グランディアU 日記、その5


20040214

カップルでラーブラブ

サイラム王国に着いたー!!
えらい賑やかでいいかんじの街です。
けど、ロアン坊ちゃんは俯いて深刻そうです。
「ボクたち、サイラム王国の人々は『闇の民の末裔』と言われています」
へえー。ええー!?そうなのー?
あまりに時が経ちすぎて国の人はそんなの憶えていないのですが、ロアンのおうちはそうはいかないそうです。
とにかく、街をウロウロしてみよう!

なんでも明日は国のお祭りバザーらしい。わあーっいい時に来たねー!お祭りオマツリ!
亡き王妃様も平和の証と楽しんでらした…と今でも慕われてる王妃様なんだね。
ついでに明後日は国王様が国中の男を集めて何かお話するらしい。
その国王様うんぬんはロアン坊ちゃんにも何が起こるかわからんのだと。
お城の前の広場ではすでに出店が並んでたり、芸人さんが準備を始めてたり。歌舞の民マウ族の歌と踊りは人気なんだとさ。楽しみタノシミ♪
ヤム族はヤギさん?哲学なメモ紙食べてます。(笑)

お祭り準備もあらかた見たし、宿屋でお休み…と思ったら宿泊お断り?
と思ったら
「あんた、どこかで見たことがある…あ、お坊ちゃまでは!?」
おおー!宿屋の主人も知ってるかロアン坊ちゃん!(笑)
話を誤魔化して、リュードたちの宿泊を頼んで、街で噂の式典だとか、地下で見つかった宝物だとかが気になるからとりあえず実家に帰っちゃうロアン坊ちゃん。
おいおい、実家があるならそこに泊めてよーと思ったんだけど、この奇妙な連れは不審でしょー?まあ、今日は宿屋で宿泊ね。

食事中、宿屋の主人が情報屋さんの話をしてくれる。
なんでも「カップルでラーブラブ」ならいいとか?ワケワカラン。(笑)
リュードと仲良し〜とからかわれたエレナちゃん、照れて逆ギレれしちゃう。
部屋に戻ってもぐるぐる考えちゃうエレナちゃん。
リュードとカップルでラーブラブ…そんな、神官なのに!リュードなんて雇ってるだけなんだから…
ああもう、かーわいいねぇ。(笑)
眠った後、入れ替わったミレーニアにもからかわれちゃう。
鏡にラクガキ。

深夜の王城?国王様がなんだか怪しい人とお話してます。

「あんた、リュードのことが好きなんだろ?ハッキリしな!」
朝起きて、鏡のラクガキ見つけてアワアワするエレナちゃん、かーわいいねぇ。(笑)
祭りの日。
情報屋さんにはカップルじゃなきゃ行けないらしいんで、マレッグおじさん別行動しちゃいます〜。うふふー。

リュードとエレナが街をウロウロしてると、ゴンゾーラ一座発見!
わー!パエリア姐さんにからかわれるエレナ、面白い〜(笑)
「ヴァルマーも笑い死ぬゴンゾーラ一座101の伝説」が知りたいですよぅ!
港ではカルパッチョとリゾットが出し物のネタを海に沈めちゃった〜とアワアワしてます。わはは。

広場まで行くと、出し物いろいろー!
踊りはまだやってないねー。ジュースもまだねー。
金魚釣りしよう金魚釣り!笑顔でエレナっが釣りましたーおほほー!
情報屋、ヘンブルさんにお伺い。けど、最初は断られちゃう。
「カップルらしく見えないとダメってことか。じゃあ腕でも組んでみよう」
「そそそそそ、そんな!私は神官ですよ!?」
「でもゼラ様の依頼なんだし」
「そそ、そ、そうですね、じゃあ」
腕組んじゃった♪リュードとエレナ、カップルでラーブラブ!(笑)
なんとか情報屋さんのテントに入れてもらったけど、今度は言いがかりをつけられる。
腕相撲で勝負…
「負けたらこのオトコはアタシのものだからね!」
…ひえー!オカマさんですー!がんばれーリュードー!(笑)
腕相撲、ひ、ひ、ひえー負けそう〜
「ヘンブルさん、あなた鼻毛がでてるわよ」
エレナのツッコミでなんとか勝利!
したけど、神の剣の情報なんて持ってませんでした。いったい何の勝負だったんだ?

ヘンブルさんとの勝負の話をしながら広場のベンチに座り込んじゃうエレナちゃん。
ちょっと疲れちゃったんだってさ。
じゃあ、何かドリンク買って来てあげるから待っててねー。

ドリンクスタンド、ロクなモノ置いてません。(笑)
とりあえず、普通のジュースを買ってベンチに戻ると…

「リュードー!」
わー!ミレ子に入れ替わってるー!!
何でー!?リュードがちょっぴり不満そうなんだけど。(笑)エレナちゃんのがよかった??
「あたし1人だけつまんないのなんてイヤ!いっしょして?ね?いいでしょ?」

  きゃーん!ミレ子、かーわーいーいー!!

じゃあ早速金魚釣りな、金魚釣り!
ミレ子、5匹釣りでプロの称号獲得。
ヘンな果物売りでヘンな果物を勧められてリュードにからかわれたり、もうラーブラブ!(笑)
マウ族の歌と踊りが始まってました。
素敵な歌と踊りにミレ子がぽつりと言いますの。
「あたし、人間の暮らしもいいかなって思うわ」
へえー!ますます悪魔らしくないよねぇ。

と、そこに焦った感じのロアン坊ちゃんとマレッグおじさんが合流。
お城で何か起こってるらしい。直接門から入るのはマズいんで、裏口から行こうとロアン坊ちゃん。
お城って、いいの?入っても…?

その前にミレ子とパエリア姐さんを鉢合わせさせよう♪
お、面白いなぁ、喧嘩!(笑)
「あたしがアンタに負けるのは歳と化粧だけだよ!」<ミレ子
「ああやだやだ。胸がデカイのを色気と勘違いしてるなんてさ」<パエリア姐さん
「あ、あの、お2人とも…ボクたち急いでるんですけど」
「「子供は黙ってな!」」
こ、怖い…(爆笑)
口喧嘩を制したのはパエリア姐さんでした。あはは。面白かった。

さて、ボートに乗ってお城へゴー!
裏口で騎士団長さん待ってました。
「ロアン王子!」
王子!?王子さまー!!きゃー!
裏口通路は使ってなかったからモンスターがいっぱいですって。
「王子をよろしくお願いします。お付の方々」
お付って。(笑)

水路の仕掛けをウロウロしてなんとか城内に潜入。



20040215

開かれた闇の扉
サイラム城の地下には封魔士のマイノリーさんが扉を守ってます。

  へぇ。これが闇の扉ねぇ。

扉のカギはロアンのメダル…ああ、あのアギールでデュラムに盗られて大変だったアレね!
国王様はマイノリーさんの仕事が必要なくなったとか言ったらしい。
なんで?扉、開けちゃうの??カギはロアンが持ってるのに??
とにかく、国王様んとこ行ってみよう。

途中、廊下で侍女のマリーさんがお城を案内してくれました。
「スゥゥゥゥ〜〜〜〜〜」
の後、一息でスラスラと謁見の間やら広場やら使用人部屋やらを説明してくれる。
名物。(笑)

ロアン王子、父である国王に詰め寄り!全然似てない〜〜!母上似なのね。
闇の扉を開けると主張する国王に、ロアン王子は「どんな災厄があふれ出すかもしれないのに!」と大反対。カギも渡さないけど、どうやら国王には開ける手段があるらしい。
覚悟しておけ〜と言い捨てて国王は私室へ。

ねえ、なんでこの国の民が「闇の民」なの?と聞くと。

  サイラムの本当の国旗はヴァルマーの紋章。

昔、神魔の戦いの頃、ヴァルマーに与して戦った人達の末裔、ということなんだが、
今はそんなことみんな憶えてなくて、ヴァルマーを崇めている人ももちろんいない。
ってコトは、国王が扉を開く使者がどうとか言ってたのは、ヴァルマーが来たってこと?
ドカーン!
突然衝撃!地下から!?ひょっとして、闇の扉が開いちゃった??
行ってみるぞー!

さっき、見てたハズの闇の扉は粉々にぶっ壊れ、マイノリーさんがグッタリしてる。
虫の息で教えてくれる。
「国王様は騙されていらっしゃる…破滅をもたらすあの男を自由にさせては…」
破滅?あの男?
「破滅の魔人、メルフィスめ!みつけたぞー!」
マレッグおじさん、大興奮。ミレ子も他のヴァルマーを感じてる。
ああ、マイノリーさん、お亡くなりになってしまわれました。ロアン王子ががんばるからね。
さあ、闇の扉の奥へ行くぞい!!

闇の扉の奥は、機械工場みたいなトコでした。
連戦連戦連戦!
でもやっぱりミレ子とロアンの魔法で一発でケリ着いちゃうのはどうかと…(笑)

最奥まで来ても、災厄が出てきそうな気配は無し。ホントにただの工場っぽい。
あ、なんか飛んできた!

  ふよーん、ふよーん、ふよーん(警報)

ヴァルマーのツメー!今度は誰に憑依してんのさー!てか、メルフィス違うしー!
ギャー!バトルだー!
…サクサクっとバトル終了してしまった。まだミレ子爆発してないのに…。
ミレ子が倒れたヴァルマーのツメをギューンと吸収しちゃうと、残ったのは女の子。
と思ったらオートマター(自動人形)でした。
じゃあ、メルフィスはドコね?
ミレ子曰く、まだ近くにこのツメを操ってた他のヴァルマーがいるらしい。

ロアン王子、闇の扉の奥がこんなただの工場だったのが大ショック!
開けたらドバーンと災厄が出てくると信じて守ってたのに、ただの工場の見張り番だった。
今まで一体何を悩んでたのかさえもバカバカしい。ああ、ショックー。
工場壊しちゃえ!で、壊しちゃった。
地上へ脱出!
のついでに、マレッグおじさん、さっきのオートマターも持ってきちゃった。

とりあえず、拾ってきたオートマターの検分。

  あ、起きた。

今は戦う意志さえもない、命令が無ければ動くこともできないただの人形。
放置しておいても大丈夫でしょ。
マレッグおじさんが人形にもやさしく頭をなでなで。
「おぬしはもう自由だ。好きなように生きるがいい」
それだけ言って、あー国王んとこ行かなくちゃー!
残されたオートマターが小さく首をかしげる。
「自由?…わかりません」



20040216

世界を巻き込む兄弟喧嘩!

闇の扉を開けちゃったヤツを探してます。
とりあえず、国王んとこ…にヘンな男がいるってかー?
そいつそいつ!

王様の部屋へ言ってみると、隣の私室から争う声と最後に国王の呻き声。
おわっ!ヤラれたかー?
行ってみる。
「フフフフフ…」
こーんな状況で笑ってられるキテレツ野郎はテメェか!マレッグおじさん爆発寸前をリュードが止める。
「お前は本当にメルフィスにいさんなのか!?」
「相変わらずの甘えぶりだな、弟よ」
えー!甘えっ子リュード!?
想像………ぷっ。
あ、いやいや。ココはシリアスだ。
角突き甲冑魔人・メルフィスにーちゃんは、国王をボコってました。
ミレ子曰く、こりゃ完全にヴァルマーにイッちゃってるらしい。
それなら、それなら、戦うしかないかー!?

  さあ、この刃を受けるがいい!

いやーん!おにいちゃーん!!
メルフィス兄ちゃん、めっちゃ強いです。
ノーキャンセルにノーダメージでどーせーっちゅうんですか?
とりあえず、ミレ子の「呪縛の瞳」で時間を稼いで強化回復しまくってもダメでーす。
魔人剣が相当イタくて、鬼哭冥王剣でリュードがサックリ死亡。
(他キャラが先に死ぬと最初っからやりなおしなのね…)

メル兄ちゃんがリュードにトドメを刺そうとしたとき、横からリングがシュパッと飛んでくる。

  あ、さっきのオートマター!

水を差されて、突如勃発する兄弟喧嘩。(笑)
「今おまえには何が残されているというのだ?まさか未だに夢物語を信じているのか?」
「兄さんじゃないか!俺の夢も、みんなの理想さえもブチ壊しにしたのは!」
「何もかもが幻想に過ぎないのだ。愚かなことだ…。そう、生まれ変わる前の我のように」
もうおまえはにいさんじゃない!
ああーん、まるで普通の兄弟喧嘩。(笑)
メル兄は故郷に来いと言い捨てて、窓から逃げて行っちゃいました。

助けてくれたオートマターは命令が欲しいみたいなんだけど、そんなのできないし。
とりあえず自由にしろよー。

ロアン王子、ヘッポコ国王に代わって国を継ぐ決意をします。
「闇の民」や「闇の扉」の意味をずっと考え続けて旅してきた王子さま。
けど、そんな伝承に縛られるのはもう終わり。
「ボクたちは、1人1人考えなきゃいけない。間違った伝承に人々が縛りつけられたりしないように、この国を変えていきたいんです!」

確かに伝承は正しかったんじゃないの?
闇の扉が開かれたとき、この国が誇りを取り戻すってのは。
がんばれ、ロアン王子!
じゃなくて、王様ー!

翌日、国民の前で大演説ぶちかますロアン新国王様。
隠されていた旗のこと。
闇の扉があってそれを開いたこと、中身はただの工場だったこと。
かつて、この国の民が「闇の民」としてヴァルマーを崇めていたこと。
国民達、どよどよ動揺。
けれど、サイラムの民はヴァルマーが求めた「人形」ではなく「人」であり決して道具ではないこと。
過去を隠していてもなんの夢も未来もない。
だから、過去に縛られずに、新しい未来を、みんなで模索していきましょう!

大演説!ブラボー!
最後に、サイラムの本当の国旗を掲揚します。

  旗揚げ役はリュードでした。

エレナちゃんと旗の下でお話。
ヴァルマーの旗を掲げちゃうなんて、いいの?グラナスの歌姫様?
「いいのよ。これはしなくちゃならないことだと思うの」

式典が終わってからお城をうろうろ。
城内はみんな活気溢れております。
みんなロアンが大好きだから、過去なんかに負けてられないと盛り上がりムードです。
みんながんばってね。亡き王妃様も見守ってくださってるよ。

お城から出ようとすると、ロアン新国王さまが追いかけてきてくれました。
リュードとエレナとマレッグは神の剣の手がかり含めて、リュードとメルフィスの故郷である「剣士の島」へ行きます。
ってことで、ロアンとはここでお別れです。

  やーん、泣かないでーロアン坊ちゃん!

しっかりがんばってね。
ロアンが剣士の島までの船を用意してくれました。ありがとう。
じゃあ、またねー!

お城を出ると、お祭りやってる広場にぽつーんと1人待ってる子がいます。
あ、オートマターだ!
自由にしていいって言ったのに、なんで?

  「何をしてもいい」とは、何をすればいいのです?

難しいこと聞くなぁ〜どうするよ、マレッグおじさん?
「わからんのならついてくればいい」
え!?
「わからんのではなく、心を忘れているだけなのだ。人と共にいればきっと心を取り戻す」
この確信、というか、わかってるのがスゴいんだよな、マレッグおじさん。
オートマターは一緒に来るそうです。
お名前は?
「固体識別名はティオです」
よっしゃ。ティオ、よろしくー!

じゃあ、まず祭り見物な。金魚釣り、金魚釣り!
「金魚を釣るのですか?その作業にどのようなメリットがあるのですか?」
あ、意味なしにされてしまった!(笑)
ヘンな果物売りは営業停止になってました。
ヘンブルさんとの腕相撲、ゴールドフェザーまで行ったぜー!
マウ族の子供はお友達ができたんだって。来年は一緒に踊るんだって。

ゴンゾーラ一座は結局まだ商売始めてません。
パエリア姐さん、ロアン坊ちゃんが王子だったと知って「こんなことならもう少し恩を売っておくんだった」なんて、冗談だか本気だか…。
カルパッチョさんは折角だから一座と旅した王子の話を芝居にしようと、これまた冗談なんだか本気なんだか。

宿でお食事。
ティオに自己紹介してみます。が、本当に何にもわからないティオに説明するのって大変。
自己紹介ってのはただの情報交換だけじゃなくて、仲間になろうね、って意味なんだよー。

ちょっとセントハイムまで戻ってみた。
パン屋で「いいにおいがする」に反応するティオ。
においに「いい・悪い」があるのがわかんない。好きか好きじゃないか、なんだけど。(笑)
お食事しても、ティオの心の話がとっても面白い。
心は胸の中にある、と聞いてエレナの胸をじっくりみちゃったり。(笑)
心を繋げる、もよくわからない。一緒になる、という意味でもない。
「心は目に見えず触れることもできないが、確かにあるのだ」
マレッグおじさんのお話、大好きー!


さあさあ、次はサイラムから船に乗るぞー!!



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