C-y コマンドは、いちばん最近にキルされたテキストを Calc 内にヤンクします。 これはカーソル位置によらず、スタック top に push されます。 このコマンドは一般に、ヤンクするテキストを、 数または式(あるいはコンマか改行で区切られたリスト)として再解析します。 しかしながら、ヤンクするものがまさに Calc からキルされたものであるなら、 その内部構造全体がヤンクされます。 例えば、浮動小数点表示モードが有効数字4桁に設定されていたとして、 3.14159(表示は 3.142) をキルしてヤンクし直すと、 他所のバッファにヤンクしたら表示のままの 3.142 なのに、 3.14159 全部がヤンクされます。 (デフォルトの表示モードはフル精度表示なので、 この特徴はふつう目立ちません。)
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