++ 日常日記 ++


06.01.04-チョコレートと大惨事

この年末年始、水槽で大惨事が起こった・・・
その事件は、去る12月21日から始まった
21日に以前より熱帯魚を扱うネットショップで取り置きして貰っていた、7cm程のチョコレート・ゼブラ・プレコが届いた。
以前からネット経由での熱帯魚購入でトラブルが続いていたので出来るだけ、ネット経由(通販等)で熱帯魚購入をしない様にと思っていたのだが、このチョコレート・ゼブラ・プレコは近所の熱帯魚では見つからずネットショップでも、何とか1件だけしか見つからなかった、中々売られていない魚種だったので、多少心配だったが、ネット経由で購入する事にしたのだった。

そしてやっと、チョコレート・ゼブラ・プレコが届いたのだが、今まで宅急便で送られてきた熱帯魚の中で一番大きなダンボール箱で送られてきた。
その中に、6面を覆うように発泡スチロールの板で囲まれ、その中に新聞紙のクッションが入れられ、4重になった、チョコレート・ゼブラ・プレコ1匹が入った袋が入っていた。
しかし、袋を持ってみると中の水温が低い様に感じ良く見てみると、この時期、宅急便で送られてくる熱帯魚によく入っている、使い捨てカイロが入っていなかったのだ・・・
使い捨てカイロは、その店では元々入れていないのか、ただ入れ忘れなのかはわからないが水温が低い様で、元気がなかった。

そして、水温合わせを済ませ、エアレーションをかけながら、2時間ほどかけて水合わせを済ませた。
この時、気付いたのだが二酸化炭素を添加している、水槽の水を使って水合わせをする時、新しい魚の元の水にエアレーションをかけていると、せっかく入れた水槽の水の二酸化炭素が抜けてどんどん、Phが上昇し、いくら水合わせを行っても同じPhにならない・・・。

ともあれ、水合わせも無事(?)に済ませ、水槽の中に入れた。
水合わせの時に使っていた、プラケースが傷で曇っており、気付かなかったのだが、チョコレート・ゼブラ・プレコの体に、真っ白ではないものの、少し黄色みがかった小さな、粒が付いてた。
が、このチョコレート・ゼブラ・プレコの実物をまだ見た事がなかったので、体表面の凸凹かと思い、そのまま、様子を見る事にした・・・これが全てが狂いだした時である・・・

臆病な性格の様でその後、2日間姿を見せなかったのだが、3日目にやっと姿を観たのだが、かなり元気がなく明らかに、体表面の小さな粒々の数も増えている。
ここでやっと、白点病だと確信し、いつもの様に治療用プラケースを水槽に浮かべ白点病の治療をする事にした。
水温を26.5度位に設定し、裂いた鷹の爪を3本をお茶パックに詰め、少し食塩を入れた。
そして、今回は症状が既に末期だと思い、メチレンブルー水溶液を2滴入れた。
が・・・治療の甲斐なく、次の日に死亡を確認した。(下の写真は死亡前の写真)

そして、いちをお店の方に届いた魚が白点病にかかっていた事をメールで伝え、3日後の連絡なのでほぼ無理だと思いながらも、必要であれば、死魚と生前のチョコレート・ゼブラ・プレコの画像を送る。と伝え死着保障の事を聞いてみると、死着保障(送料着払い)してくれるとの事だった。
が、天候不良の為、年明けに以後になると返事が返ってきたので、それに応じた。
しかし、これで、一件落着ではなかった、本当の大惨事は、これから始まる・・・・

メールを送った次の日、ネオン・テトラ、カージナル・テトラ、ラミーノーズ・テトラのカラシン系の魚全てに白い点があるのを発見した。
ある程度、予想はしていた物の、進行の早さ、1個体の白点の数の多さに驚いた。
水槽内白点病汚染である・・・

よく見てみると、バンブルビー・ゴビー1匹にも感染、その他の熱帯魚にも感染の疑い有りの状態だったので、最早、治療用プラケースでは追いつかない状態だったので、水草全滅を覚悟の上で薬を使って水槽ごと治療する事にした。
今使っている、白点病治療薬、メチレンブルー水溶液は60Lに10ml(10g)なので、1L辺り、約1.6mlの添加が必要なので、90センチ水槽160Lでは、約26mlの添加が必要だった。
それを、水槽内に入れてみる、入れすぎ防止の為(無色だと、ついつい入れ過ぎてしまいそうだったので)、青色に着色された物を使ったので、水槽内が絵の具を落とした様に青に染まっていく。
徐々に広がり、海水魚の水槽の様な色になった、なんか綺麗・・・と思ってる場合ではない。

青く染まったが、数時間後にはほぼ、透明になってしまった。
着色料は何所に行ってしまったのだろうか・・・フィルターで綺麗になってるのだろうか・・・それはそれで、バクテリアに影響がないか心配である。

メチレンブルー水溶液添加から、次の日、ラミーノーズ・テトラの1匹がいない。
白点病で死亡した後、ヤマトヌマエビの餌食になったと思われる。
そして、次の日、ゼブラ・オトシンクルスがお☆様になった・・・こちらは、白点病ではなく餓死かもしれない。
また、次の日、ロイヤル・プレコもお☆様に・・・
またまた、次の日、レンジャ・インペリアル・プレコ(小さい方)がお☆様に・・・
それからは、少し落ち着いて、白点の数も少し、少なくなって来ていたのだが、今日、1月4日にネオン・テトラ1匹がお☆様に・・・死亡後、ヤマトヌマエビの餌食になり、白骨化していた。

と、次々とお☆様となってしまったが、今は、徐々に治って来ているので少し安心している。
水草の方は、予想外に枯れた水草もなく、もしかしたら、白点病完治まで耐えてくれるかも知れない。

それから、死着保障となったチョコレート・ゼブラ・プレコだが、天候不良で遅くなると訊いていたので、白点病が大分、治まった位に届くだろうと考えていたが、1月2日にメールが届き、3日に届くとの事・・・、全く白点病は治まっていない状態なので、その水槽の中に入れるわけには行かない・・・・

と言う事で、白点病に汚染された水槽に放り込むより、水が出来上がって無くても、病気の無い水槽の方が良いだろうと思い急遽、小型水槽を立ち上げる事に・・・
購入したのは、Tetraで販売されている、30水槽のセット(ライト付観賞魚飼育セット RG-30HL)を買った。
セット内容は、32×22×30cm(16L)前面曲げガラス水槽・テトラワンタッチフィルターOT30(ガラス掛けフィルター)・テトラミニライトML-13W(スタンド方小型蛍光灯)・専用の蓋・カルキ抜き・水質調整剤・金魚の餌・テトラミン(熱帯魚全般の餌)のセットで、5980円だった。
ヒーターは付いていなかったので、別途カバーと一緒に26度固定式小型ヒーターを購入、2000円ほどかかった。
そして、水槽に水を入れただけではバクテリアは湧かないので、白メダカ3匹を購入、1匹180円なり。

その後、3日の日に、今度は使い捨てカイロ入り(事前に頼んでいた)でチョコレート・ゼブラ・プレコが再び届いた。今回は4cm程の個体。
前の個体は、少し大きめだたのでその辺は嬉しかった。
今の所、亜硝酸濃度を測りつつ、飼育しているが特に病気は無い様で元気かどうかわからないが(多分元気)、ヒータの影で隠れている。