4 「だって、あれだけ愛を囁いてもイルカ先生ったらつれないんですもん。オレがどれだけ本気かちょっと 思い知らせてやらないと…ってね。その薬結構強いんですけどイルカ先生まだしゃべれるなんてすごいですよ。 楽しめそうでゾクゾクしますね。大丈夫、ヨクしてあげますよ。」 「…何が大丈夫、だ。この最低上忍…!」 必死に言い募るイルカを横目にカカシはにいっと意地が悪そうに笑った。 「上忍にそんな口を利くなんて許せないなあ。」 そう言いながら、容赦なく不自由な体で必死に抵抗するイルカの衣服を剥いでいく。 「あんた今まで薬の試験体をやってたってことは、こういった媚薬の類も飲んでたわけでしょ。どうやって快楽 を鎮めてたわけ?」 誰かとヤってたんならすごくムカつくんだけど。そう言うとカカシはイルカに口付ける。イルカの舌を求めて彷徨う カカシの舌が、イルカの口腔を犯してゆく。 「ん…ふ、んぅ…」 慣れない口付けに呼吸を乱され、苦しそうなイルカを解放したカカシの唇が首筋を辿る。 「う…っやぁ、あ…っ」 思わず声を上げてしまい、イルカは赤面した。自分の声とは思えないくらい濡れた声が室内に響く。薬の効果なのか、 徐々に快感が神経を侵し始める。 焦るイルカとは反対にカカシはひどく嬉しそうに、楽しそうにイルカの胸の尖りへ舌を這わした。思わずイルカが 反応する。 「ぃあ…っ、ぁっ…、やぁっ」 胸と同時に中心も弄られ、イルカは嬌声を上げる。今まで何とか耐えてきた理性も崩れ落ちていく。 「イルカ先生、イイ声してますね…もっと声を聞かせて?」 薬のせいで快感も増幅しているのか、イルカの体はカカシに与えられた愛撫を素直に享受しはじめた。 「…もぅ…イきそ…んんっ」 「いいよ、イっても。」 カカシが優しく囁き、イルカの昂ぶりを強く扱くと、息も絶え絶えにイルカが喘ぎ、体を痙攣させて白濁を放った。 ぐったりと弛緩する体を横たえたイルカの頬は上気し、理性よりも快楽の本能が見え隠れする黒い眼は、カカシの 劣情を煽る。 カカシはイルカの放った白濁を指に絡ませ、後孔に長い指を滑らせた。驚いたイルカの背がのけぞる。一瞬、イルカの 背の傷がちらりと見えた。 「あ、なっ…いやぁっ、んんっ!」 「だーいじょうぶ。すぐに気持ちヨクなるから。」 イルカの敏感なところを探しながら、カカシはとろけそうな笑みを閃かせた。 ――もっと、乱れたアンタを見てみたい。 |