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Let's try!(体験記いろいろ) |
泥 棒 泥棒にはいられちゃったんだよ〜!! |
体験時期 | 2000年7月某日 | 2002/8/14 write |
泥棒被害速報 | |||||||
2002.7.某日 | 20:50 | 自宅のある駅に着くと携帯に着信履歴があった。 父からだったので、夕食の件だと思って伝言メモを聞くと 「もしもし、お父さんです。家が泥棒にはいられました。家中めちゃくちゃにされてます。 MIOの部屋も荒されてます。すぐ帰ってきてください。」 え、ええ〜!!何!!その「夕飯食べて帰るよ」と同じような 軽いテンションでの伝言は。もっと緊迫しろよ、父!! とにかく、チャリを飛ばして自宅へ。 「私の3Pだけは無事でありますように!!」 |
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21:00 | 自宅着。 刑事さん2人とおまわりさん2人で現場検証中。 父の言った通り、自宅はまさに散乱状態。 全ての引き出しから中身がほりだされており足の踏み場もなかった。 |
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〜22:00 | 約30分かけて自室の盗難物の確認。 まあまあの信心ぶりに応じて、神様はふたつだけ願いを聞いてくれました。 3Pとは・・・
刑事さんに報告。現場検証や写真撮影。 |
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翌日 | 〜0:00 | 父、母、私と再度事情聴取と指紋採取など。 しかし刑事は無能であった。(8/1の日想参照) |
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〜2:00 | 夕食(?)と片付けとぼんやり。 | ||||||
7:00 | 起床。 | ||||||
7:30 | おまわりさんが来て、被害届等に押印。 | ||||||
9:00〜 | 父母実印の廃止届をしに市役所へ。 私はカード会社等に電話攻撃、カードの差し止め等に奔走。 |
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翌日 | 「住宅総合保険」と言うのに入っており、盗難でもいくらか保険が出ることが判明。 |
侵入経路 |
掃きだし口の窓の鍵部分に直径2センチほどの穴を工具で開け侵入。 そこは植木と塀があり、中に入ると外部から見えにくい場所。 セオリー通りの場所から侵入された。
よって木は即伐採決定!! 「やっぱ塩をまいて切らなあかん!」と言って、 連日塩を買って帰るのを忘れる父であった(-_-;)。 【後日談】 その後無事伐採完了しました。 もうこれで我が家に死角はない!!!・・・と思う。 |
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被害状況 |
全室荒らされていた。 空き巣の場合、通常1〜2部屋しか荒さないが、全室荒らされていたので、 事前に下見をして長時間帰らないことを把握していたのだろうとのこと。 荒された範囲が広くて、調書(?)のスペースが足りなくなってしまった。 若いおまわりさんは「こんだけたくさん書くのははじめてです。」 と興奮気味に言っていた。 たいした家でもないのに、怨恨かしら?と疑ってしまたくらい・・・。 今後も狙われる可能性があるとのことで セコムに留守をお願いすることに決定!! 誰がそのお金を払うかでもめてますが・・・(-_-;) 【後日談】 しかし長島さんの事件があったので「どうしよう」と言う事になったのですが やはり「セコム」にしました。 |
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被害品 |
洋服(使用済み下着含む)、ブランドバッグ、食料品、化粧品等は触った形跡なし。 主に紙類を物色していた様子。 権利書類、有価証券、保険証券等はすべて無事。
いたってゲンキン主義の泥棒だったようだ。 うちは預金通帳は各自が持っていたので助かった。 おそらく通帳を探して、あそこまで執拗に荒らしたのではないかと思われる。 それと私と母のブランドバッグはすべて無事だった。 それがやられていたら泣いていたかもしれない。 しょうもない貴金属を盗って行って、高価なバッグを置いていくとは・・・。 やっぱバッグは嵩が高いからかな? 刑事さんに「冷蔵庫を見てください」と言われたが冷蔵庫は無事。 トイレのドアが開いていたのが気味悪い。トイレを使ったのか? 「捕まらないおまじないでうんこする」って聞いたことあるけど・・・。 よってゲンキンはおかない。保険で下りるのが20万円までなので ひとり6万円まで置いてよいこととする!! と言っても私は1万円程度しか盗られてませんが・・・ 父母、あんたらが置きすぎなんだよ(−−〆)。 【後日談】 「今は気が動転してるので、思い出したら届けてください」 とおまわりさんが言ってた様に、ほんと覚えてないもんですよね。 後から「あれもない、これもない!!」って言い出しました。 でも金額的にはたいしたことはないし、再度届けるのも面倒なので そのままにしてますが・・・。 よく考えると身の回りで別に無くなっても困らないものや使ってないもの は山のようにあって、無駄な消費をしているなと反省しています。 これからはもっとシンプルに生きて行こうかと思ったりして・・・。 |
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被害後 の 初出社 |
当然、会社でしゃべりまくり。 同じ話を何回したことか。 でもだんだんストーリーが出来ていくのが怖いわ(笑)。 決して嘘は言ってないんだけど、うけたり、妙に興味を示すところ がわかってくると、そこを強調したりしてね(笑)。 みんなが一番興味を示したのは 刑事は最初「この偉そうな変なおっさんはいったい誰じゃ!!」 と疑う位、趣味の悪い私服だったこと。 ※テレビのように刑事はスーツで現れるのではない。 しかも偉そうなだけで、侵入口の掃きだし窓に開けられた1センチの穴を 見つけられずに、 「奥さん(母)の玄関の鍵の閉め忘れじゃないですか?」 等と疑っていたこと。 しかも母が何度か「カーテンがおかしいような気がする」と言うのを 無視して、その窓を背に事情聴取をしていた。 そのまま帰えちゃって、後で母がカーテンをめくったら穴が開いていた。 (あちこち触ってはいけないと注意を受けていたので。) 最後まで残ってたおまわりさんが 「あいつら奥さんの事疑って、口だけ偉そうで、 肝心なとこも捜査せんと!ムカツクな〜!!」 と怒ってた。 電話をかけたのか刑事は戻ってきた。が、謝らなかった。 一番受けたのはモチロン、「パ○○」の話。 |
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父の落ち込み の原因 |
父は最初、自分の被害額は財布の中身の多少のお金だけと思っていた。 なので結構元気にしていたのだが、散乱した部屋を片付けていて 母がある紙袋を発見。 母「この中身はさっき届けてなかったけど、もう使ってなかってんな?」 と聞いたところ、 父「なんやその袋。俺は見たことないで、知らん!!」 母「知らんって私のちゃうし、お父さんしかないやん。」 父「何がはいっててん。」 母「現金やで。」 父「え・・・!!で、なんぼくらい入ってたんや。」 母「さあ、わからんけど○○万円くらいはあったんちゃう。」 父「\(◎o◎)/!○○万円!!いつからあったんや!」 母「さ〜!!何年も前からあったで。」 父「最後に見たんはいつや!!」 母「うーん。6ヶ月位前かな。」 父「なんで言わへんねん!!」 母「そんなん、お父さんのへそくりかと思って。」 結局父は紙袋のことは全く思い出さないのに、 盗られたと言う事実だけは認識し、どっと落ち込んだのであった。 MIO「覚えてないんやったら無かったと思い〜や。あきらめ。」 この言葉を受け入れるまで3日。 その後フィットネスに入会したりして元気になった。 ふっきれたのかヤケクソなのかは定かではないが・・・(-_-;)。 私と母も 「気づかんお金やったら、勝手に使ったらよかったな。」 と、今後は1ヶ月以上放置金はとっとと使うことに方針決定。
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後日談など |
「公庫」の火災保険からも保険がでるって\(^o^)/ 窓ガラスの修理代と玄関の鍵の交換代もでるって\(^o^)/。 盗難保険も現金以外もでるらしい\(^o^)/。 そりゃ元気もでるわな(笑)。 これでイナバ一家の心の傷も多少は癒えたのであった。 しかも会社の人や、友人達も防犯意識が高まったようで、それでよしとしましょう。 みなさんも泥棒に限らず、危機管理に力を入れてくださいね。 |
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END |