あやとり橋と家族 2012年10月20日(土)〜21日(日) 山中温泉 末弟から知らせが来たのが数ヶ月前?
お袋をメインに”家族で親睦を深める”の一言にすぐ日程は決まった。
忙殺月でこの週で決まりだ。
電車か?高速道か?で思案したが家内が飲酒と疲労を考慮して
電車で行くことを進めた。
滋賀からは近く、ジャンクション近くで高速機動隊に検挙され余分な旅費を
次弟は払っていた。
末弟宅では円満定年退職した披露と近況を語り
みなの健康を確認して温泉へ向かう。
お袋は正月と比較して幾分元気と思えた。
次弟は節制と自然体でライフをエンジョイすることで元気な自分を取り戻していて、
会話が弾んだ。
チェックインしたフロアはお袋中心に采配され風呂食事に
都合のよい環境が整っていた。
宴会時刻に余裕があったので男3人インフォメーションで熊鍋に出来る対象よけに
ホイッスルを進められ、断りこうろぎ橋遊歩道の散策をして
たわい無い会話を楽しんだ。
成人前後の女性グループに数パーティーすれ違う頃日は落ちていて
肌寒い中こうろぎ橋での思い出を
語る末弟の言葉に耳を傾けているとホテルの玄関にいた。
風呂では3人とも重ねた年月が醸し出す株・政治・孫等政を含めた相応の
会話を楽しみ自分たちの歩んでいることを確信できたことで
よいひとときとなった。
食事も進みお袋たち女性人も和やかにたわいない環境の会話を
楽しんでいるうちにお開きとなる。
隣のカラオケルームを予約し交互にマイクを回すが以前はビートルズの曲が
好きでカラオケレパートリーの中では感心していた
次弟の歌声は聴けなかった。
終演のころ私は家内をダンスに誘い踊りだすと、カラオケを楽しんでいたお袋は
「背筋伸ばしシャンとせなあかん」と
家内にはっきりした声でアドバイスしていた。
お袋も一人休み、われわれは日が変わる頃まで会話とお酒を楽しんだ。
翌日は取り分けてスケジュールはなく茶店で無料駐車を進めてくれた主人の
案内であやとり橋へ向かう。
犬が優雅に背を湾曲させ両岸に足を踏ん張った格好の4点支持の鉄骨スケルトンの橋で、
三角形を組合わせたフレーム構造である。
三角形の底辺が上部に来て頂部が下部に配置され、
犬の背骨の湾曲による歩行加重と自重によるトーションがうまくバランスされた
設計となっていた。
平米あたり5人程度300kg/uがベースロードで安全率に幾程かの
係数が施されているように思えた。
この橋の渡り初めに芸能界のレディーが撮影スタッフと来て話題になったと
茶店の主人は語っていた。
このようなイベントが幾度となく続けらることが核家族社会にとってとても重要に思えた
旅となり幹事の末弟にお礼と感謝をする次第である。