++ 日常日記 ++


05.12.15-水槽地獄絵図

13日に水槽内が地獄絵図と化した・・・
水草水槽なのだが、普段水草に気泡がつかない、水換えを行った後などは、気泡がつくのだが・・・
それで、水道水の豊富に溶け込んでいる二酸化炭素を吸収し、光合成をおこない気泡を
出しているのだろうと思い、二酸化炭素の添加量を少し多くしてみた。20分ほど眺めていた、
やはり気泡が付かない、魚達にも影響が無い様だったので
更に、二酸化炭素の添加量を増やしてみた。
それから、2・30分眺めていたが、それでも、水草が気泡を出さない、光合成をおこない気泡を出すまでには、
数時間かかるのかと思い、魚達にも影響が出ていない様だったので、水槽から離れ数時間後・・・

水槽の中を覗いてみると、少しカールした赤い棒っ切れの様なものが2つ。
ハテ・・・これは何だろうと良く観察してみると、ロック・シュリンプが変色し赤くなり横たわっていた。
ピクリとも動かない・・・

そして、水槽全体をよく観察してみると、普段流木にぶら下がっている、アグア・プレコがそこの方でジッとしている、
こちらの方は、たまにピクピク動いている・・・痙攣!?

ラミーノーズ・テトラ、3匹ともが色褪せた体色で、そこの方でジッとして瀕死の状態。
その他のプレコ達は、水草に隠れ見えなかったが、同じ様な状態だったのではないだろうか。
それから、この日、ロイヤル・プレコを追加した所だったのだが、やはり、水草に隠れ見えなかった。

そして、水槽の端の底で、ゼブラ・オトシンクルスが横たわって、全く動かない。
この辺でやっと、状況が呑み込めて来た、二酸化炭素の添加量が多すぎ、水槽全体が
酸欠状態となっているのだ・・・。

だが、ネオン・テトラ、カージナル・テトラ、ヤマトヌマエビ、ゴクラクハゼ、バンブルビー・ゴビー、
名前のわからないコリドラス等は、すいすい水槽の中を泳いでいたので、まだ酸欠状態の初期段階だと思われる。
急いで、二酸化炭素の添加を止め、エアレーションをかけた。

心配だったが、夜遅く、もうやれる事はやったので、取り合えずこの日は寝る事にし、
次の日、14日に恐る恐る水槽の中を眺めてみると、ゼブラ・オトシンクルスが何事も無かったかの様に
流木に貼り付いているのを発見し、少し安心した。
ロック・シュリンプは事切れて、お☆様になってしまっていたが、1匹1匹数えてみると、残りの魚達は全て無事だった。

ロック・シュリンプは植木鉢埋葬した。
それにしても、二酸化炭素の過剰な添加は、数時間後になってkら影響が出てくる様だ。
皆さんも二酸化炭素添加量には気を付けて行ってください。

その後、水草に気泡が付かない原因をネットで探してみると、通常の場合は酸素を出しているらしい。
しかし、その出した酸素は、水に吸収されてしまい目に見えないのだ・・・
が、現に気泡を出している水草水槽は良く見かける。

それは、水の溶け込み量が満杯になっているから気泡となって見えるのだ。
簡単に言うと、水草の出す酸素が水に溶け込めなくなって、余って目に見える様になったのが、
水草の気泡である。

では、どうすれば、水の溶け込み量が満杯になるのか・・・
二酸化炭素を沢山溶け込ませば、溶け込み量が満杯になり気泡が出てくる。
だがこの方法は、今回の様な水槽地獄絵図に陥る事があるのでお薦め出来ない。
では、安全な方法はと言うと、水草を沢山植え、どんどん光合成させて酸素を大量に出させれば、
その内に水の溶け込み量が満杯になり、気泡を見る事が出来るのだ。