邪念入りプレイ記録 その12

決戦前のロッカ
進化の回廊


プレイしていて&記録していて、思うことは。
私のって…、パーティバランス、悪!!
エヴァンとティトしかまともに育ってないって…他キャラを育てるのも一苦労!
結局、最後まで悪いままデシタ…。



決戦前のロッカ
エスカーレに行く前に。
ロッカで雑談。

食堂で。
ルティナ、珍しく一番前にいるなぁ。
「クァン・リーに…ヤツに立ち向かうつもりか?」
「決まってんだろ!このままやられっぱなしでいいのかよ?すぐにとって返してやっつけてやるさ!」
「ヤツの強さは半端なものではないぞ。勝てると思うか…クァン・リーに?」
あれ?やっぱりルティナは慎重?いやいや…
「決まってるだろ!勝つさ!アイツのゆがんだ理想なんざクソくらえだ!くだらない押しつけに負けてたまるかよ!それより…ルティナ、あんただってそう思ってんだろ?なに当たり前のことを聞いてんだよ?」
「ふっ『あたりまえ』か…。確かにそうだな。もちろんあたしも同じ気持ちだ!クァン・リーには絶対に勝つさ!人間の未来は人間が決める。造られた存在などに好きにされてたまるものか。この戦い…負けるわけにはいかない!」

ジェイドさん、相変わらず?
「ぬぅ、クァン・リーめ、人間を石ころと同じに考えるバケモノめ!なにが障害だ…なにが排除だ!」
「まったくだぜ。あのやろうときたらなんてことを言いやがるんだ!…ジェイド、珍しく意見が合ったな!」
ホントに珍しく…。
「奴め、アルカダとノーチスをひとまとめにしてしまおうとは何事だ。想像しただけでムシズが走るわ!」
わっはっは、やっぱりね。呆れ顔のエヴァン。
「やれやれ、まだそんなことを言ってんのかぁ?こんなときまでそんなことを言い出すのって、あんたぐらいだぞ?」
「う、うるさい!そうしたことも我らが人間だからなのだ。おまえだってそう言っていたではないか!」
ああ、ゴメンゴメン。確かにそうだね。
「私はまだノーチス人には不満がある。しかし、いつかは理解できるとも思っている。その先の未来を取り上げられるわけにはいかん!さあ、エヴァン、さっさとエスカーレに行こう!早くあのクァン・リーを倒さねばならん!あのような非常識な者に、いいようにされてたまるか!」

ブランドル、なんか考えてる?
「おお、エヴァン。クロイツ…中佐の様子はどうだ?」
「ああ、クロイツだったら、命に別状はないだろうし…心配することは何もないだろうさ」
「クァン・リーってのは厄介なバケモンだな。また人間をタテに使われたら、手も足も出ねぇぜ…どうするよ?」
どうするよ…ってなぁ。
「…そんなうまい考えなんかねえよ!でもあいつは危険なんだ。なにがなんでもやるっきゃねえだろ?」
「がはははっそうだな、やるっきゃねえよな!これまでだってそうやって生き残ってきたんだ。今度だって、なんとかなんだろ!…そんじゃさっさとエスカーレに行こうぜ。究極生命だかなんだか知らねえが、あんなコゾウに好き勝手されてたまるかよ!」

カーマイン姐さん、前みたいな気弱じゃありません。
「んー、さすがにもう退屈なんて言ってらんないわね。さて、気合入れて行きましょ!」
「おう!タップリ気合入れてくれよ!なんたって、これが最終決戦なんだからな!」
最終…に引っかかるカーマイン。
「最終決戦ね…。聞いた話だけどさ、これまでの遺跡にまたモンスターが集まりだしてるみたいよ」
「遺跡って…これまで精霊暴走を止めて来た遺跡のことか?ひょっとして、星辰の門の中も…?」
「そうみたいよ!それも今までより強力なヤツがいるらしいわ。ねえ…なんかイヤな感じがしない?」
「遺跡にはモンスターを呼び寄せる『なにか』がある、ってことか?」
考え込みそうなエヴァンを一喝!
「なによ、エスカーレに行くんでしょ?のんびりくつろいでる時間なんてないハズよ!早く行きましょう!」

ミャムちゃん、訴えるように言う。
「ね、エヴァン、早く行こうよ。早くあの黒い影を無くさなきゃ、エスカーレの人たちを助けなきゃ…!」
「ああ、わかってるって!クァン・リーの自分勝手をほっておくわけにはいかないからな!」
ミャム、珍しく、すごく怒ってる…。
「あたしも…クァン・リーが許せない!理想とか平和とか言うクセに、やってることは悪い王様といっしょだモン!力があるからって、使っちゃダメなの。力はそのまま使っちゃいけないの!正しく使う方法を考えなきゃいけないの!なのに、アイツ…笑って人を消そうとする。あれだったらクロイツのほうがずっといいよ。あんなの生き物でもなんでもない!」
クロイツ以下って比べるのもアレだなぁ。(笑)
「わかってるよ、ミャム。みんな同じ気持ちさ!エスカーレに行って、みんなでヤツをぶっ倒してやろうぜ!」
「あたし、クァン・リーだけは許せないの。早くエスカーレに行こ!街の人たちも早く助けてあげよーよ!」

ウルクは、何が正しいことかを考えてる。
「手加減してはならんぞ、エヴァン。見た目の幼さに惑わされてはならぬ。あれは…クァン・リーは決して人ではない!」
「もちろんわかってるさ!けっ子供なんかに化けやがって…。あれでこっちの気勢をそいだつもりかよ!」
「あのクァン・リーとやらは、古代人がこの日のために造り出したもの、ということなのであろう?…生物をひとつの生命体にして、絶対的支配者に管理させる、そしてどうなる?正しいことなどとはとうてい思えぬ!」
「古代人ってのは…きっとバカだったんだろ?究極生命だなんだって、くだらねえことにとりつかれちまってたのさ!」
「…そうかもしれんな。優れた技術は人を幸せに導くばかりとは限らないということだな。古代人と同じ過ちをくり返すわけにはいかぬ。行こうエヴァン!わしらの手で古代からの過ちを正すのだ!」

ティト坊も、今までに無くやる気。
「ティト、調子はどうだよ?エスカーレに行く気はあるか?」
「行こうよエヴァン!クァン・リーに勝てるかどうかなんてわからないけど…。それでもやらなくちゃ!人は…ううん、人間だけじゃない、動物も、それに植物だって、みんなそれぞれ自分の時間を懸命に生きてるんだ。意志を取り上げて、それで『進化』だなんて…そんなの『生き物』じゃない。…生きてるなんていえないよ!ぼくそんなのヤだよ。だから戦う…そうだよね!エヴァン!」
「ああわかってるさ、ティト。よし!クァン・リーをぶっ飛ばして『究極進化生物様』のハナを明かしてやろうぜ!」
「これは人間だけじゃない。この星のすべての生き物のための戦いなんだ。ぼく、あんなヤツになんか負けないよ!」


ロッカの村でも、みんな心配そうにしてる。

道具屋の男の子もじっとしてられない。
「遠くに見えるまっ黒い影…なんなんだよ?なんかどんどん大きくなってるぞ。アレ…ここまで来るの?来るとどうなる!?」
「大丈夫だって!すぐに消してやるさ。だからなんにも心配いらねぇぜ!」
「う、うん。オレ、兄ちゃんたちのこと、信じてるぜ。でも…」
「『でも』じゃない…。信じてくれんだろ?そう、おれたちを信じててくれよ!そうすればあの雲は消える!約束するぜ!」
うん、そう、信じていてほしい。
「わ、わかった。信じるぜ!だから兄ちゃん、ゼッタイ戻って来て、そんでいろんな話を聞かせてくれよな!」
「おう!イヤだってくらい聞かせてやるぜ。楽しみに待ってろよな!」
「オレ、まだいっぱい聞きたいことがあるんだ。兄ちゃんゼッタイ戻って来てよ、約束だかんね!」

ウェイトレスのウェンディちゃんも…。
「エ、エヴァンさん、あのあのっ大丈夫ですよね?すぐに戻ってきますよね?」
「ん?なに言ってんだよ。…当たり前だろ?そんな深刻そうな声を出さないでくれよ!」
「で、でもぉ。みなさんのお話を聞いてると、なんだかとっても危険そうで〜。あんまり無理なさらないで…」
ありがと、ウェンディちゃん。
「はは!心配してれるのはうれしいけどさ、大げさだよ。そんな大したことじゃない。すぐに片付けて、すぐに戻ってくるさ。それより、いつものヤツを言ってくれよ。ホラ!『がんばってくださいねぇ〜』って!」
「あ、は、はい。それじゃあ、あの、がんばってくださいね〜。でも…ムチャはしないでくださいよ〜」

クラッシュヘッズも演奏してくれませんっ!
チャプス
「エスカーレが大変なことになってまーす!これじゃコンサートなんかしてられませーん」
ハーラン
「エスカーレに何が起きたっていうんだ?さすがコンサートなんかをやってる場合じゃないぞ!」
スコー
「クァン・リーってやつのせいなのかよ!?エスカーレはどうなっちまうんだよ!ここも飲み込まれちまうのか…」

ジアステのおっさんは、ちょっと別テイスト。
「なんじゃなんじゃ?元気のないツラをしおってからに…」
「そうはいっても…クァン・リーの力ってのがどれほどかさっぱりわからないし…」
「おじけづくことではないだろう!自分がなさねばならぬことをするしかないのじゃ!自分の意思を確かめるのじゃ!」
自分を見失うな、と。…冒険者だね!
「自分の意思がどこに行きたいのか、何をしたいのか、はっきりさせるのじゃな!」


エスカーレへ向かうべく、管理室の扉を出る。
そこに広がる光景は…。
「あれが、エスカーレだって…。クァン・リーの理想があれなのか!?」

緑色の根っこがぐんぐん伸びる。
外見は巨大すぎるホヤ貝の大木、にょきにょき伸びる。

「広がってるのか…?」
広がってるんだ…。そして世界を覆いつくすつもりなんだ。
「クァン・リーを倒すんだ!あいつが自由な心を消しちまうのを止めるんだ!ジオゲートを使って、エスカーレの中に入る!みんな、急ぐぞ!」

ジオゲート前、地導師のおばちゃん。
「わたしたちはあなたの味方ですからね。いい?ムリは禁物だからね。危ないと思ったらすぐに戻ってらっしゃい」

エスカーレ、軍中央施設へ、直ダイブ!

エスカーレの人間は、前と同じことしか言いません。
軍研究所の、土遺跡の奥にあったヤツの前で。
「くそっ!こいつが生きていたとしても…たとえ100ぴきいてもこんな騒ぎにならない。クァン・リーめ!なんてバケモノなんだ!」

軍中央施設。
クァン・リーがハープを奏でていた所の後ろ側に、ぽっかり穴が開いててそこから入れるみたい。
緑色の糸の階段を上がって…。




「進化の回廊」
星辰の回廊と同じ、自動生成ダンジョンだね〜。おっと、ここは上にあがるんだ。

1〜4F
植物みたい…というか、細胞質とか核とか、そんなイメージだなぁ。
…レベル、低!!低すぎだヨ、エヴァン!!そこらのザコにまで手こずる始末!
いかん、レベルを上げなければ〜と思ってピンクウサギ(ラッキーミンク)狩りを…と思ったのに、威圧スキルが全然育ってなくて、逃げられる〜!あああ〜〜(泣)
ちょっと炎遺跡に寄り道して、マザーアカマクガンをやっつけて、威圧がちょびっと育ってからもう一度!
2回目1〜4Fで、やっとこ3匹ピンクウサギをやっつけて…
びよよよよよん!とエヴァンのレベルが48まで上がってビックリ!
他、カーマイン、ルティナ、ウルクも軒並み上がって、いきなりバトルが楽になる。(笑)

5F
…この階は通路だけ?緑色の壁の、長い通路。
「がんばるね、エヴァンくん…。ヒトのごとき不完全な存在だというのに、まだ抵抗を続けるというのかい?」
どこからか聞こえる声。どこから聞こえてるのかわからない。
「クァン・リーか?」
ひょっとして、エスカーレの人と同じように聞こえてるのかな?
「ここは『進化の回廊』…。その名のとおり、この世界が新たなる進化をとげるためにあるんだ。キミたちは未来へ向かって進化できるのかな?」
「なぜそんなことを考えるんだ?おれたちはこのままで充分だぞ!勝手なことをするんじゃない!!」
「始めからそう決まってたからさ!はるかな昔からね…。せいぜいがんばるといいよ。アハハハ!」
そーかいそーかい!
エヴァンたちが反抗するのも、はるかな昔から決まってたんかい!?ってついさらに反抗したりして。

6〜9F
ここのザコバトルではアイテムが豊富!
ティト、アイテムゲットだ!!盗め盗め〜〜!!
シュラタマ(スキルA修羅の魂)拾ったよぉ〜〜!早速エヴァン装備!討て討て討て〜〜〜!!
さらにカースブレードも拾って、エヴァン最強伝説!(そうなの?・笑)

10F
(ここからは引き返せない・同行者はカーマイン、ティト、ウルク)
今までのダンジョンとは雰囲気が変わる。
カプセルのような部屋の中は、まぶしい黄色系の床、闇の中を光の粒が吸い上げられるような壁面。
部屋と部屋をつなぐ通路は深紫色。光遺跡の建造物に続く通路に似てる?通路の外側は黄緑色系の空、白い光の粒がゆっくり舞い上がってる。

通路を移動していると、クァン・リーの声が聞こえる。
「ヒトの究極の幸せが訪れようとしてるのに、なぜ新たな未来を拒否しようとするんだ?まったく愚かなことなんだよ?」
「そんなこと、誰が決めた!?勝手なことを言うな!」
「ヒトが、世界が、そしてボクの父が決めたんだ!生物の道は常に進化という戦いの連続だとね!」
父?作った古代人のことかな?
じゃあ、この回廊を通ってるエヴァンたちも進化してるってことかぃ!?
「ならおまえを倒してやるだけだ!待ってろよ、クァン・リー!」

11〜12F
宝箱が多いなぁ。回復・補助アイテムばっかり出るけど。(笑)
バトルはちょっと余裕でてきたかも?(いや、そんなコトないかも…)

13F
また長い通路。途中ちょっと広くなった場所がある。
そこでまたクァン・リーの声。
「ヒトがここまで来るとは思ってなかったよ。なぜキミはボクの祝福を受け入れない?やはり単純に愚かだからなのかな?」
「ここにはおれの大切なものが無いからだ!怖じ気づいてるのか!?いいからかかって来たらどうだ!」
うおっ!挑発するか、エヴァン!?
「ボクに…究極の存在に向かって…なんてことを!!…キミはウザイんだよ。その言葉!ボクは許さない!!」
ほーら、怒ったじゃん…。

14〜15F
またザコがちょっと強くなる。
相変わらず、宝箱は豊富…アイテムはショボいけど。(笑) そろそろ終点かな?SP貯めておこう。


エヴァンの大切なもの、大切にしたいもの。
エスカーレの人たちの…
科学士官の、クァン・リーを徹底的に研究したい!と思う心。
失業者の家の子の、牧場への引越しを楽しみにしてる心。
ひなたぼっこにじーちゃんの、愚痴を言ったり、ばーちゃんのそれを楽しく聞いてたりする心。
市場のおばちゃんの、めげない商売魂とか。
漁師のおっさんの、精霊暴走にも軍隊にも負けない漁師魂とか。
それから、ディーネの、夢をかなえようと努力するうちに人々がまとまってゆく…それが平和につながると言った、本当の皆が望む平和とか。

そういうのと同じ。






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