もし数値が@c{$\pi$} πと有理数の積の平方根ならば、 二乗して@c{$\pi$} πで割れば有理数になるはずです。
1: 1.26508260337 1: 0.509433962268 1: 2486645810:4881193627 . . . 2 ^ P / c F
表記上これは有理数ですが、元の有理数である可能性は低いでしょう。 おそらくは、12桁の精度内である無理数にたまたま最も近い分数に過ぎません。
しかし多分、問題の数値は完全に厳密ではなかったのでしょう。 精度を少し引下げてもう一度試して見ましょう。
1: 0.509433962268 1: 27:53 . . U p 10 RET c F
おお! 無理数がこれほど単純な分数に10桁の精度で等しくなる事はまず有り得ませんから、 問題の元の数値は、おそらく sqrt(27 π / 53) だったのです。
先ほど精度を引下げたとき、数値を丸めなおす必要が無かった事に注目してください。 算術演算は、演算前に常にその入力を現行精度に丸めるという事を覚えていてください。
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.
利用度数