犬鳴山考察
トンネルの位置関係





●関西心霊スポットの中でも有名な犬鳴山。犬鳴山には新トンネルとされる「池田隧道」、旧トンネルとされる「犬鳴隧道」の二つがある。

●この二つはしばしば混同されてしまったり、旧トンネルが見つからない等の問題があった。よってここに詳細地図を表示、少し掘り下げて当心霊スポットを説明してゆく。以下は犬鳴山周辺の地図である。


★池田隧道北側から犬鳴山を目指した場合、普通は此処を通ることになるだろう。直線で長いトンネルだがトンネルを抜けるとすぐにカーブがある。このカーブをなぜか直線と見間違えた事故がよく起きると言われている。
★犬鳴隧道地方道62号線(通称「泉佐野打田線」)を南下、「一土庄橋」のバス停のある橋を左に曲がりしばらく進むと現れる、通称「旧トンネル」。少女現象、女性の霊、少年の霊等の噂がある。現在は舗装されている。
★永楽ダム詳細はこちら。このダムの北に皆殺しの館がある。



●犬鳴隧道が旧トンネルであるとはいえ、なぜ発見が困難だったかというと、上の地図に示したオレンジ色の道は、 林道であるため大まかな地図や、少し古い地図等には全く載っていない道であったからだ。カーナビゲーション搭載の車ならば、一発で発見出来るのだろうが、深夜暗くて見通しの悪い山道で地図で犬鳴隧道を発見するのは極めて困難であるといえよう。

●犬鳴隧道は昔はろくに舗装されていないトンネルで、現在のような電灯設備等は一切存在せず、そのため夜に行くと真っ暗闇のトンネルであった。そもそもこの林道は「七宝滝寺」という犬鳴山の修験寺であるため、各所に霊的スポットが存在する。行者の滝や弁天の滝等名滝の数々、義犬の墓等がそれである。もし霊が存在しているとしたら、ここ付近に集まっていても不思議ではないわけである。

●また、こうやって地図を見れば解るように、永楽ダム、皆殺しの館等の心霊スポットが非常に近い位置に存在する。これらのスポットの霊的な裏付けもこの犬鳴山という霊場から来ているのだろうか。