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Let's try!(体験記いろいろ) |
盗難パスポートの再申請 不親切と親切のはざまで・・・・ |
体験時期 | 2002年10月末 | 2003/1/17 write |
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7月の末に泥棒に入られ、金銀財宝(?)いろいろなものを盗んで行ったが 私の最大の被害は、大事な3Pのひとつ「パスポート」を盗まれたので、 「週末にちょっと韓国にでも!」ってわけに行かない状況に陥ってました。←かなり見栄をはっている(-_-;) しかもお正月のオーストラリア、12月のスペインと予定は迫るし ジリジリとした日々を過ごしておりました。 「そんじゃ、さっさと再申請に行けば〜!」とお思いでしょうが、 結果がでるまでは身動きができない状態。 そして10月半ばに「シロ」判定をもらったので、やっと再申請を行うことになりました。 めったに、このようなことになる人はいないと思いますが、 事前の電話問い合わせや、HP等の情報を参考にしたのにもかかわらず、 ドタバタになってしまったので、 そのうっぷんを晴らすために、書いてみることにした次第です。 |
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■盗難にあったパスポートは・・・ 10年旅券で6年目、あと4年残っていた。 カード関係は悪用を防ぐため、STOPするのはご存知かと思うが パスポートの場合はどうなるのかというのを調べるとこから始まった。 盗られてすぐ、パスポートのことをネットで調べたが、 盗難にあった後の再申請の方法と海外で盗難にあった場合のサイトがほとんど。 仕方なく申請所に電話してみる。 MIO「空き巣に入られてパスポートを盗まれたんですが、手続きはどうしたらいいんでしょうか?」 担当「警察に届けてください。」 MIO「空き巣の現場検証の時に盗難品として届けてあります。」 担当「そうですか。ではそれで結構です。」 MIO「悪用とかされないように、使用を止めていただくとかの手続きは?」 担当「ありません。」 MIO「じゃあ万が一悪用されたらどうなるんでしょうか?」 担当「盗難の届が出ているので、届が出た後に使用された場合は あなたに責任がかかることはありません。 MIO「そうですか・・・」 イマイチ心配で腑に落ちないとこもあったが、それがルールなので仕方ない。 再申請して新パスポートが発行されたら、自動的に効力を失うという段取り(?)のようだ。 |
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■申請の事前準備・・・ パスポートは有効期限があるので、旅行に行くギリギリに取ったほうがいいと言うのは常識である。 しかし申請できる場所や時間が限られているので、準備はぬかりなく行いたい。 大阪府の場合、申請が4時半までである。 普通のOLが勤務時間中に申請に行くのは無理である。 有休を取るか、フレックスで対応かというところ。 こんなことで有休はもったいないし、フレックスを挽回できるほど残業もしてないし。 思案していると、都合よく出張の予定が入った。 しかし、スケジュールの都合で滑り込めるのは4時ごろ。 準備物にモレやミスがあれば再度トライしなければならない。 万全の準備態勢で望むべく、「プロジェクトP(パスポート)」の挑戦が始まった。 ♪風の中のすばる砂の中の銀河皆んな何処へ行った見送られることもなく 草原のペガサス街角のヴィーナス皆んな何処へ行った 見守られることもなく 思わず熱唱してしまいましたが、このへんでやめておきましょうかね(-_-;) まず申請書を書く手間を省かなければならない。よって申請書の事前取得は絶対条件である。 普通の申請書は駅前の「市民センター」で入手可能なため電話をしてみるが、「盗難」の場合の申請書は「パスポートセンター(大阪府は3箇所)」しか置いていないとのこと。 http://www.pref.osaka.jp/j_mado/j_mado3.html 会社と自宅の間には無い。天王寺(分署)を通って帰る友人がいるため申請書を依頼した。 翌日 友人「もらえへんかった。」 MIO「え!なんで?!」 友人A「だいぶ粘ったんやけど、本人かって聞かれて、代理ですって答えたら 『本人しか発行できない』ってさ。」 MIO「え〜!!なんで?」 友人A「さぁ、理由はわからんけど、盗難の場合の申請は本人しかできひんから 申請の時来て書けばいいからってさ、腹立つぅ〜(-_-メ)」 MIO「時間がないから、事前に書いときたいのに!なんと融通のきかんやっちゃ!」 と言うことで翌日また別の友人に私に成りすましてもらい、再チャレンジしてもらった。 夜電話がかかってきた。 友人B「やっぱ、本人じゃないとあかんってさ。」 MIO「なりすましでも?」 友人B「発行に証明書がいるからって。」 ここでやっと理由がわかった。 むやみに再発給しては犯罪に使われる恐れもあるので申請用紙の発行から、登録して行うようだ。 よって、盗難届のNOや生年月日や本籍等の口頭本人確認と 申請書発行の申請用紙の記入が必要。それにモチロン本人の証明書も必要である。 しかたなく一発本番で再申請に挑戦することになった。 フォームくらい見せてくれていいじゃんね〜!! http://www.pref.miyagi.jp/kokusai/passport/saihakyu.htm |
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■申請に挑む・・・ 出張当日、申請当日。 出張先での雑談が延びて、滑り込み見込み時間が4時15分となった。 大阪にお住まいの人はわかると思うが、パスポートセンター本所は天満橋の官庁街の中にある。 天満橋駅から緩やかな上り坂で20分くらいかかるところを地上の星を歌いながら7分で走りきった。 あ〜健康でよかった。ヒールの底が減ったかもしれないが・・・。 息も荒いまま、盗難による再申請を告げると別カウンターで手続きするように案内を受けた。 6年ぶりの申請であったが、明らかにCSの向上を感じた。 担当「4時半までに入っていただければ、受け付けしますので ゆっくり書いていただければいいですよ。」 う〜ん。一般企業なら当たり前のことであるが、お役所なので妙に感動した。 本人確認の後、用紙をもらい2枚に同じことを記入する。 一般申請は規制緩和により1枚でよくなったが、 再発給は2枚いる。しかもコピーではダメのようだ・・・。 感動したのもつかの間、 担当「盗難にあった方には誠に申し訳ないんですが、 裏面に顛末書を書いていただかないといけないんです・・・」 MIO「盗難届の番号を書けばいいんでしょうか?」 担当「いえ、見本をお渡ししますので、アレンジして書いていただきたいのですが。」 MIO「この、最後の方に書いてある、詫び文も書くんでしょうか?」 担当「はい、すみませんね。」 MIO「盗難にあった被害者なのに!」 担当「はい・・・」 クレームを言われる窓口担当者の苦労がわかるのでそれ以上はグッとこらえた。
なんとか無事申請完了。発給は約2週間後。 |
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■いよいよ発給・・・ 指定期日がきたので、パスポートをもらいに行く。 発給は19時までなので、会社あがりでも間に合う。 はがきと引換書と証紙代12000円。 空いていたので5分足らずで手続きが完了して、無事パスポートが手に入った。 写真や、NOを確認していると・・・・!!!! MIO「ぼったくりや〜\(◎o◎)/」 なんと再発給と言うだけあって 発給日から10年ではなく、盗難前分と同じ有効期限までしかない! したがって後4年で切れる・・・。 やられました〜(*_*)。 文句を言う先もないので、ここ(サイト)で愚痴っときます。 |
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■防犯について・・・ こんなまとめでどうかと思いますが、再発給は面倒で、お金と手間もかかります。 よって、顛末書に書いたように管理を強化して「泥棒さんが見つけにくく、 自分が忘れないって場所」に隠しておくのがいいと思います。 お奨めとして
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■前略お役所さま・・・ ●クレームもしくは愚痴(-_-メ)・・・まだまた甘いお役所仕事 ■ HPにもう少し解りやすく掲載しやがれ! ■ 最初に聞きに行ったときに、もっとちゃんと説明できるように教育しろ! ■ 本当のCS向上を図るなら、受付時間を延長しろ〜! ■ 申請書は1枚書いて、もう1枚はコピーでいいじゃん! ■ 見本を出してまで書かせる顛末書なんて愚の骨頂。 書いてどんな意味と効力があるのか考えてんのか! ■ クレームがいっぱい来て、窓口担当はきっと不満に思ってるだろうが すぐに手続きが変えられない体制がどうかと思うんだが? ■ 本当に必要ならば、クレームに対して納得できる回答を準備 させるべきだ!! ■ 再発給、値段はいっちょまえなのに、当初の期限までなんて納得いかん!!! 経過年数ごとの値段にしやがれ。 ■ 分署をもう少し増やしてくれ! ●よかったこと(●^o^●) ●写真が気に入らなかったのが変えられた(^o^)丿 |
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空き巣に入られた体験談はこちら → GO END |
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