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企画紹介

発明の経緯
利用者の行動を見る
 スーパー等の食料品売場で買物のレジを済ませた後、サッカー台で購入品をレジ袋、あるいは持参したマイバッグに詰め替えている買物客を見ていると、生鮮品や冷凍食品等の水滴や汁がこぼれたり、匂いがつかないように他の品物と区別するためにサッカー台に設置されたロール型ポリ袋をちぎり取り、個々にポリ袋に入れています。

開口部が見えにくい
 袋の上部(開口部)がわかりにくいため ポリ袋を顔に近づけて上部(開口部)を探す行動が多く目につきます。視力の低下している方や高齢者には特に、ポリ袋の上下を見分ける事は相当に困難な事のようです。【VIVACEより

開口が困難
さらに、ようやく上部(開口部)を確認する事ができても、ポリ袋を開口させるためにはまた、一苦労します。ポリ袋の開口部は直線的に密着しているため、袋の上から指の腹を擦り合わせて開口させようとしても、密着した開口部はずれにくく、容易には開口しないからです。指が乾燥する冬期には顕著に表れ、これも特に高齢者には困難なようです。開口を補助するためにスーパー等ではおしぼりや湿らせたスポンジが設置されています。確かに乾燥したり、力の弱い指では開口しにくいポリ袋も湿らせた指で擦り合わせれば、なるほど開口しやすくなります。

指舐め・スポンジ等は不衛生?
 しかし、その便利なはずのおしぼりやスポンジが利用者の指によって、真っ黒く汚れていたり、野菜カスが付いていたり、惣菜や生鮮品の汁らしき色のものが染み付いて不衛生になっている場合があり、おしぼりやスポンジを利用せずに、指を自分の口で湿らせる方も多く見受けられ、あまり衛生的に良くないように見えました。

考えよう!
 それを見ているうちに、簡単に開口部がわかれば視力の低下した人や高齢者にも判別し易くなり、また開口も容易に出来ないものかと考えました。

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