バッテリ−ドライブ パワ−アンプ の内部写真です。


電源に使用した リチウムイオン電池 です。

25年程前に発表されたバッテリ−ドライブ パワ−アンプですが
最初期の電源は +-15V の2電源でした。
その後、前段と出力段を別電源にした4電源パワ−アンプが発表されたのですが
2電源のアンプと比較すると音質的に優れていた為
今回製作をしたパワ−アンプも 4電源方式 を採用しました。

出力段の電圧は充電完了時 +-16V.以上 有ります。
試しに出力段の電池を半分にして +-8V で試聴してみました。
最大出力3W程度ですが、結構良く鳴ります。 

特に アルテック系 の能率の高いスピ−カ−を使用すれば +-8V で十分でしょう。
416-8B が4本有りますので TL-1601b と交換して鳴らしてみたいですね。
もしくは 414Z と1インチドライバ−の2ウエイシステムとか、、、。



前段に使用した電池の セル はパナソニック製ですが
出力段の セル は???
同時に4個購入したのですが セルの色 が三種類!

リチウムイオン電池専用の 充電器 も製作したので
バッテリ−ケ−スに内蔵されていた 保護基板? は取り去りました。
これも比較になりますが 保護基板 を取り去ってから
又、ひと皮剥けた 透明感 の高い音質になりました。

保護基板 ですがビデオカメラ用の電池を流用していますので
電池の残量及び使用可能な残り時間を表示する為の機能も
組み込まれているでしょう。
この基板の為に瞬時に取り出せる 「電流」 に
制限が掛かっている事は無いのでしょうか。

出力段のデバイスは 2SD218 を使用しています。
後日 2SD188 2SD388 2N3055 等と交換してみましょう。

完成後電源を入れた状態です。

アンプ基板です。

保護回路とバッテリ−チェック 基板です。

後方からの写真です。

スピ−カ−端子は トリテック製 の物が入手出来なくなったので
サト−パ−ツ製の SP端子 を使用しています。

入力端子は モガミ です。

サブシステムと組み合わせて試聴中です。

これまで使用していた UHC MOS FETパワ−アンプとの比較ですが
やはりエネルギッシュな 「音」 はUHC MOS の方が勝っています。
ただ今回製作をした バッテリ-プリアンプ バッテリ-パワ−アンプ 
の組み合わせで聴く 「音」 はSN比の優れた情報量の多い 「音」 です。
CDでも分かりますが アナログレコ−ド が特に顕著です。

PCM1794の 4パラDAC を製作したばかりですが
バッテリ−ドライブDAC も製作中です。(11月28日 完成しました。)

バッテリ−ドライブDAC が完成すれば 
CDプレヤ−内のデジタル回路用電源 
+5V ラインもバッテリ-に変更してみましょう。

2010年11月16日





バッテリ-パワ−アンプ の電源(電池)ですが
少し前から出力段の電池をを一台づつに振り分けて使用しています。
充電完了時に+-8.2V程度有りますので
4312MkUに対して3〜4W程度の最大出力が得られます。
自宅で使用する限り全く問題有りません。
個別に電池を分けた方が音質的にも優れています。

又当たり前の事ですが充電後使用出来る時間が大幅に延びました。
高音用(ドライバ−)に使用しているパワ−アンプに流れる電流は
「音楽」を再生した状態でも調整したアイドリング電流だけでしょう。


2011年6月22日

バッテリ−全体をケ−スに入れる事も考えたのですが
充電の事を考えるとこの様な状態が一番使いやすいかと。

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バッテリ−を専用のケ−スに組み込みました。

パナソニックの「セル」だけを使用したバッテリ-ケ−スです。

直列に接続した4組のセルを同時に充電出来る様
充電専用端子を後方のパネルに取り付けています。

フロントパネルに取り付けたスイッチは
使用した4組のセルを切り離す為のスイッチです。

電池を専用のケ−スに組み込んだ為
見栄えが良くなりました。(自己満足!)
又 専用の充電端子を設けた為
充電も行いやすくなりました。

2011年10月