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鋼構造設計規準【fb】第二版と第四版
 ヤング係数は21.1℃(常温領域)で仕様書と線膨張係数から機械工学便覧の定数表の適用で材料毎に運用可能である。

 (4)許容曲げ応力度の求め方
 矩形断面材以外のH形鋼では(5.7)式と(5.8)式の何れか大きいほうをとり,ft未満とするが(5・8)式には縦弾性係数を引用していないが第四版では900部分について使用温度領域を加味する。

 第4版の定数リストの数値が変遷していることと,細長比区分で(5.7)式から(5・9)式を用いる。

 冶金(熱処理)と材料特性,入熱による材料の軟化と硬化による劣化を考慮し,隔壁・防火壁等鋼材への不安定入熱した鋼材強度の劣化は設計初期値の強度と寿命を短くする。

 最近の火事によるビル災害が煙突効果や避難通路の適合,消防法・建築基準法施行規則等に合致させていない若しくは適合について,ビル管理者の直接責任等についても報道されない。

 火災で鋼材の劣化による寿命期間の短縮と構造によっては伸縮による撓みが発生し,傾斜がおきる。

 鋼構造建築物は,火災を発生させると退去することが適切で安全を担保するには被災部分を交換することになる。

 2005年9月以降の建築物に適用され,官公庁の建築物は検証によって耐震検証に付加し鋼構造建築基準法等の最新版に適合させている。

 一般家屋においても鉄骨ラーメン構造の建築物も同様に建築主が処理して補強修理することになる。