「微笑みの少女」.jpg  1998年
F6(40.9X31.8cm)
紙に鉛筆

   この少女像は石膏像です。後述する武蔵美出身の某大学の先生の
デッサン塾(先生の自宅で)描いたもの。
 確か週1回水曜日に10ヶ月かそこら通ったはずです。そこが一時休
校したので同じ水曜日にあって前からやってみたかった彫塑に通い始
めたはずです。
 
 これはそのデッサン塾でのごく初期の作品、対象を光と影で捉えるこ
とでモノの立体感をようやく描けるようにはなったものの、まだまだ鉛筆
デッサンの量も少なくてどう描いたらいいのか、「見る」とはどういうもの
なのかまだまだ分からなかった頃の作品です。2ヶ月ほど描いていてな
かなか終わりが見えなかったことを覚えています。

 今見ると、2ヶ月も掛けた作品にちっとも見えません。
 そんなものなのでしょうか。

 
     
     

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