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Bachimebaru

コバルト照射装置と鉛又はコンクリート壁の遮蔽
 フィクションストーリーであるが,X線,α線,γ線若しくは中性子を内蔵した照射装置が遮蔽可能とされるトラックで民間エリア内で照射するシーンの妥当性を追求すると理不尽さはある。

 3.7×10の11乗ベクレルから3.7×10の14乗ベクレルのイリジウム192若しくはコバルト60を搭載する工業系の照射装置も存在するので照射線源方向の安全性を考慮すれば不合理なフィクションシーンである。

 一般的に,放射線同位元素(鉛)若しくはコンクリート壁での遮蔽隔離した安全性を担保するのが通常の使用方法であり,線源自体の移動管理もレベル-Ⅲの資格を有する。
 
 フィクションでも,DENGER SIGNAL COUTIONも同時に流すべきである。