a r (calc-rewrite
) [rewrite
] コマンドは、
書替え規則(rewrite rules)として知られている、
明示されたパターン群に従って式を置換します。
`sin(x)' を `cos(x)' に置換するとき、
a b (calc-substitute
) だと文字通りのマッチングを行うので、
変数 x
についての sin
関数にしかマッチしないに対し、
書替え規則は一般的な種類の式にマッチします。
書替えエンジンが使う規則 `sin(x) := cos(x)' は
いかなる引数を取る sin
にもマッチし、
その同じ引数を取る cos
に置換します。
規則の中で x
がもつ意味は、
書替えの前後で同じ名前が用いられる、ということだけです。
書替え規則は Calc のメモリ中で既に式変形しています。 書替え規則に似ているが、 新規エントリの文字列を解釈して Calc 式に変換する時にのみ作用する syntax rules については Syntax Tables 参照 。
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