「マネキンとホースのある静物画」洋画4 スクーリング.jpg   2001年
F30号(90.9X72.7cm)
キャンバスに油彩

   この絵も時間がなくて未完成品です、ホースとか煉瓦とか、もっと時間があればちゃんと描けるのにと心残りでしたが。
 何よりそれぞれの場所で光と影で表情を変える布の表現が難しくて描いても描いても上手く出来なくて時間がなかったことを今でも覚えています。一番手前の煉瓦に始まって、少しずつ奥まっていく箱、布、静物の数々がバラバラの遠近感を表している一方で、布自体は連続して近景・中景・遠景と存在していて両者のまとめ方に苦労しました。
  今見ると、難しさよりも氾濫する光の輝きに魅了されていたんだといよく分かります。
 
     
     
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