グランディアU 日記、その2


20040130

大地の傷跡、グラナクリフ!

昔々、人々は光の神グラナス様の祝福を受けて幸せに暮らしていました。
そこに闇の悪魔ヴァルマーが光を奪いにやってきました。
すざましい戦いがあって、グラナス様は粉々に砕かれながらもヴァルマーを封印しました。
その時、落ちたグラナス様の破片が大地を切り裂き、巨大な絶壁グラナクリフができたのです。
…という伝説はウソーと思いがちだが本当なのだ!


大陸は巨大な溝で別けられてしまって、どーやって向こう側にあるセントハイムまで行くんだか?
「ほら、アレに乗っていくんですよ!」
ロアンが指差した先に…
ごんごんごんごん。

  巨大キノコ?

エールポートじゃ。明日はリリグからアレに乗っていくぞー!

キャンプしてたら、外が異様に静か。
おかしい!?
「ぐるるるるるー!闇のニオイがする!」
ぎゃー獣人だーおーそーわーれーるー!
でも狙ってるのはなぜかリュード一人だけ。エレナとロアンにはぜんぜん攻撃してこないの。
なんとかやっつけたら、どーやら人違いだったらしい。おいおい。で、誰と間違えたって?
「破壊の魔人、メルフィス!」
「メルフィスだと!?」

  え?(笑)

知らん。間違えて悪かったーと言い捨てて獣人マレッグおじさん退場。


当たり前の幸せを失くした街。

重い空気のまま、リリグへ到着。さっさとエールポートに乗って行こうや。
とりあえず、宿屋でリリグの珍味をいただきまーす!
「ま、まっずーい!砂みたいにジャリジャリしてて、味がしなーい」
…確かに珍味?コンニャイモ。(笑)
翌日、エールポートに乗せてもらおうと、街の中をうろうろしてたら、どーにもみんな元気が無い。
「つい10日ほど前から、何を食べても味がしなくなって、食べられるものはもとから味の無いコンニャイモだけ…。子供や年寄りからどんどん元気が無くなってしまって。でもエールポートが生み出す金が無かったら、生活もできないんだよ」
うーん。金か味か。
とにかくガダンさんとこ行って、エールポートに乗せてー…と、ガダンさん、めっちゃ食ってるし!一人だけ、味覚もそのままらしい。
「他の人が苦しんでいるのに、どうにかしようとは思わないんですか!?」
「なぜワタシ一人が幸せではいけないんですか?」
そーくるか。ぱっくぱっく食いながら、エレナを見て「美味しそう」って、食われるぞ、エレナ。(笑)
明日、金さえ払えばエールポートに乗せてもらえるってコトらしいので、とりあえず、また余裕ができた。
とにかく、グラナス教会行って話を聞いてみよう、そうしよう。
「この街はグラナス様のご加護を受けた街なのですよ」
神父が見せてくれた上から見たリリグの街、古い柱みたいなのが4つ。
「ひょっとして、これはガルミアの塔と同じなんじゃないか?」
リュードが気付く。じゃあ、ひょっとしたらヴァルマーの封印があったのかも?
この味覚が無くなるのも、そのせいなのかも??
「お願い、リュード!街の人を助けてあげて!」
エレナお嬢ちゃん…そんな余裕があるかー!と言いたいけど、もしここで助けなかったら、一人でも行っちゃいそうだし、護衛役引き受けちゃったし…

  ああもう!しょうがない!

行ってやらぁ!

教会の外でさっきの獣人、マレッグがいてました。
「闇のニオイがする。メルフィスに似ている」
「じゃあこの騒ぎはメルフィスが?」
そりゃどうだかわかんないけど。とりあえず、セントハイムまで行った後はマレッグと一緒にメルフィスを追う約束をして、一緒に行動することになりました。

さてさて、遺跡風の柱を調べてると、何やら地下への入り口が。
坑道発見!
探検探検。
ただの坑道かと思わせておいて、ちゃんと神殿風のシカケもあるじゃんかー!
シカケを解いて、グラナクリフの絶壁に出来た道を抜けて…。
でたー!でっかいカニ!
違う、ヴァルマーの舌。
「旨そうなのがいる〜」ってエレナが食べられちゃったよー!いやーんっ!
ドバーンッ!突破して逃げてきたのはエレナじゃなくてミレーニア!

  ぎゃーっとーもーぐーいー!

バトル突入〜怒りゲージが発動することも無く、ヴァルマーの舌をやっつけちゃった。
最後に、ミレ子がギュギュギューンとヴァルマーの舌を吸い取っちゃう。
さーすがー!ヴァルマーの翼!ってほめられた話じゃねええ!!

ヴァルマーの舌は、ガダンさんの成れの果ての姿でした。
ガダンさんは昏睡状態のまんまです。心をヴァルマーに喰われてしまったのだ。
ということは、エレナの心もそのうちミレ子に喰われちゃったりして…。
いやんいやーんっ!
早いことセントハイムへ行きましょうか。

リリグの街は元通り。みんな普通に食べ物の味がわかるようになりました。
金のために街に残って味を捨てていた人たちが、やっと普通の幸せを思い出しました。
大切なものを見失ったとき、欲望のままに振舞ったりして、何が幸せなのかもわからなくなってしまう。
「私も、大切なことをつい忘れてしまいます。でも、大切なことを思い出してやり直せるなら、それでいいじゃありませんか」
グラナスの歌姫、エレナちゃん。
筋金入りの世間知らずで、誰でも信じることができる、いい子です。

いい子なんだよねえ。(笑)

さ、次はエールポートに乗るぞ!


20040131

今日は時間が無かったんです。
でも。
20分だけやりました!
…根性だな。(笑)

エールポートに乗る前に〜
アギールとカーポに戻っておかなくては!
一度離れると、もう戻れないマップ〜〜。

●マレッグおじさんの不思議なニオイ。
アギールでパイクスの料理を「旨そうなニオイ」と言ったんだが、マレッグが感じるニオイってちょっと不思議。
感情なんかも「ニオイがする」んだもんね。
獣人さん特有の能力っぽい。
他の獣人さんてどんなのー?みんなマレッグみたいなの?と聞いたエレナに
「では、おぬしら人間はどうなのだ?」と聞き返すマレッグ。
ああ、そうか。それぞれみんな違うんだーと解からせてくれる。
マレッグおじさんのお話がすごいです。

●そんで、リュードのニオイ。
マレッグもロアンもカーポの村が気に入った様子。
なのに、リュードは苦手。
善意で助け合って生きているというのが、どうにも苦手。
「リュードは素直ではないのだな」マレッグおじさんが笑う。
「マレッグさんはリュードを信じてるんですね」ロアンが問うと、
「信じてるのではない。知っているのだ」
やっぱりすごいね。確信だよ、マレッグおじさん!

こんな感じで20分グラ2は終了〜〜
次こそエールポート!


20040202

赤く輝く月。ヴァルマーの月。  

リリグを出発しよう。
技師さんの家族も元通り仲良くなりました。

「ヴァルマーの舌」がこの街の人の味覚を奪っていた…けれど、残って金儲けをやめられない人もいた。
人の価値観ってものはその人によって違う。
「それでも元の生活を取り戻せたんならいいんじゃないかしら。
 みんなで努力していれば、この壊れた世界でも幸せはきっと戻ってきます。
 グラナス様も、見守っていてくださいます」
なーんでこんな楽観的なんだ!エレナー!(笑)
リュードが思わずため息。
「ただの世間知らずと思ってたけど、……筋金入りの世間知らずさ!おまえは!」
言って、笑って誤魔化すリュード。
けど、その信じるってのがね、面白いよねぇ、エレナちゃんは!

さ。エールポートに乗るべー!
このグラナクリフを越えれば、グラナス大神殿のあるセントハイムまであと一息だ!

♪じゃんっじゃんっじゃんっじゃんっじゃんじゃんっじゃんっじゃんっじゃんっじゃんっじゃんじゃんっ

 

飛んでる飛んでるー!対岸の街までロープを張って、それに沿って気球を飛ばすんだよ。
かーっこいいー!

時間は夜。
みんなでリリグで起こった出来事を話してます。
エレナちゃんはヴァルマーの舌に出会った瞬間から気が遠くなって、眠っていたような感覚だったらしい。
リュードがミレーニアがやったこと、舌に何かしたら消えたこと、とかを話す。
ブキミよねぇ、やっぱり、そんなことが自分の身に起こったら。

急にエールポートに衝撃!
「闇が…闇がくる!」エレナが胸を押さえる。
なんだろう?とロアンが窓の外を覗くと、赤い光がカッ!と差し込んだ。
エールポートがグラグラ揺れて、飛ばされて…
ぎゃーー!

  墜落。あーあ。

落っこちた場所には、リュードとマレッグとロアン。
あれ?エレナは?途中で落っこちちゃった!?」
「いや…ふむ、エレナのニオイがする!こっちだ!」
マレッグおじさんの案内で走り出す3人。

「エレナ、エレナってば。起きなよ」
誰かに呼ばれて飛び起きるエレナ。誰もいない場所で。
「誰!?」
「うーん…あ、そこに光る板があるだろ?」
言われてエレナが覗き込むと、浮かび上がる影。

  初めまして、エレナお嬢ちゃん。

「あ、あなたが、ミレーニア!?」
「イエー!」
か、軽い!(笑)
仲良くしようね、とか。
あんたの中はとっても居心地がいいの、グラナスの歌姫様!とか。
あたしはいつだってあんたと一緒なのさ。ずーーーっと、ね。とか。
ミレーニアがどういうツモリなんだか。

エレナは光の神グラナスに仕える曇りなき歌姫。のハズなんだけども。
そうじゃないとでも言いたいミレーニア。
ああ、楽しい!

やっとリュードたちがエレナを見つけてくれた。
「大丈夫か?ケガはないみたいだな。…どうしたんだ?幽霊でも見たような顔してるぞ?」
「見たのかも…知れない…。これって夢じゃないのね…。
 “闇の日”が近い…。ヴァルマーの月が次第に赤くなる…」
呟いたエレナ。
とりあえず、エールポートはグラナクリフに沿って北に落っこちたらしい。
「セントハイムまで歩くしかないな。…行くか」

さ、行きましょう行きましょう。
次なる悲しみへ。

今日はここまでー。イベントばっかりじゃん。(笑)



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