この「ひとり言」を後から読み返してみると僕の文章のパターンって、
必ず「ツカミ」が少し入って本論に入っています。
これって「何かのパターンに似ているな」と思ったら
「エンタの神様」に出てくる魔邪のトークと同じパターンなんですよね。
と、今日も小ツカミから本論に入ります。
赤いブリッツェン、格好良いですね〜。
オークション会場で一目ぼれして買いました。
内装も綺麗、外装もいい。機関の状態もいい。
おまけにレザーパッケージ付なので皮シートの状態も綺麗。
久々の赤ブリの入荷にプチ興奮しながら再度、詳細の点検。
ん?エクボが2箇所・・・これはデントリペアで綺麗にしよう。
コンソールに何かの取り付けた跡が・・・・交換せなしゃあないか。
それ以外は・・・・・・おお、バリバリやん。
これは絶対に全国のブリッツェンファンの皆様の目に留まるに違いない。
タイヤの山もいいし、エエ車やん。
おお、すぐに売れそうや〜
クリーニングをして、100枚前後の写真を撮影し、装備チェック。
後は点検記録簿の到着を待ってホームページにアップするだけ。
好きな車が入ってくるとなんとなく嬉しいものです。
で、翌日・・・・・・・
点検記録簿が到着しました。
フムフム・・・・・・・
14年7月、初年度登録
15年2月、6ヶ月点検10035km
15年11月、12ヶ月点検23505km
うーん、まあまあ、ちゃんと点検に入ってるな。
ん?んんん?23505km?
15年11月23505kmって、どういうこと?
今のメーター25120kmやん!
ということはこの2年間で1600kmしか走ってないって事???
そんな訳ないでしょうってことで、発売元の新車ディーラーに確認のTEL。
僕の手元には整備手帳に記録があるにもかかわらず、
「入庫記録がコンピューター上に残っていない」とのこと。
(残っていないって、あんたまだ2年も経っていないでしょ)
と思いつつも、けんかしても仕方がないので何とか調べていただけるよう依頼。
すると2時間ほど後に電話がかかってきました。
「やっぱり記録がないのでわかりません」
(わかりませんってあんた、記録簿は5年間保存でしょ)
でも、ないものは仕方がないので車検証入れに入っていた名刺を頼りに
当時の担当セールスに聞くことにしたところ、「退職しています」
これではさっぱり手がかりがありません。
このままでは悔しいけど、この車、当社で販売できません。
ということで近県のSUBARUディーラーに入庫歴がないかと片っ端から電話。
過去にオークションの出品歴がないかと走行距離管理システムにも照会。
実走行であることを願いつつ、そうでなければそうでない証拠をつかもうと
あらゆる努力を試みましたが、結局、この車の履歴は
前述の15年11月を最後にどのディーラーにも
どのシステムにも残されていませんでした。
悲しいけど、当社で小売するのは止めにしました。
業者オークションに出品しました。
ちょっと損をしました。
さらに悲しい気分になりました。
買った業者は実走行で売るのでしょうか?
それとも、きちんと説明して売るのでしょうか?
気になります。
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