『J』に到着。
「ジャスティン!?なぜフィーナがここにいる?リーンは一人で何を!?」
焦りまくるミューレンの前のディスプレイ…他全部がリーンに制御されてしまいます。
「光翼人の力に頼るということは、悲しい神話を繰り返すということ。
私にはない力がフィーナにはあるわ。それは、ジャスティン、あなたなのよ。
この過ちの鎖を断ち切る答えに、あなたは必ずたどり着くわ。
そのための、一握りの時間を作ります。
罪の象徴であるこの呪われた翼…、すこしでもその罪を軽くできるのなら、私は誇りに思います。
ミューレン大佐…私の最後の言葉…
あなたを、愛して、います、ずっと、ずっと…」
リーンをジャスティンが追う。蒸気砲の上にリーンがいる。
「やめるんだー!リーン!」
声は届かず。
蒸気砲をガイアに向けて撃っても効果は無く、紅い翼を従えたリーンがガイアに食われて…
もう一度蒸気砲を発砲。リーンの力と共に、ガイアは光に包まれて…
ジールパドンのテント。
落ち込むフィーナを励まそうかなーと思ってると。
ミューレンさま登場、テントに一人残ってるフィーナを説得。
「我々に残された光翼人は、フィーナ、きみだけだ」
「そして、私は死ぬのね?」
こらー。アンタら、リーンの言うたことを…
とジャスが言おうとしても、ちゃんと言い出せず。ジャスも悪い。
ミューレンが去って。途方にくれるジャスにギドが帰ってきたという知らせ。
早速会いに行く。
「オレ、どうすればいいのか解らないんだ。一人で何をすれば…」
「自分の為に何かをする力よりも、誰かの為の方がずっと力が出せると思わないかい?」
イイコト言うねぇぇぇぇ!ギドってば!!
うん。解った。フィーナと一緒にもう一度考えてみる!
と、テントに戻ると、フィーナがいない? 軍に行っちゃったか!?
ガーライル軍の野戦基地、リオンロットに乗り込もうとするフィーナに追いついた!
「オレがガイアを止めてやる!」
「ありがとう。ジャスティンは私を守る為にバールに精霊石を渡してくれた。
とても嬉しかった。でもそれがガイアを目覚めさせて、たくさんの人が死んで、姉さんも…
今度は私の番ね。ガイアの手から全てを守るの。世界を、そしてあなたを…」
追おうとするジャスを光翼人の力で弾き飛ばして。
「私にしかない光翼人の力…誰かがガイアを、今止めなければならないわ。
そして、それは光翼人である私の義務…
…ジャスティン!さようなら、忘れないで、私のこと!!」
ガイアに特攻攻撃するために行ってしまう、リオンロット。
フィーナに拒まれたジャスは失意のまま。
「オレには、フィーナを守れない。止めることすらできなかった。何の力も無いんだ…」
ラップもキレちゃって。
「見損なったぜ!…とっととくたばっちまえ!」
リエーテも静かに怒ってて。
「私もあなたと一緒にいる理由は無いようですね。アレントへ帰るとしましょうか。
永遠の時を待ち続ける存在とはいえ、あなたと共にいたことは時間の無駄だったようですね」
二人とも、ジャスを置いて、どこかに行っちゃう。
砂漠のキャンプ地に雨。
軍が撤退していく中に、あの3人娘がいる。
サキ「お前、用無しになったらしいな。
って言っても、あたしたちもミューレンさまの命令で用無しさ」
ミオ「特攻作戦に参加しない兵士を故郷に送り届けなければなりませんの」
ナナ「お前も早くお逃げなさい。せっかく助かった命、大切にしなさい」
みんなみんないなくなっちゃう。
ひとりで雨の中、落ち込みまくるジャスティン。
「オレ、なんで世界を守れるなんて思ったんだろう…
人の力で未来を創れるなんて、人が時代を変えられるなんて、なんでそんな風に思ったんだろう…
自分の未来を創るどころか、今のオレには何一つできやしないじゃないか!!
世界の果てが越えられたからって、アレントに辿り着けたからって難だって言うんだ…
今のオレには、大好きな…大好きな女の子ひとり守れないじゃないか!
リーン、ごめん。『新しい道』なんて、オレにはみつけられないよ…」
精霊が呼んでる。ジルパへ。ギドのところへ行ってみよう。
ジールパドンは元気になりそうな気配。みんなが復興のことを考え始めた。
ガイアの触手が無くなってるよ〜
ホテルアルカダ跡地にギド発見。
ギドはずっと前からやるべきことを考えていた。感心しながらも落ち込んだままのジャス。
ギドの手伝いを申し出ても、断られちゃう。
「おまえにまで捨てられるとは思わなかったよ」
「モゲ族は何も捨てないんだ。どんなものにも精霊が宿ってる。それを利用するんだ
キミにはキミの役割がある」
さらに落ち込むジャスの前に精霊が舞う。
「遙かな神話の時代、人は精霊と暮らしていた。ガイアが人々の心を砕くまでは…
永い間、砕けた心を再び1つにしようと考える人は誰もいなかった。誰にもできなかった。
でもキミはやってのけたじゃないか」
そんなの…自分だけの力じゃない。
「なんだい?まだ気付いていないのかい?」
「ジャスティン!!」
スーーーーーーー!?
「へへー。来ちゃった!」
ミルダ姐さん?
「女はいつだって、ホレた男が助けに来てくれるのを待ってるんだよ。もちろんフィーナだってさ!」
リエーテ!?
「フィーナさんには光翼人としての運命があります。その道を変えられるのはあなただけですよ」
ラップ!!
「要はオレもジャスも、考えるよりもやってみろってコトだな!」
ガドインだー!
「良い仲間を持ったな、ジャスティン!」
ギド。まとめてください。
「わかったかい?これがキミのちからなのさ!
ジャスティンはジャスティンの力を使って、世界を救ってくれ。それがキミの役割だろ?」
うわぁぁんっ!がんばるよぅっ!(泣)
「そうか、みんなと力を合わせればいいだけだったんだ。簡単なことじゃないか!」
精霊たちがどんどん集まって…輝く扉が現れる!!
リエーテも驚いてたり。
「あれは、精霊の門です!世界のはじまりに現れると思っていた『真理の体現者』が
今、生まれようとしています。精霊たちがあなたを認め、聖地に招いているのです!
行きましょうジャスティン。精霊の想いに答えるのです。
その時、精霊は必ずあなたに力を貸してくれるでしょう」
よーし!行こう、精霊の聖地へ!!
うーん、大詰めだなぁ〜〜!!