塗装の準備を始めました。
まず、いろいろ調べました。 調べると言ってもっぱら、HPを回るだけです 調べた範囲内で気づいたところを述べます。
洗浄について
外壁塗装を業者さんに依頼したり、見積もりを頼むと「高圧洗浄」という文字が出てきます。
塗装業者さんは外壁の洗浄に高圧洗浄機を用います。
しかし、高圧洗浄も下地の状態によっては、逆に悪影響を及ぼす場合があります。通常雨水などが進入しない場所にまで水を侵入させる事になるからです。下地に亀裂や劣化がある場合は、できるかぎり水の進入は避けたいものです。劣化した下地の場合、圧力をかけずに高圧洗浄機を使用しているという話もよく耳にします。
今回の私の経験上、高圧洗浄機を使用しなくても、 「ホース」 と 「ブラシ」 での手洗いで相当の洗浄効果が得られます。さらに「濡れ雑巾」だけでも十分であると思います。この方法は面倒そうですが、下地の中に水分の入り込みもありませんし、隅々までふき取れるのでおすすめです。 しかも、周囲への水の飛び散りもありませんし、乾燥が早いので、すぐに次の作業が出来ます。 できれば、雑巾専用の中古の洗濯機が屋外にあればすぐにぼろ布を洗濯できて大変便利です。
ベランダの床の塗装は サンデーペイントのアクリル系防水塗料を使いました。
作業場所 塗料や刷毛、調合などここでします。
屋根の下なので雨でも作業可能です。時間がかかる作業ですので、道具の良好な保存と作業は気持ちよくできないといやになってしまいます。
ローラーは使うたびにエバラ焼き肉のたれの瓶に入れ、
希釈用シンナーをたぽたぽに入れます。 こうすると次に使用するときにすぐに使用できます。また、瓶に入れたシンナーをそのまま次回の塗料の希釈材として使いますので、無駄はありません。ただし、同じ色の話です。 結局、最後まで同じ色のローラーはすべて一本で通しました。
余った塗料は余った瓶に入れます。。 そのまま塗装用缶として
使用もできるし長期保存もできます。
保存用缶やローラーはさらに空き缶に入れ整理、保存します。 とにかく、作業時間は毎日少しずつで次は1週間後ということも多いのできちんと保存しておかないと塗料や道具が傷みます。
その他、マスキングテープや刷毛など道具類はケースに整理保管。作業が終わった後、面倒のように感じますが実際片づけの時間はわずかです。 これが、次の日の作業をとても楽にします
とにかく整理整頓が大切です。
新しく購入した塗料桶 この中に使い捨ての中枠を入れて
使用 ローラーもプロ用を使用します。 この桶に直接塗料を入れると次に使えなくなるので、スーパーのレジ袋を2重にはめてその中に塗料を入れました。 その日の塗装が終わればそのまま捨てます。 DIYでは、一日に30分しか作業出来ないことも多いのでこのような工夫も便利です。
道具について
ほとんどは、新しく購入したものです。 ただ、素人ですので、プロの様に高価な専門器を買っても後の使い道がありません。 大まかな道具類のポイントを挙げて見ました。
塗料:
これは、なんと言ってもよい塗料を使いましょう。 塗料のページでも述べていますが、フッ素塗料以外は高い塗料といってもそれほど価格に違いはありません。 少なくともシリコン配合の塗料がこれからの主流なると思います。
刷毛、ローラー:
日曜大工ショップで販売しているので十分です。 プロは刷毛を使った後洗浄してまた使いますが、私はほとんど使い捨てした。 小さい刷毛なんかは50円ほどで売っています。 ローラーは後で述べる方法でほとんど一つの色に対して一本で済みます。
マスキングテープ、養生用品:
塗料が付かないようにマスクしたり保護したりすることです。マスキングテープはいろいろ買ってみましたが、何処が良いのかわかりません。すぐにちぎれたり、粘着力が強すぎたりいろいろです。 最初にホームセンターで買ったテープが良かったのですが、その後なぜか売られておらずそのあと、近くの日曜大工店で大量に購入したテープはすぐにちぎれてだめでした。でも、これをだましだまし使っていました。 また、外壁の格子模様の幅はちょうど21ミリでしたので、21ミリのテープがぴったりでした。
道具:
新たに購入した器具は 「マキタ」の ディスクグラインダー モデル9533 BLAです。.ディスクは近所の
ホームセンターで買ったダイヤモンドカッターです。 新たに購入したものの詳細は道具のページへをご覧下さい。
コーキング:
ノンブリードタイプ のウレタンコーキングで 日東ポリマーの「塗装専科」をもっぱら使いました。このコーキング材を使うときは下地処理として、専用のNUMプライマーを塗っておくと接着性が増します。 このウレタン系のコーキングは部材の変形にも適応し、また塗料の接着性がよくコーキング材に塗装するときはおすすめです。
そのほか、変成シリコン系のコーキング材も使いましたが、硬化までの時間はウレタンより早いと思いますが、使い勝手は同じ様なものでした。
服装など:
やっぱり、専用の上下の服、スニーカー、帽子が必要です。 また、小物をぶらさげられるポシェットも便利です。
使用した塗料
屋根: 下塗り 水谷ペイント RM プライマー
上塗り 水谷ペイント パワーシリコンマイルド 2
鉄部: 下塗り 関西ペイント アレスイーグル
外壁: 下塗り 関西ペイント アレスポリマーレジン
上塗り 関西ペイント アレスエコシリコン
以下、簡単ですが、写真をご覧下さい。