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構造的には40年たった今でも全く問題なく、
問題点は伝統民家で現代の生活スタイルを営むことのギャップでした。
敷地は田舎ではなく、普通の住宅街の中にあります。
伝統を壊さずに問題を解決するため、
キッチンの流し台を一般的なものにし、
玄関の建具はそのままにして土間に石を貼り、
清潔感いっぱいの水回りと、
【1】腰板と床を無垢のヒノキで仕上げたトイレ
【2】玄関まわりと庭園
【3】無垢のヒノキ板を使用した造り付けの洗面台
【4】玄関内観
【5】現代風のキッチン
【6】左から仏間、違い棚、床の間のある和室
◆岸和田の民家
無骨な構造材を組み上げ、
田の字に4室の和室の配置している典型的な民家の間取りです。
補強などは必要ありませんでした。
当然その家に住む人の生活スタイルも現代的です。
リフォームは必要最小限の水回りと玄関まわりだけにとどめました。
浴室をユニットバス、トイレを洋式にしました。
外部の腰壁には焼板を貼りました。
よりいっそう風格が出てきた玄関に仕上がりました。
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