邪念入りプレイ記録 その8

ノーチス軍施設侵入
「闇遺跡」


ここら辺から、会話記録が増えますなぁ。
ウカツにツッコむと雰囲気壊すので、適度に…。(意味わかんねぇ)
ゲーム中のバトル音楽が現在までで4種類です。
Combat1 先制攻撃・通常バトル。おぅっ蹴散らしてやるぜっという雰囲気か。
Combat2 不意打ちバトル。イヤーンな状態から始まる。
Combat3 ボス戦その1。テメェを潰さなきゃ進めないんだよ!ってか。
Combat4 ボス戦その2。バトルしなきゃならないんですか!?って雰囲気ですか?
毒遺跡のボスはCombat4でした。カコイイ〜♪
個人的に…Combat3も大好きです。イキオイが。



ノーチス軍施設侵入
エスカーレ行き列車に乗る為にプラットホームに向かうと。
「エヴァン!」 後ろからルティナに呼び止められる。
「エスカーレに行くんだろ?あたしも連れてってよ」
「おいおい、警戒が厳重な軍の中央施設に何が隠されているのか探りに行こうって言うんだぞ?どれだけ危険なのか解ってるのかよ?」
そこにアンタひとりで乗り込む気かよ!(笑)
「そういう時の方が役に立つよ。おまえが信じてくれた分は働かせてもらう。」
おぅそうか!アルカダ隠密部隊だもんね。
「解った。だけど目立たないようにしてくれよ」
「まかせて!オマエには借りがあるんだ。ここで返させてもらうよ」
頷くエヴァン。
二人、列車でエスカーレへ向かいます〜〜

エスカーレの駅に降り立った二人。
「簡単に軍の施設に入り込める方法があるなんて、とても信じられないな…」
「下町側の軍施設入り口ならうまく潜り込める方法があるんだ。きっとうまくいくさ!」

この前とは違う女の子を連れてて「モテるわねー」とか言われちゃうエヴァン。
「カワイイっていうんじゃなくて、クールなイメージってヤツ?」
ひなたぼっこのじーちゃんばーちゃんと会話したルティナがエスカーレに吹く風に気付いて言う。
「いい場所だな、ここは。年老いてもこんなところで暮らしていられたら、それも悪い一生ではないのだろうな」
あちこちでルティナがカワイイとか言われるんだけども、本人は良く言われるコトに慣れてないのですヨ。

さかな屋のおばちゃんが「最近夢見が悪い」という。
「子供時代の夢だったかな?そのおかげで眠れないだけ」…おばちゃん、子供もいるんだし。無理しないでね。
漁師さんの話。
「最近ノーチス軍のやつらはこの辺には来ていない。漁をやめさせるのはあきらめたらしい」
そうじゃなくて。ノーチス軍はおっちゃんらが恐いんじゃなくて、それどころじゃないんだ。
タル酒屋の客引きにタルガールにならない?と誘われたルティナ。
「あたしに普通の仕事をさせてくれるのか?」って…。普通の仕事に憧れてるのかな。
タルガールのことは何にも知らないんだけども。知ってたらそうは言わないだろうけど…。まあいいか。
タル酒屋のお客のおじいちゃん、「どうしても50年前のことを思い出せない」と言う。気になるなぁ。
失業者のおっちゃんは牧場で仕事が見つかって引越しで忙しいらしい。でもまだ列車が動いてないからエスカーレから動けない。

高原地区の子供は…ますます気になることを言う。
「…ごめんね、お兄ちゃん。ボク、ともだちとお話ししてるから。だからジャマしないでよね」
やっぱり子供の周りには誰もいない。エヴァンはちゃんと相手してあげます。
「そりゃ悪かったけど、友達なんかどこにいるんだか見えないぜ…どんな話をしてるんだ?」
「今はボクにしか見えないけど、もうすぐみんなにも見える。楽しみにしてるといい…そう言ってるよ」
ルティナも不思議に思う。
「なにやら気になる話だな。遺跡の騒動と関係があるのやら…」
「確かに…。だけどどういうことなんだ?もうすぐ見えるようになるとか…ああ、わかんねぇな!」
「お兄ちゃんたちにも見えるようになったら、ともだちのことちゃんと紹介してあげるね」
エヴァンのイライラもどこ吹く風…子供はマイペースにお話してるね。
そして、その横で奥さんもちょっとオロオロしてたり。
「ど、どうしたらいいのでしょう?子供の様子がおかしくて…わ、私のせいなんでしょうか?」
「いきなり言われてもわけがわかんないって!落ち着いて詳しく話してくれよ」
奥さん、エヴァンに相談?よっぽど不安なんだねぇ。
「うちの子は前から見えない友達の話とかそんなことばかり言ってたんですけど、ここ最近特に様子が変で」
ルティナはちょっと楽観的に返答。
「特に気にする必要もないだろう。子供によくある空想の話だろう?」
「わ、私もそう思っていたんです。でも最近の様子を見ると…まさかとは思うんですけど、私には見えない誰かと本当に話をしている、そうとしか考えられないんです。どうしましょう、こんなことになって…主人にしかられてしまいます…」
って、アンタは自分のコトが心配なんか!?
屋敷の中のメイドさんも…相変わらずいろいろお喋りだなぁ。
「余計な口出しとは思いますが…ご主人様にはあまり声をかけられないほうがよろしいのでは…」
「ああ、わかってる。あのおっさんも機嫌が悪そうだもんなぁ。顔を真っ青にしてぶるぶる震えてるし…」
「ご主人様といい奥様といい…、悩みの種が尽きないようです。…あ。ワタクシとしたことがご主人様たちのことをぺらぺら喋ってしまって…このことはどうかご内密にお願いします」
「別に喋るつもりも無いが…誰でも見ればわかる状態だぞ?内密も何もないと思うが…」
ルティナ…本当のことを言う。(笑)
科学士官はイライラが頂点!
「いったい、なにがどうなってるんだ!ノーチス軍のやり方はメチャクチャだ!こんなことをされたのは初めてだぞ!」
「軍のやり方がメチャクチャって…のんきなおっさんだな。今まで知らなかったのかよ!」
エヴァンは呆れ顔。
「聞いてくれよ、キミ!軍研究所への一切の立ち入りが命令で禁止されてしまったのだ。この私までもが中に入れないんだぞ。有能な科学士官であるこの私が!私なくして研究が続けられるのか!」
「みっともない、そう熱くなるな。イヤな仕事なら続ける必要は無いだろう。ノーチス軍と縁を切るいい機会だと思えばいい」
ルティナの意見に即反応する科学士官…。
「ノーチス軍なんか、もう辞めてやる!私の才能を認めてくれるところは他にもあるんだからな」

同じく高原地区。ルティナが鍵の無い家の飼い猫(?)を見つける。
「なかなかかわいいヤツだな。毛並みもいいし鼻もちゃんと湿っている…。よしよし、良い猫だ。…ん?どうしたエヴァン。なぜ変な顔をしている?」
「いや、その…。おまえ、こういう動物が好きなんだ?」
「…いや、そんなことはない。はっきりいって見るのも嫌だし、触るのも本当は苦手だ…」
ムっとするのも照れ隠し?きっとそうだね。
「そうかぁ?そうは見えないけどなぁ」
ちょっと嬉しいね。やっと普通の子っぽい部分が垣間見えて。

軍の入り口、やっぱり上からは入れない。
裏口へ回ります。
「…今回はディーネもいないし、うまく通り抜けられるかな…」
「なぁ、ほんとに大丈夫なのか?」
「ええいっ当たって砕けろだ!いくぞ!」
門の番兵に命令口調で言うエヴァン。
「…門を開けろ。軍の関係者だ!通るぞ!」
「うん、何者だ?」
「…おれはアカピーマン234番だよ。それからこっちはアルカダ人の協力者、アオピーマンいの1番だ!」
「あたしが…『アオピーマン』だってぇ…」
「はぁ?アカピーマンとアオピーマンだ?確か聞いたことがあったような…。なんとか少尉と来たことがあったっけ…」
「もたもたするんじゃない!オレが怒られるんだぞ!」いきなり怒鳴るエヴァン。
「そ、そうか…まあ、前にも通ったことがあったんだから、大丈夫だな、うん…」
「よっし!じゃ、通らしてもらうぜ!」
ドアが開く〜!中に入っちゃいましょう!
「はぁ…あきれちゃうわ。アカピーマンにアオピーマンねぇ…。おまえっていかれてるんじゃないのか?」
「そんなことより、早く中央施設を調べに行くぞ!」
ってエヴァン笑ってるし。楽しそうだし。
軍人さんは相変わらず忙しそうだね。出撃準備が続いてるんだね。
兵員詰所に行ってみると、兵士の愚痴が聞けたり。
「せっかく出世のチャンスだっていうのに…。こんな時に待機を命じられるなんて!早く出撃させてもらえないものかなぁ」
待機?まだ待機中なのか。というか、出撃ってどこに?
「万全の兵員配置はとっているものの、遺跡の中では何が起きるかわからないし、油断がならないな…」
い?遺跡の中?遺跡の中に出撃って、意味わかんねぇ…。どうやって出撃するんだろう?
科学士官が中央施設の前でウロウロ。
「どうしたらいいんでしょう?ここで待ち続けて随分時間が経ったのに、誰も指示してくれないんですよ。相変わらずスペクト科学官は見つからないし…。弱ったな、何のためにここまで来たのか…」
「ああ、スペクトなら当分は来ないさ!きっと新しい遺跡が見つかったせいで、別の研究にかかりっきりなんだろうぜ!」
そう答えるエヴァンに、まだまだ愚痴は続く〜。
「ああ、念願の古代文明の研究がせっかくできるっていうのに!なんてことだ…」

さて。中央施設前まで来た二人。
「この中には何かが隠されているハズだぜ!…けど、どうやってこの扉を開けようか。ハデにやるわけにゃいかないし…」
考え込むエヴァンに、軽くルティナが言う。
「この扉を開ければいいのか?そんなことだったら任せておいて!ちょっと見張っててくれ」
エヴァン敬礼!
「了解しました!アオピーマンいの1番!」
「プッ。なによエヴァンったら」
笑ったぞ!か、かわいいかも…。そして扉のカギをかしゃかしゃするルティナ。
「こんな状況下でふざけるなんて…。もっと真面目にやるべきなんじゃないか?」
「真面目も真面目、大マジメさ。…たださ、マヌケなクロイツの顔も拝んだし。あっさり軍施設に潜入して、真実にも迫ってる。たいそうな計画を進め、えらそうにしてる軍のやつらをこうやって出し抜いたと思うと、なんかわくわくしてこないか?」
「わからない…これまでいかに生き残るかだけを叩き込まれてた…。そういう感覚は持ったことがない」
生真面目で、生きた駒のような子…なんだね。
かちゃん、とカギが開く。エヴァンに向き直ってかわいく敬礼!
「完了しました!アカピーマン234号!」
でも、ちょっとずつ変わってる?ルティナ?
扉が開く。
さあ、入るぞ!軍中央施設へ。

ゆっくり暗い施設の中に入ってゆく二人。
そこにあるものを見上げる。
「そうか…この施設は、遺跡を隠してたのか!」
衝撃のあまり、呆然となるエヴァン。ルティナはその付近のものを注視する。
「あそこに何かある。なんか描いてあるみたいだ…図面か?」
突然、視界が暗転!
突き飛ばされるエヴァン。ルティナ、剣を抜いて身構える!
「いってててて…いってぇじゃねぇか、ルティナ!いきなり何すんだよ!!」
地面に座り込んでるエヴァンの目の前に剣が降ってくる。
「う、うわあぁぁ!」
ノーチス軍の兵士、クロイツの親衛隊3人だ!
「エヴァン!そしてそこの女!クロイツ中佐どのから話は聞いている!邪魔ならば排除してよいとの命令である!投降すれば命は助けてやる!おとなしくしろ!」
小さな間。
「ちっ。バレてた!」
ルティナ冷静だね。エヴァンも剣を抜いて立ち上がる。
「こうなったら強行突破するだけだ!かかってきやがれ!」

クロイツ親衛隊3人と強制バトルですな。音楽Combat2なんですが。(笑)
こっちエヴァンとルティナ二人なんだけど、たいしたことねぇさ!ケッ!
でも今までルティナ使ったこと無いヒトは苦労するんかなぁ?
まぁ、私はあっさり戦闘終了してしまいました。
双竜乱舞でキメさせてもらいました♪

静かになったので。投光機に照らされた巨大な石碑の前まで行ってみましょう。
石碑に描かれているのは…『4つの遺跡、絡まる螺旋の途中に二つの遺跡らしき絵、螺旋の一番下にも大きな遺跡』らしき絵。
「これが…軍が隠してた遺跡…古代人が作ったシロモノだってのか?」
ルティナも驚きながら、絵の意味を確かめる。
「この絵…この真ん中の螺旋…ひょっとしたらロッカの脇に開いたあの穴のこと?」
「とすると…おれ達が行った先に…くそっ!あの奥にはまだ遺跡があったんだ!クロイツが追ってこなかったわけだ…あの石版はまだ使う場所があったんだ!」
石碑の脇に置かれたデスクの上に、何やらファイルが置き去りになってます。
手に取ってみると。
「『古代文明遺跡群に関する最終報告書、科学官スペクト』だと?こいつは!この遺跡の報告書か!?」
文面を読み上げる。
『この遺跡の壁画こそ、遺跡の構造を示し古代文明人の進化理論が描写されていると考えられる。
壁画を解読したところ…古代文明遺跡群は、全体として生物進化の究極存在を実現する為の実にスバラシイ実験装置だったのである。
この遺跡群から生成される『クァン・リー』とは、生物進化の頂点たるスバラシイ存在であり、遺跡全体の管理者不滅の『エボル』によって生成・管理されるとも記述がある。
付記、遺跡から出土したエンシャントギアもクァン・リー生成に関係があると考えられる。ただし詳細は現状では不明である。』
「クロイツがエボルを手に入れたら大変なことになるぞ!なんとしてでもクロイツのやつを止めないと!」
急いでロッカへ戻る二人。

ちょ、ちょっと整理させてくれ。
以前、スペクトはこんなコトを言ってた。
●古代文明、遺跡について。
遺跡は信仰の中心だった。精霊の力を操ろうとしていたのかもしれない。遺跡が古くなって壊れた為、精霊暴走が起きたのではないか。
●精霊獣について。
精霊を研究する為に作ったのでは。精霊の力を借りようとして作ったのかも。これも信仰の中心。
●エボルやクァン・リーは。
古代文明跡で祭られている神のような存在。神話。
…実はそうじゃない。
古代文明の遺跡は、生物進化の究極存在『クァン・リー』を作る為の実験装置。
今まで遺跡の霊力の間で見た精霊獣のようなものは、その実験の産物?
精霊暴走は、『クァン・リー』を作り出すために起こったのか?
その全てを制御するのが、エボル?
…そうなのかな?

列車がロッカの駅に着く。
プラットホームに降り立ったルティナ。
「先に行ってみんなにわかったことを伝えておくから!」
「ああ!すぐに出発するから、そう言っておいてくれ!」
エヴァンが答えると、ルティナはみんなのいる食堂へ走って行きます。
「クロイツの企みを阻止するには…先にエボルってやつを見つけなくちゃ!早く遺跡の奥へ行かないと!」


ロッカで雑談
さて、みんなの反応を見に…食堂行ってみよう!(出発するんとちゃうんかい?)
熱いオトコ、ジェイドさんから。
「おい、エヴァン、何をグズグズしているのだ?こうしている間にもクロイツが…!行かないというならこの私が!」
「ま、まあまあ、落ち着けって!ヤツらは大人数だから、移動はゆっくりだ。焦るだけじゃなくて準備もしっかりしようぜ!」
笑顔で押しとどめるエヴァン。いいのか、そんなので?(笑)
「なにをノンキな…!いいか、これはただの追っかけっこではない。世界の命運がかかっているのだぞ!クロイツらに先に『エボル』とやらを手に入れられてみろ!世界は…この世界は…ん?ああ、すまん。ひとつ聞きたいのだが…『エボル』とはいったいなんだ?それを手にするとどういうことができるのだ?」
「いや、おれにもサッパリさ。『エボル』は『クァン・リー』の管理システムらしいけど…クロイツの態度からして、ヤバいモンに決まってる」
「…よくわからんがまあいいだろう。『エボル』がどういったものであれ、急がねばならないことに変わりは無い。さあ準備が終わり次第ヤツを追うぞ!」

ブランドル…なんか情けない顔しとるが…。
「なんでもいいけどよぉ…穴ン中ってのは、辛気くさくていけねぇぜ!水中だの空だのって騒いでた頃が懐かしいな」
「何が懐かしいだよ!遺跡はまだまだ奥が深そうなのに、なに泣きごと言ってんだか!」
思わず笑っちゃうぞ。
「いったいどこまで潜りゃ終点なんだかなぁ。ダラダラダラダラ続きやがって…しまいにゃ突き抜けて向こう側に出ちまうぞ」
「そりゃ無いと思うけどな…でもなんかヘンなんだよ。ホントにおれたちは潜ってるのかな…?」
ふと考えるエヴァン…。
「確かにあの中は妙だぜ。足が地に着かないっつうか…同じとこをグルグル回ってるみたいだ。古代文明だかなんだか知らねぇが、同じような景色ばっかりでウンザリしてきたぜ。そろそろ地上でひと暴れしたいもんだな」

カーマイン姐さん、軍の動向について考察しましょう。
「ね、エヴァン。エスカーレの中央施設が遺跡だったって…それホントなの?」
「ああ、間違いないぜ!内側にあった壁画は遺跡のとそっくりだった。あそこで隠れたまま研究してやがったんだ!」
「だとしたら…やっぱりエスカーレに軍を置いたのって、元から遺跡を狙ってたってことかしら?つまり…この計画はずっと前から仕組まれていたってことなの?それともただの偶然…?」
うーん、遺跡を隠してたってのがなぁ…。
「古代文明の方はずっと前から知られてるし…ほら、エンシャトギアだって、遺跡で発掘されたもののコピー品じゃないか。だから、あの遺跡を軍が隠してたのだって、元はそういう『便利な道具』をこっそり発掘するのが目的だったのかもしれない」
「いつの間にか軍事目的にすり替わってたってこと?つまり…遺跡の中でなにかとんでもないものを見つけたってワケね!その『なにか』ってのが、『エボル』だか『クァン・リー』の情報で…見つけたのが中佐かスペクトね!」
「ツジツマはバッチリ合ったぜ!つまり真相を知ってるのは、どう転んだってあの二人だけってことさ!」
「『クァン・リー計画』の真相を知っているのはクロイツ中佐とスペクトだけか…そうね、そう考えてもよさそうね」

ミャムちゃん、広い視野で物事見てくれる。
「やっぱりあの穴の中って遺跡だったんだね。遺跡ってさ、エスカーレにもあるんだよね?なんだかこのあたりって遺跡ばっかりだねー」
「ん?あ、ホントだ。そういえばそうだな。…なんでだろ?大昔はこのへんに都会でもあったのかな?」
「都会ってエスカーレを大きくしたみたいなの?でも…なんで遺跡になっちゃったんだろ?住んでた人たち、どこ行っちゃったんだろうね?」
そうだね…。きっと余程切羽詰って、遺跡を作ったんだよ…。

ウルクは謎について考えてる。
「前に聞いた『クァン・リー計画』というものには、『エボルによってクァンリーへ導かれる』…という一文があったな?」
「ん?ああ、確かにそうだったな。エスカーレでもそんな情報があった。『エボル』が重要なのは間違いない…」
「…どうもわからんな。『エボル』とはどういうものなのだ?そもそも『クァン・リー』とは何だ?」
「そんなことをおれに聞かれてもなぁ。とりあえず『良くないモノ』としかおれは思ってないけど。…あのクロイツがそいつを探して躍起になってる。ヤツは自分ひとりのために軍を動かしている。となれば…ジャマする理由は充分だぜ!」
…って、エヴァン?私怨?めっちゃ私怨!?いや、いいけどさ。(苦笑)
「…なるほど。わからぬからと言って手をこまねいていても仕方がないな。わしはおまえと違ってクロイツに特別な感情は持っておらんが…いずれにせよ、真実を確かめねばなるまい!」
なぁ…ま、いいけどさ。(苦笑)

ティト坊、怯えは最高潮。
「ぼく、怖いよ。あの穴の中…すごく怖い。なにか良くないものが眠ってる気がする…」
「…ああ、ティト。多分その通りだろうな。でも逃げるわけにはいかないだろ?クロイツを止められんのはおれたちだけなんだ」
「うん、わかってるよ!わかってるんだけど、それでも怖いんだ…。クロイツって人はもちろんだけど、ぼくたちだって入っちゃいけないような気がするんだ。あそこは誰も近づいちゃいけないんじゃ…」
う、直感ってヤツですか。いい子だね、ティト坊。
「ティト。おまえの言うことはわかるよ。あの遺跡は大昔のヤツらのものさ。今の人間が好きに荒らしていい場所じゃない。だからヤツを止めるんだ。『エボル』がクロイツの手に渡る前に…その為にがんばってるんだ…そうだろ?」
「うん」
一度言葉を切って、にっこり笑うティト。
「ごめんね。ぼく、いつも怖がってばかりだ。エヴァンみたいに強くならなきゃね…」

ルティナ、エヴァンの今後の行動について、聞いてきます。
「おまえ、クロイツの企みを阻止する…そう言っていたな?」
「ん?ああ、そうさ。決まってんだろ?今さらなに言ってんだよ」
「…では、クロイツよりも先に『エボル』を見つけたとき…つまり未知なる強大な力を目の当たりにしたとき…おまえはどうするつもりだ?」
「ど、どうって、それは…」
一瞬考えて。
「おれはクロイツを止めるので精一杯でその先のことなんて…考えてねぇよ!」
考えてないのかよ!?やっぱり…。
「なら考えることだ。クロイツを止めたらどうするか?止められなかったときどうするか?…おまえはクロイツとは違う人間だと信じたい。だが、人に使い切れない力をどうするかは考えておくことだ…」
うーん…エヴァンは一歩先を考えるので精一杯だろうけど…。(笑)


「闇遺跡」
さあさあ!クロイツ達を追いかけるぜぇ!!
星辰の回廊B11F〜B20Fを抜けて
闇遺跡、古代工場へ。
寒そうダヨ〜シロハゲゴリラがいるよぉ(好き♪)
魔剣って初めて見る敵だね。カラス(ダークロウ)が鬱陶しい!
エンシャントギアで動くエレベータがあったり、内部に入るとエンシャントギアのカッターのトラップがあったり、機械的で面白いんだけど…暗いね…。
ずんずん進んでいくと、製造されたエンシャトギアがベルトコンベアーに乗せられて運ばれる場所へ。一緒に運ばれて、奥へ行きます。
エンシャントギアの搬出ゾーン…って。いまだにどこかでエンシャントギアを使ってる場所でもあるのかしらん?
永遠に製造を続ける工場…なんだか寂しい場所だね。
搬出ゾーンで敵をやっつけて、仕掛け触って搬出架台に乗っかって、冷凍実験室へ…。

冷凍実験室。
手前の部屋は観察できるような造りになってる。実験室の何を観察するんだか…。
奥のだだっ広い実験室に入ると…ノーチス軍の兵士がひとり倒れている。
急いで駆け寄るエヴァン。
「お、おい!しっかりしろ!大丈夫か?」
「もうダメだよぅ…中佐どのぉ…あんなの止めるなんて無理だよぅ…みんな…先に逃げ出してゴメンよぅ…」
「しゃんとしろよ!いったい奥で何があったんだ!?」
弱弱しく答える兵士。
「アイツ…生きてやがったんだよ…突然動きだして…大混乱になって…中佐どのぉ…命令がメチャクチャですよぅ…」
エヴァン、あたりを見渡して…。
「精霊獣か?生きてるヤツがいたってのか…この遺跡はバケモノを産み出すためにあるのか?いったい何の意味があるって言うんだ!!…おい!もうちょっとがんばれ!!あそこの扉を出れば、なんとか逃げ切れる!」
と言ってる間に、出口の扉が閉まり出し、急いで駆け寄るが間に合わない。鍵まで掛けられてしまう。
「くそっ開かない?ちくしょう!閉じこめられたぞ!誰だ!出せ!!」
「フフフ。愚か者め!」
上から声。
観察用覗き窓の向こう側に。
「クロイツ!」
「キサマたちのようなクズどもには、出来損ないの相手がお似合いというものだ」
「クロイツ!オマエの部下だってまだ残ってるんだぞ!」
「我々を撤退させる任務を彼らは果たしたのだ!もうエボルに関する情報は全て揃った!キサマら用済みは進化の失敗作に任せよう!さらばだ、諸君!」
「待て、クロイツ!」
待つわけ無いわな…。
倒れた兵士が呟く。
「ほら…来たよぅ…アイツが…」
ずずーん、ずずーん、と足音が…。
身構えるエヴァン。
三人のノーチス軍の兵士が走って逃げてきます。
そこに天井が大きく崩れて、白い肌のでかいイキモノが飛び降りてきます。イキモノの周りには8面体のクリスタルが回ってて…そこからバシュっと光が出て、3人の兵士を貫きます。…一瞬で死んだ??
白いイキモノ…次の獲物…エヴァン達を見つけた!いきなり寄って来る!!(恐いヨ!ココのムービー!!)

ゼノス・リーとのバトルだよぅ!
クリスタル3つを全滅させると、即復活するのか!?イヤーンっ!
ゼノスの技、恐いよぅ〜キャンセルキャンセル!!
ああーもうギガバニッシュもイヤー!!
なんとか勝利…。

「なんてやつだ…これで『進化の失敗作』だっていうのか!『究極の進化』ってのは…『クァン・リー』ってのはもっとすざまじいものだってことかよ!…何をしでかすツモリかわからないが、クロイツが『エボル』を手に入れたら…くそっクロイツのやつを止めないと!」
冷凍実験室の入り口の扉は、閉められたまま。開きません。
奥へ向かうと、もう一箇所出口が。エンシャントギアエレベータで上にあがると…。

闇遺跡、霊力の間へ。
この霊力の間は…他の遺跡では精霊獣の死体があった場所には大穴が。そこにゼノス・リーがいたってことか。
石碑は…読んでるヒマなし、てか読めない。石版の場所にも何もなし。
…あれ?その奥にまた入り口?
こんな部屋は他の遺跡には無かった。

闇遺跡、エボルの部屋へ。
壁一面に電光掲示のような図面があって。地図らしきものの一番下に、エボルと記されていて…そこにエボルがいるということ?
「『エボル』は遺跡のさらに奥にいる、つまり…エボルってのは人だったのか!?どうでもいい、急ごう!先に『エボル』に会うんだ!クロイツの企みを止められる。あの地図のとおりなら、ここにも下への出口があるハズだぞ。探すんだ!」
部屋の奥に、四霊の石版が置き去りにされている。あれ?何で?
「最後の遺跡に入るのに必要ないのか?」
忘れていく…なんてことは無いだろうから、そうなんだろうけど…でも何で??まあ、石版は拾っておこう。
「この部屋はいつものと違うぞ」
人間のものとしか思えない椅子があって、テーブルがあって、文字を記したものがあって…。この場所に人間がいたといのか…。
あ、スイッチだ!
「こいつが扉を開くスイッチだったんだ!これで外へ出られるぞ!」
出ましょう出ましょう!!
冷凍実験室の外に、帰り一方通行のジオゲートが。ロッカへ戻りましょう!!




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