2 誰と行こう? |
![]() |
||||
|
|||||
旅はパートナーで決まるといっても過言ではありません。 サークルの友人、会社の同僚、恋人、家族などなど。 同じ場所に行ってもそこに一緒にいた人が変わるとまったくその旅も違ったものになるもんです。 旅に出ると日常の解放感か仲間内で皮をかぶっていたのか、 急に暴走する人(^^)もいるかもしれません。それはそれで楽しみましょう。 なんせ、その人の意外な一面を見ることができるのも旅の面白さのひとつだと思います。 さて、ここで「俺(私)は一人旅!」という方です。 僕自身、初めての海外旅行が大学4回生のときの中国への一人旅でした。 そのときはずっと一人で回るもんだと思ってたんです。 計画していたときもそのつもりやったんですね。意志が強い方は貫徹できるでしょう。 しかし、薄弱な僕にはできませんでした。(^^)まず、海外一泊目が香港でした。 もちろん、宿も予約してません。初の外国に舞い上がりつつ、 バックパックを背負って香港の目抜き通りを歩いていました。 当時はまだまだ使えた「歩き方・中国編」を持ちながら どこにあるやらさっぱりわからない宿を住所のみを頼りに探してました。 果てしなく話せない英語を使い住所を見せ、道行く人に声をかけて聞くごとに近づいている気がしました。 小一時間ほどでようやく到着。そこは雑居ビルで階下からは 精肉の匂いが立ち込めてる香港らしいといえば香港らしい安宿でした。 当時のレートで素泊まりドミトリー(大部屋にベッドだけがある。そ こは12畳くらいの部屋に2段ベットが10個。20人泊まれます。)で1000円でしょうか。 しかも、満員。断られるかと思いきや、補助ベットらしいのが出てきました。 で、ようやく座ることができました。 そして、その夜から僕はその部屋の住人(?)になったのですが、 日本人ばかりということもあって飲めや歌えやのドンちゃん騒ぎになりました(^^) かくして孤独を楽しむまでもなく、香港の夜は更けて行ったのです。 一人旅とは言え、最初から最後まで一人というケースはほとんどないと思います。 海外には日本人が自分が思っている以上に多く、 特に「歩き方」に乗っているある程度メジャーな町のページで 安宿リストの上のほうに載っている宿にはかなりの確率で故郷でよく見た あのなつかしい日本人(^^)がいることでしょう。 向こうも話しかけられるのを待っている人が多いので、こちらから話しかけましょうね。 美味い食堂や他の町の情報が聞けると思います。仲良くなったら部屋をシェアしちゃいましょう。 (でも、よく人柄を見てね。女の子は悪の手から狙われやすいので気をつけましょう! ここは日本ではありません。)海外は1人でも2人でも部屋代は変わらないところが多いので 部屋代は半分、飯代もおかずを一緒につっついたりなんかすると割安になります。 なによりも言葉が通じる友達はかけがえないと思います。 旅のルートが似ているのなら一緒に行っても面白いかもしれませんね。 安宿や旅行者が集まるレストラン・カフェで知り合って そこから何ヶ月も一緒に旅をするようになったことも何度かあります。 それが欧米人やアジアのバックパッカーだったり。 一人で行っても海外で友達はたくさんできるから、 しかもアジアを回っている人は濃いキャラクターが多いので楽しめます(^^) ![]() 説明不要なほど超有名な旅の本。6巻ある中でも僕はこの第一巻が一番好きです。 シリーズで最もアツイ本ですよ^^ 僕が旅立ったときはこの本を読んでなかったのですが、後に旅から帰ってきて 読み直したときに、香港の熱気が甦ってきました。著者の沢木さんが泊まった重慶大厦(チョンキンマンション)の 雑然さは今でも目に浮かびます。初海外旅行初一人旅初香港の日の昼飯に重慶大厦2Fの ネパールファーストフードでカレーを食べました。宿で出会った日本人に 「香港に来たらカレーやで^^」と言われたのを覚えています。確かにインド・ネパール人多いからね。 |
|||||
PHOTO:香港・九龍半島上海街 | |||||
|
|||||
![]() |
|||||
Copyright (C) 2001 ASIAZACCA. All Rights Reserved.(禁転用) |