Go to the first, previous, next, last section, table of contents.


変数のリコール

変数からその内容を読出す、最も素直な方法は、 s r (calc-recall) コマンドを使うことです。 このコマンドは、 (calc-store と同様に)プロンプトを出して変数名の入力を促し、 指定された変数の値を調べだして、 その値をスタックに push します。 ボイド(空)変数の内容をリコールしようとしたら、エラーになります。

ある変数を含む式を評価するこによって、変数の値を知ることも可能です。 例えば、' a RET =s r a RET と同じです。 ただし変数 `a' がボイドだった場合、 前者が式 `a' をスタックに残すのに対し、 後者はエラーメッセージを出します。

プリフィックス r には直後に数字キーを付けることができて、 r 9s r 9 と同等です。 (Calc の現在バージョンは、プリフィックス r を他には使っていません。)


Go to the first, previous, next, last section, table of contents.     利用度数