木星 2005年

ほぼ一ヶ月ぶりの木星像です。
この日は気流はよく落ち着いていたので、眼視で見ていると、フェストーンの様子などが見えて見応えがありました。しかし透明度がかなり悪かったので、画像はコントラストが低いものとなってしまいました。
この画像では、偶然にも３月31日とほぼ同じ面が写っています。見比べると、木星面の変化の様子が見て取れます。
※左端の星は木星の衛星イオです。

時折生じるよい気流に恵まれて、木星面の細かい部分まで見ることができました。この写真もその時を見て撮影したものです。
下の19日の写真とほぼ同じ面を写していますので、木星面の移り変わりを見ることができます。こちらの写真では、北赤道縞に大きな乱れが発生しており、表面模様が変化していることがわかります。

久しぶりの木星像です。
この日はとてもシーイングがよく、揺らぎのほとんどない木星を見ることができました。眼視で見ても、端から回ってくる大赤斑の様子がよくわかりました。
ただ残念なことは、22時頃から薄雲が張り出し強拡大できなかったことです。次の条件のよい日に期待したいですね。

今シーズン初めて撮影した木星です。
思ったより気流がよく、赤道縞がクッキリと見えました。大赤斑が見えないのは残念でしたが、少しの間観望を楽しむことができました。
早起きは辛いですが、また時間に余裕ができたら観望したい木星です。