見られてしまうので困ります。もっとも、それなりの人格が備わっていればそうはみられないかもしれないので、人格を磨くことに精を出す必要があるのでしょうか。 東京に住んでいた時は、専らお茶の水界隈から上野、浅草まで散歩することが趣味でした。これは、森鴎外の「雁」という小説に触発されて度々行うようになったものです。大抵は御茶ノ水駅から昌平坂を下り湯島聖堂に寄ってから神田明神を抜け妻恋神社へ、そこから鳩に糞をかけられそうになる湯島天神からグレープで有名になったものの本当にあるとはほとんどの人が知らない無縁坂を下って不忍池に出ます。この無縁坂の横は今は関東財務局であり旧岩崎邸の石垣がありますが、もっと前は福井県小浜の酒井家の持ち物であったと聞きました。時間があれば、ここから上野の森の美術館や博物館に入り、言問通りを通って浅草寺の裏口へ出ます。この「言問い」とは、在原業平の"名にし負はばいざ言問はむ都鳥・・・"に由来していて、この先の言問橋には名物の言問だんごが売っているそうです。 東京というと、新宿や渋谷の賑わいだけを考える人がいますが、このように、山手線の近辺や武蔵野にはまだまだ風情が残っています。 |
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グアムのおばば |
グアムのホテルでのツアー説明会で、説明係は年配の「おばば」とは最初は思わなかったが、「おばば」が相応しいなかなかのつわものである。私達のグループは11人。「あらあら少し多いわねー。」そう言われて振り向くと我々以外のカップルが混じっている。「あなたたち間違えていないの、どこのツアーの方。」そういわれて、カップルの男が疎外されたと思って憮然と「ここだと言われたから来たんだ。」と一言。「でもN社のツアーの説明書はもうないわ。」ますます憮然とする男。そこで私が「そこに封筒があるからそれじゃないの。」「あれは別のツアーの方の。N社じゃないの。ほんとにこのツアー?」すると男は上から三番目のツアー名を指差してN社と一緒に説明を受けるD社であることが判明。この男が連れの女性の前で格好をつけてあまりしゃべらない上に生意気なものだから、やりとりが面白い。「お名前は。」「"こう××"。」「"こ××"さんね。」「違う神戸の"こう××"。」「はい"こ××"さんね。」「だから神戸の"こう"だ。」「え〜と、じゃ袋を開けて下さい。」おばばは全く聞いていない。「中にバスが只になる青いカードが入っていますね。」男「入っていない。」「え〜と、D社さんは赤いカード。一緒です。」実は一緒ではない。「部屋のカードキーと一緒にタオル券ありますね。」男「入っていない。」「ちゃんと探したの。」「入っていない。」「それじゃきっとホテルの方が忘れたのね。心配しなくてもちゃんとあげるからね。」全く意に介しない。後で、オプショナルの申し込みでも、私のグループの人が面白い目にあったらしいですが、今ではおばばが云々で楽しい思い出です。 |
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グアムのオプショナル |
3度目のグアム旅行です。九州や北海道に行くより安いので、ちょっと日常と違う雰囲気を味わうのにはお手軽かもしれません。しかし、オプショナルツアーはなぜあんなに高いのでしょうか。その時には浮かれているので$100位ポイと出してしまいましたが、後で考えたら、どうしてあれ位で、そんなにと思うことが多いです。今度は注意しなければ。 |
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博多から湯布院へ |
ひとりでドライブです。途中路肩からズブズブ噴気の出ている小さい温泉を通りました。温泉は地元の人しか使えません。以前は開放していたらしいですが、このところの温泉ブームで心無い人達が荒らすのでこうなったそうです。残念です。湯布院は行き当たりばったりの一人旅なので、当然のように大手はどこも泊めてくれません。困っていると助けてくれた人がいました。心温まる湯布院だからでしょうか。小さい宿でしたが、露天風呂もありました。でもそこには入らず共同の一部分屋根付き露天風呂に入りました。ほの暗く、脱衣場と湯船に仕切りがありません。混浴かもしれませんが、遅い時間だったのでだれも入っていませんでした。そこから見た、湯気で霧のかかった夜景は最高でした。 |
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登山は危険! |
北海道でお年寄りが登山中に亡くなったそうです。登山は今やお年寄りのスポーツとなってしまったのかもしれません。尾瀬やけっこう高い山でも見かけます。しかし、彼らはパニックに対処できる体力と装備をお持ちなのでしょうか。屈強な20代でも真夏に疲労凍死はあります。登山を恐れる必要はありませんが、甘く見ると死に直結することを考え、お年寄りだけでなく、サポートの若い人達と行動すべきだと思います。と、言ってるうちに2003年1月3日またも中高年層の山岳遭難が発生し2グループの3人が死亡しました。八方のロープウェイを使って唐松岳へ行くルートは初心者向きです。しかしそれはあくまでも無雪期に言える事で、冬山は全て上級者対象です。過去にどのような経験があろうとも雪洞も作れず、ラッセルが無理な年齢層で厳冬期に行動することは慎むべきでしょう。その上、これが原因で二重遭難が発生した場合、当事者や家族はどう責任をとるのでしょうか。登山の大原則は的確な行動と撤退の勇気、即ち人に迷惑をかけないことです。 |
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ニュージーランドにて |
オーストラリアのブリスベンからニュージーランドへの安い航空券があったので、ちょっと行ってみました。ニュージーランドはオーストラリアに比較すると日本語であふれています。そこここに日本語が書いてあります。でもハワイのように日本語が通じるわけではありません。南島は色々な乗り物の体験ができました。乗馬、マウントクックのヘリコプター、ダウトフルサウンドへの水上飛行機、クライストチャーチからクイーンズタウンへの4人乗りセスナ機等楽しかったです。特にヘリコプターは前に乗るに限ります。 |
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オーストラリア大陸横断鉄道 |
最高です!乗車後持って来てくれたミルクティーはおいしかった。地平線に沈む夕日もきれいだった。絶対に乗ってみて下さい。 |
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ローテンブルクにて |
北朝鮮の日本人拉致が判明しました。ちょうどヨーロッパで何人か行方不明になった頃、ドイツのローテンブルクにいた時、奇妙な日本人の女の人に後をつけられました。ドイツはその頃夕方になるとお土産店が全部閉まってしまい、うろうろしていると、ついてきて「絵葉書を持っていませんか。」と近づいてきて、「持ってません。」「あなたのホテルに絵葉書はありませんか。連れて行ってもらえませんか。」「ユースホステルです。」するとあっさり帰ってしまいました。もし、その時ホテルに泊まっていてホテルを教えていたら、夜中に拉致されていたかもしれません。 |
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スイス・ツェルマットにて |
インフォーメーションセンターが閉まってしまう時間につきましたが、駅でおじさんが、娘が今大学へ行って、いないので、その部屋に泊まらないかと声をかけてくれました。とてもかわいい部屋でベットもふかふか、ラッキーでした。翌日クライネマッターホルンへ。マッターホルンは残念ながらかすかにしか見えませんでした。なお、ツェルマットは電気自動車だけと思っていたら、石を運んでいる電気自動車と同じ位の大きさのたぶんガソリン車がバリバリと爆音と白い煙をあげ、ゆっくりと通って行くのを見ました。 |
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ドイツ人って? |
ドイツ語しかわからないおばさんの経営するホテルに泊まりました。全く会話はできません。しかし、朝マインツから出るランイ川下りに行くので、食事をしないで早く出ようとしたら、肩をぐっとつかまれ、人間は朝食をとらなければならない。というようなことを身振り手振りで示され、しっかりいっぱい食べました。船にはぎりぎり間に合いましたが、話はできなくてもとてもいいおばさんだったようでした。 |
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ビザは自分で。 |
旅行は始める前にいろいろ調べることも楽しいけれど、 ビザは自分でとりに行くのがいい。すると、大使館や観光局には普通ないものが置いてあったりする。時々愛想の悪い日本人スタッフもいたりするが、たいてい親切で、いろんな事を教えてくれる。以前オランダの観光局に置いてあったフロリアードの地図は大変役に立ち、現地の人にどこでもらったのかさんざん尋ねられました。 |
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フランス人って? |
フランス人は話すことが苦手なのでしょうか。道を聞いても逃げ、いまだに英語を拒否します。それより、通りかかったルーマニア人が親身になってくれました。 |
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初めての海外旅行 |
初めての海外旅行はフランスのパリ10日間です。ちょうどクリスマスの時で、ノートルダム等非常に厳粛な気分でした。しかし、クリスマスの飾り類は全く見かけません。モンマルトル、クリニアンクール、メトロを駆使して、いろんな所へ行きました。おかげで、迷路のようなサンラザール駅も完璧にマスターし、後日再びフランスを訪れた時、迷わずに人を案内することができました。 |
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温泉でのんびり |
秋は温泉が恋しくなります。温泉へ行くぞ!と思って行った初めての温泉は岩手県の夏油温泉です。渓流沿いに露天風呂があり、和気あいあいとおじいちゃんおばちゃんがお湯につかっていました。その時は国民宿舎に泊まりましたが、湯治場のほうがきっとよかったと思います。 |