昨年来コロナによるパンデミックが心配されていたが、北海道では感染もなく、手洗いアルコール消毒を徹底すれば大丈夫と、
既に予約し旅費も振り込んでいたので二度目となる冬の釧路5日間に参加した。
阪急トラピックス主催の長期滞在の冬期版である。伊丹発着で釧路空港利用、蝦夷フクロウや丹頂の写真撮影会、釧路川カヌー体験、
流氷船オーロラ号乗船など2日間の観光付きなので結構お得感がある。
冬期釧路5日間に参加したのは二度目である。2017年の冬の釧路では、運がなく網走での流氷に出会えなかったので、
今回こそ流氷に出会いたい想いがあってのことである。また前回とは違い釧路川でのカヌー体験もあった。
2日目待ちに待った流氷をみる旅が始まった。まずは、途中で鶴来村丹頂牧場による。雪原に舞う丹頂を満喫する。前回の旅で出会った丹頂おじさんに会えるのを楽しみにしていたが、残念ながら体調が悪く会うことが出来なかった。 今日は風向きも良く流氷は見えそうだとのアナウンスが網走に向かって雪道を走るバスに流れる。やったーと内心思い、 心も浮き浮きしてくる。オーロラ号は観光客で満杯である。一号艇に続いて、二号艇も出港するとのアナウンスがあった。 乗り込んだオーロラ1号はデッキは立錐の余地がないほど混んでいる。日本人ばかりではない、 洋の東西を問わないインバウンド客が日本人観光客を上回るぐらいいる。港を出て、 流氷の中に入るや一斉にカメラを皆が向け大騒ぎである。大きな流氷の塊にびっくりする。 海一面流氷が覆っているこれらが遠くロシヤから流れ着いたとは信じがたい。 流氷とともにアザラシやオジロワシなども舞っている。大満足であった。
前回の旅では、流氷と同じくフクロウを撮ることは叶わなかった。奇跡的?ラッキーである。流氷に続いてフクロウも撮ることが出来た。旅に参加して良かったと再び確認した。
釧路川でのカヌー体験も貴重なものでした。そもそもカヌー乗船自体が初体験である。雪の舞う中でのカヌー乗船は一層感動的である。お勧めの旅「冬の釧路5日間」である。
ラッキーは続かない。自由行動日にこの日、昼食を食べようと外出し、店を探してキョロキョロしたとき、 歩いていた歩道が2メートル四方ほどツルツルに凍っており、片足がつるっと滑ったのである。あわや頭からの転倒のところ、 右手で地面を支えたのは良かったが、肩に激痛が走ったのである。幸骨折ではなかったが、荷物を持つことも出来ない。 トランクを宅配便にして何とか無事?京都に帰り着くことは出来たが、ラッキーは続かないとつくづく思った。