タ・プローム寺院


アンコールトムと同様に今から800年くらい前にジャヤヴァルマン7世が母親のために作ったとされる寺院です。
当時は各塔に金やサファイヤが埋め込まれ非常に綺麗な姿だったそうです。
草に覆われた4面仏と回廊の写真.

アンコール遺跡はカンボジアがフランスに占領された時代から推し進められた修復工事により修復が今も続いていますが、このタ・プローム寺院だけは当時発見されたままの姿で残す事を決定したらしく壊れた石などもそのままにされています。
ガジュマロの木に飲み込まれる回廊。

タ・プローム寺院の特徴がこのガジュマロの木です。
ところどころでガジュマロの木が遺跡を壊し続けています。
この木の陰から除くアプサラスの彫刻などは他の遺跡より神秘的に見えました。
なんだか修復されない良さと壊れていく残念さが混じる不思議な気分でした。
タ・プロームの駐車場までの道。

タ・プローム周辺のジャングルはすべてが巨大で、
日本ではすべて神木?みたいな太さの木がにょきにょきそこらじゅうに生えていました。