「言葉の夢」.jpg   2002年
F50号(116.7X90.9cm)
キャンバスに油彩
   ひさびさにF50号という大きな作品。自分の日常に関連したイメージとマチエ
ールが大きな画面でどの程度持つのか実験してみたかった作品。 
 ただ単なる日本画イミテーションの域を越えるものではなく、だからどうなのと
自分でも思った。やはり、単にデザイン的なものが自分の求めているものでは
なく、色彩分割の要素がどうしても欲しいみたいだ、と感じた。そして彫塑的立
体感覚も。
 卒制への退路が断たれて、だんだん方向性が定まってきた。
 その時はそう思わなかったけど、今見ると、そう分析できる。
 
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