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「送電線」と「鉄塔」の抵抗反力は
カルマン渦の剥離により増大する
  台風の進路と空気(雨水混合比に準拠)の粘性による抵抗がカルマン渦の剥離により電線の投影面積に対する粘性抵抗を超え,送電線を下流側に押す反力は増加し,円柱型断面の電線では顕著に現れる。
 
 飛行機の翼のように正圧と負圧を明確にしスムースに剥がれる形状である場合は浮力になる。

 電線の投影面積と流体の速度圧を超える抵抗はある速度を超えた場合に増加する。

 カルマンが粘性流体において,円柱の下流のカルマン渦列はレイノズル数の値が50〜500の範囲で観測され,大きい場合には乱流となり不安定になる。

 送電線の電線本数の面と長さにカルマン渦の剥離による粘性抵抗と剥離による増大に対する短期係数の検証による鉄塔(電柱)の踏ん張りを誘導している。