コンサルタント
安全衛生の重要性
「後追い型安全管理から安全先取り型管理への飛躍」

   (安全・衛生コンサルタントができること)

 2006年の労働災害による死亡者は1,472人と過去最低になりました。しかし、労働力を提供している際にその業務によって命を失うことはあってはならないのです。労働災害は着実に減少している中で、重大災害(一時に3人以上の死傷者を伴う災害)は300件を超えており、増加しているのです。このレベルは昭和40年代のレベルなのです。死亡災害は減少しているが、重大災害は増加している。この状態がこの数年の特徴です。その影には労働形態の多様化もあります。団塊の世代の大量離職により安全衛生のノウハウが継承されなかったこともあるでしょう。労働安全衛生法には約3000もの法文があります。これらは全て、先人の尊い犠牲を繰り返さないための規制です。しかし、規制をいくら増やしても業務が多様化しており、法律が追いつかない。そこで、2006年の労働安全衛生法改正で「リスクアセスメント(危険性・有害性の評価および対策)」が示されました。リスクアセスメントは災害発生後の「後追い」的な規制ではなく、災害が発生する前に「危険の芽」を見つけ、対策することなのです。災害が発生してから対策する場合と、災害が発生する前に改善措置を行うのでは、どちらがいいと思いますか?誰が考えても「災害が発生する前に対策をする」となりますね。これこそ「安全先取り型管理」なのです。この「安全先取り」こそが「安全文化」になくてはならないものです。ではいかにして「安全先取り型管理」に変えるのか?
安全・衛生コンサルタントはそのノウハウを持っています。
「安全を第一に考える」という「安全文化」の拡大が私たちコンサルタントの願いです。

そのために、皆様の企業の安全衛生業務のお手伝いをするが私たちの使命だと考えています。

                                          ご安全に