邪念入りプレイ記録 その4

「逆風の頂」
〜作戦終了〜


ところで。
今までの遺跡の読み方って…土竜の巣は「もぐらのす」って読んでるんだけど、あってますか??
波頭の源は「はとうのみなもと」。なんか音読み訓読み混ざっててモニョ〜〜。
逆風の頂は??(泣)「さかかぜ」?「ぎゃくふう」?モニョモニョするぅ〜〜!
そんなコトはさておき。
よっし、これで最後だ!逆風の頂に行こうぜ!


「逆風の頂」
砂混じりの暴風が吹き荒れるソコには、かつて「街」だったものの変わり果てた姿がある。
「今じゃ街だったなんて思えないよね」
暴れ狂う風の中、ミャムが悲しい思い出を話してくれる。
「ここはアタシのおばあちゃんが学校で先生をやっていた街だったの。だから、何度か来たことがあったんだ。おばあちゃんは頭が良くてとっても子供が好きな人でね、子供が多くて楽しい街だって言ってた。だけど、2年前何の前触れもなく、精霊暴走がこの街に近づいてきたの。みんなあわててこの街から逃げ出したの。そして、竜巻のような風がこの街を襲って、何もかも暴風に削り取られちゃった」
じゃあ、この街にいた人は、住む場所も故郷も失くしたというコト?
すごい被害だね、精霊暴走許すまじ…。
と、早々に逆風の頂、ステージ開始〜

廃墟の壁を倒して道を作ったり、風に吹かれたタイヤにポカポカ殴られたり(ど、どんくさい?)、い、犬!犬だぁ!キライなんだよぅコイツ!ランナ使うし〜!(泣)

程なく街外れに到着。
「あれが、そうなのか?」
つぶやくエヴァンの前に、暴風の嵐に包まれて上空高く浮かぶ遺跡らしい建造物。
どうやってそんな所へ行けばいいのかと途方にくれる一同。
ふと、エヴァンの視界に古ぼけた、でも丈夫そうな飛行機が。
「こいつだ!こいつを使えば行けるぞ!」
何?なになになに?と飛行機の周りをくるりと一周したミャムが不思議そうに聞いてくる。
「こんなのでどうするつもり?」
「まあいいから。ミャムも手伝ってくれよ」自信たっぷりだな、エヴァン…私はコワイよ。
即席で飛行機を修理。
廃物利用でタルを操縦席カバーにして、タイヤ付けて、コロ敷いて。
「作ったのはいいけど、こんなので本当に大丈夫?なんか、今にも壊れそうだよ、コレ」
「はっはは、大丈夫だよ、多分な」
多分って、アンタ…こいつも精霊のお導きってヤツ?(泣)
「考えても見ろよ、こんなところを軍の飛行機じゃ飛び越えられるワケないからな。だから、俺たちはこの飛行機でなんとかするのさ。だからさ、行こうぜ!みんな!…あれ?」
エヴァンがしゃべくってるウチに、みんな飛行機に乗っちゃいました。
「みんな乗った…って、じゃあ、誰がコイツを押すんだよ?」
「エヴァン!」がびーん。
わっはっは、がんばれ、主人公!
「…ホントに一人で押させるかよ、フツウ…それじゃ、押すぞ!」
「がんばれっエヴァン!」ミャムの応援を受けてえっちらおっちら飛行機を押す!
飛行機はゆるゆると前に進み、坂道に差し掛かると勢いを付けて走り始める。
「ふう、やったぜ…ちょっと待ってくれ!オレを置いていくなー!」
ギャグマンガっすか?(笑)
エヴァン、必死で走り追いついて飛行機に乗り込みます。
飛行機は坂道を一気に下り、暴風に巻き込まれ、空高く吊り上げられ…(ココだけムービーきれい…)
飛行機ごと遺跡の中に吸い込まれた一同。
おそらく遺跡の「ゴミ仕分け装置」みたいなのに分別されて、泥と埃だらけの部屋に落とされた。
「まったく、ヒドイ目にあったぜ…」このセリフは毎度だねぇ〜。

風遺跡のステージ再開〜
遺跡内部は仕掛けがいっぱい〜!アイテム取る為に石落としたり、風車の通路があったり、ここでもまた移動する板の上を移動しなくちゃいけなかったり。(土遺跡よりも高速!イヤン!)

ジオゲート発見!ロッカに戻るね〜。
今回のお食事イベントの参加者さんは、ジェイド、ティト、ミャムでーっす。
アルカダ組が部屋の外に出てるのは珍しいねぇ〜。今回ブランドルは居ないのねぇ〜。
ジェイドさん、早速料理に文句です。材料や調理法がとっても気になる様子。素性の知れないものは食べたくないとかなんとか。美味けりゃいいじゃん!(笑)
話題は逆風の頂への突入方法について…ヒコーキでの突入がスリルがあったねーと楽観的なミャムとエヴァンに、無謀すぎるとジェイドさんから文句がございます。
せめて皆の意見を聞いて、安全に突入する方法を考えるべきではなかったか?あまりにも行き当たりばったりだと。
「いやまあ、確かに行き当たりばったりだけど、でもいいだろ?誰も行き当たってばったり倒れなかったんだし」わぁ、エヴァンてば楽観的〜(そーゆー問題?・笑)
まあ、今更だけど、突入方法についてご意見を皆に伺いましょう。
ジェイドさんは「エヴァンは無謀だ。万難を排してでもやり遂げなければならない使命の為に、失敗は許されない」…で?アンタが考える突入方法は何?
ティト坊「ボ、ボク、よくわかんない。ボクには他に方法が思いつかないし…」
ミャムちゃん「遺跡まで長〜いハシゴをかけたらどう?」ってそりゃ最初にハシゴをかける人はどーするの?とティト坊の即ツッコミが入ります。
じゃあ、やっぱりエヴァンのやり方で良かったと思う〜と言うミャムに、ジェイドさんの文句はまだまだ続きます。
「皆の命を運に任せて良いはずはない。我々は賭けをやっているのではない」
「そうか?負けたと決まってるならともかく、何で賭けちゃいけないだ?確かにオレだって、突入に自信があった訳じゃないさ。でも、みんなを死なせる気だってなかったぜ。イザとなりゃロッカまでダイブするつもりだったんだ。そうすりゃみんな助かるだろ?」え?そーなんすか?
「ジオゲート無しに半人前のオマエがそのようなことできるワケが…」
「できたさ!」おおっ!ちょっとカッコエエかも?がんばれエヴァンくんっ!
「本当の地導師ならどっからだって飛べるんだ!必要なのは集中力と迷わない心さ。これは死んだオヤジの受け売りだけどな。みんなを助けたい気持ちは本当だから、できたに決まってる」
ジェイドさん、まだ納得しません。ま、コノ人はこーゆー人だ。(笑)
「ボク、エヴァンの言ってること信じる。信じていいんだって、今わかった。エヴァンと話せてよかった。本当はいろいろ不安だったんだ」
ティト坊、自分自身の意見を述べたね?初めてじゃない??
「大丈夫だよ、ジェイド。アタマよりココロが大切なの。おばあちゃんがよくそう言ってたよ」
ミャムの言葉にようやくジェイドが静まります。そうかアタマよりココロか。
妙にしんみりしちゃったので、食事はオワリ!(笑)ごちそーさんっ

ロッカで雑談は続きます。
ジェイドさんがまだ食事の時の話を引きずってます。
「逆風の頂、あれは移動していたのだ!遺跡の進行方向に高い山があれば、そこから入り口までの高度はたかが知れている。近距離ならフックを打ち込むこともできた!空を飛ぶなど非常識を侵さずとも、進入できたということだ!」
あのさあ、もう遺跡のなかにジオゲートあるじゃん…
「考えれば方法はあるのだ!私は間違ってなどいない!わかったか!?」
ま、コノ人はこーゆー人だ。(笑)
ティト坊ともお話。
「ねえエヴァン、この作戦、本当に終わると思う?」な、な、何?
そんな、まだまだ終わらないよーなコトを今から言ってどうするよ…(爆笑)
ウルクのおっちゃんも同じくフキツなこと言いやがるのよ…
「事前に聞いていた目的地は3箇所だったな。これが終われば精霊暴走の被害は完全になくなるということか。ノーチス軍を信用すれば、の話だが」
おっちゃん、ノーチス軍を信用してなかったのか。この人いろいろ情報持ってるねぇ。
「まあ、どっちにしたって、これでヤツらの思惑がハッキリするのは確かさ」
「ノーチス軍の思惑か、もしそんなものがあるとすれば…いや、いい。じきにわかることだ」
じきに?うん、じきに…ね。
ミャムちゃんは違うね。なんかいつも通り、希望を持ってるね。
「ねえねえ、逆風の頂の、遺跡の一番奥までいけたら、竜巻はなくなるんだよね?そうしたら、おばあちゃんが住んでた町にもみんな戻ってくると思う?」
「ああ、きっとな。みんな戻ってきて、また子供でいっぱいの町になると思うぜ」
そーなったら、嬉しいな。ホントにな。ね、ミャムちゃん。

さてさて、任務を終了させなくっちゃね。
風の遺跡の頂上はなんだか不思議な感じ。パームツリーみたいなのがあるよ…。
この上は青空なのね。
そこから格納エリアへ降りて、さらに大動力室へ。

風遺跡のボス、ボーンマンティスは蟻ですか?カマキリですか?
とにかく昆虫〜〜虫だで〜〜!!
あんまり恐くなかったなぁ(笑)慣れてきたかな?
ブランドルの決めポーズで戦闘終了だぁ!

最奥の霊力の間へ。
やっぱりここにもアレがある。
また精霊獣の死体?精霊獣が死ぬなんて…ねぇ?
石碑に刻まれた文字も、また前の遺跡と似て…非なる。
「第1435…周期に至るまで 風…を投入したるも安定に…得ず 失敗…
エボルの下にクァン・リーを生み出さん…クァン・リーとは世界至高の力を持てる存在なり」
「よし、こいつで最後か」
エヴァンが石版をはずして、精霊力が消えてゆく…と、振動とともに轟音が!
「待てよ?この遺跡って空に浮いてたんだっけ?まずい!ここから急いで出るんだ!」
慌てて霊力の間を出て、動力室を突っ切って、格納エリアまで来たところで再び大きな振動があり、皆が動けなくなってしまう。
どうやら地上まで落ちたらしい。
揺れが治まり、なんとか立ち上がって周りを見渡すと、風遺跡屋上への道は瓦礫でふさがれている。
「くそっ閉じ込めらたのか!?ちくしょう!ここまでやったっていうのに!」
エヴァンが叫ぶ中、天井が大きく崩れて…
気がつくと、格納エリアに明るい日の光が差し込んでいる。
天井に大きく開いた穴から下ろされる縄梯子。
「おーい!大丈夫か!?」
仲間の声!?そーだ、仲間の声だ!
来てくれた…。助けに来てくれたんだー!
上にあがると、仲間がみんないる。そしてディーネも。
「あははは、だけど、みんなが来てくれてるとは思わなかったよ」
「この場所で作戦も最後だしね。連れて行けとせがまれたのよ。皆すごい剣幕だったわ」
エヴァンに笑顔で答えるディーネ。ああもう嬉しかろうよっ!


〜作戦終了〜
遺跡の外へ出ると、竜巻はなくなってます。
皆が感慨深げに今までのことを振り返ります。
「もうこれで精霊暴走も終わり。この辺りの人たちも安心して暮らせるわ」
「ああ、これで死んだ戦友達も安心して眠れるってワケだ」
カーマイン姐さん、あんた本当に優しいヨ、いろいろ見てるね〜
ブランドルも戦友のカタキが討てて満足そうだね。
「精霊達も苦しみから解放されたのだ。人の苦しみも、また無くなるだろう」
「これでロッカの町の人たちも帰ってこられるんだよね?みんな元にもどるんだね?」
アンタの苦しみからも解放されたよね、ジェイドさん。良かったねぇ。
ティト坊、うんうん、そうなるハズだよ。多分…
「えへへっなんかステキな気分!これでみんな幸せに暮らせるんだね?」
「うむ。精霊の嘆きが止めば、やがて自然が全てを癒してくれるだろう」
ミャムちゃん、キミが一番事態を把握してるよっ今は喜んでいいんだよっ!
ウルクのおっちゃん、そうよね「やがて」だよねぇ。がんばらんとアカンのは人々だねー。

「…やっと終わったんだな。しんどい目にも随分あったけど、済んでみればなんだかあっけないな」
エヴァンも感慨深げに小さくつぶやくと、ディーネがマジメな顔で、本当の感謝を述べてくれる。
「それは、任務が上手くいったから。みんなががんばってくれたおかげよ。ありがとう、エヴァン。あなたのおかげで、私が本当に望んでいたものがわかった気がする…」
「…おい、どうしたんだよ?急に改まって!?何か変だぜ、ディーネ」
マジメに聞いてやれよっエヴァン!チャカすんじゃないよっ!(笑)

そこにトラックが到着〜!音楽も豪奢に変わったり。
「おぉ諸君!ついにやってくれたな!」
にこにこ顔のクロイツとスペクトがトラックから降りてきて、みんなを激励します。
「クロイツ中佐殿!作戦は無事終了しました!」
「これで数十年続いた精霊暴走の恐怖は去った。ご苦労だった、ディーネ少尉。それに諸君!」
にこにこ顔のスペクトがエヴァンに歩み寄りまっする。
「では、最後に石版を引き取らせていただきたい。今後の遺跡研究のために必要なのです」
「ああ、確かにもうコイツは必要ないが…絶対にヤバいことに使うんじゃないぞ」
「無論ですとも!我々の研究はエンシャントギア同様に人々のために使われるモノですよ!?」
うーん、そうかなぁ?ま、いいや。あげちゃえ。
「おおおっ素晴らしいぃぃ〜!古代文明の神秘!そのナゾが…コレで…」
「スペクト!」
クロイツの鋭い叱咤が飛び、スペクトは沈黙し下がります。
「では我々は報告に戻る。ディーネ少尉も一緒に来てくれ。貴官の功績は上層部からも賞賛されている」
「…中佐殿、ありがとうございます」
ディーネちゃん、感動してるわ〜よかったね。
再びクロイツの演説。笑顔だねぇ、にこにこさんだねぇ。
「諸君、ついにこの大地から恐怖は去った!住民に、いや全ての民に代わって礼を言う。これまでの苦労には十分報いるつもりだ。ロッカに戻り、しばらくはのんびりしてくれ。諸君の努力に感謝する!ご苦労だった!」
んで、そのまま軍隊連中はトラックに乗ってトンズラー。

「…あーあ。行っちまったよ。何にもしてないのに、気楽なもんだぜ」
「あらあら、エヴァンくん?最後まで中佐へのイヤミなワケ?てっきりボーヤは卒業したのかと思ったけど?」
カーマイン姐さんがエヴァンとクロイツの不仲をチャカします。(笑)
「別に、難癖をつけるツモリじゃないんだぜ?でも…なんかあっけなくてな。デカいことを終わらせたって気がしないんだ」
「ふふふ。村に戻ればきっと実感も湧くんじゃない?…それより、十分って幾らのコトかしら?楽しみだわ。うふふふふ」
姐さん…正直です。(涙)



セーブポイント?こんなトコで?



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