家族 2012年10月14日(日)〜15日(月) 淡路島 海月館 娘の”この日空けておいて!”,”年休取れる”の二言で始まった。
旅行の一月前のことである。
趣旨は予想は出来た。
子供たちが企画ししてくれた内容はほとんど聞かされなかった。
大人6名子供5名の家族旅行となった。
助手席で孫たちと会話を楽しみ軽い昼食を取ると宿泊地、海月館に到着。
娘婿の車両の後を息子が続き二両でドライブとドライブインでの軽食は孫たちの自由奔放に振舞う様から久しぶりに自分たちの子供たちと脳裏で比較したがもっと大人びていた気がした。
最近の教育方針とPTAの過敏な対応と極度な保護による環境の中、倫理道徳を糧とする人格矯正時期を逸する場面が増加しているのは間違いないと思える。
私たちが体験出来た環境と事象において、それらの問題に対し子ども自身を見つめて導いて是正して頂いた教諭を偲ぶ状況があちこちで見られるのは自身の孫に限ることではない。
甘やかす側である祖父から良し悪しと決まりを尊重できる大人に自らが思考錯誤しつつ育んでいける状況を付与する祖父も悪くないなと思える。
世間では祖父母は孫たちの息抜きであるように表現されているが、祖父母が元気をもらうのも普通である。
自分の生き様と思考が異なることで排他していく環境が促進されることもあるが幼児相手に真剣に議論している自分と孫の年齢差がどれ程かを日時を異にしてしみじみ感じることも可能にしてくれる孫たちである。
情報の取得はメディアと接する人たちの多種多様な事柄と表現とその力加減から受動する子供の感性と受動脳の発達の程度によって個々で異なることも孫たちが教えてくれる。
流石、釣り同好家族である。
ホテルの近くでアジ釣りも計画してくれていて、フライで食すことが出来た。
レッドベストのコスチュームも用意され節目を祝賀されることで自らの健康と自制心を確立することの重要さも孫たちがコスチューム姿の私に群がり祝福してくれたことで認識できた。
幹事の息子も一家の親方として7月下旬から忙殺の中、子供たちが還暦の儀式を媒体にして一層の家族愛と親交が深まったことで誇りと安堵を得られた時間に感謝したい。