Calc はその全部が数値演算に向かない Emacs Lisp で記述されているので、 多くの演算はまったくスローです。 Calc は普通、スローなコマンドの実行中はエコー領域に `Working...' というメッセージを出します。 さらに、平方根や三角関数のようなループ演算は、 ステップ毎に中間結果を表示します。 これらが煩わしければ、どちらも止めることができます。
m w (calc-working
) に接頭引数 0 を付けると、
全ての動作メッセージを禁止します。
接頭引数 1 を付けると、`Working...' だけを許可します。
接頭引数 2 を付けると、中間結果も表示されるようになります。
何も付けない場合は、現在の設定状態が表示されます。
動作メッセージ自体が Calc の動作を重くしているのではと思うかも知れませんが、 実験してみると大した影響はありませんでした。 とはいえ、あなたの端末が遅い場合は、メッセージを止める効果があるかも知れません。
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