マニアな仕手株投機
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MSCBその2
MSCBとは、特殊条項が付いたCB(転換社債)のこと。
発行後一定の期間経過後に、転換価格をその時の時価で算定し直す
(上方、下方)条項が付されている※CBのことをMSCBと言います。
MSCBを発行する会社には注意が必要です。
特に下記の条件に該当する銘柄は要注意です。
・ 業績が不振、株価低迷
・ 空売りができる銘柄
・ 引き受け先が、タックスヘイブンにある投資ファンドの総額買取引受
想像の物語ですので間違いも多々あります。
資金繰りがどうしようもなくなった会社がMSCBを発行することにしました。
「50億ほどいるんだけど、持ち株貸すからどう?MSCB買ってぇ〜」
まず大株主(社長)が引き受け先に持ち株を貸します。
引き受け先はタックスヘイブンにある、英語の長い名前のファンドです。
目の色は黒ですが・・・
そのとき株価は66円
会社側から「海外円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行に関
するお知らせ」が発表されます。
転換価額は、毎月末週の5日間の終値の平均値の90%に設定されました。
下方修正ありの条件付ですが一応59円で転換価格が設定されました。
ファンドから50億円が入金されました。
「よかった生き延びた・・・・」社長談
社長に借りた大量の株が黒い目ファンドから空売りされ株価は
だらだらさげます・・・・ 「下がれ下がれぇ〜」 ファンド談
おまけで、他にももっともっと空売りだぁ〜〜
現在50円 「そろそろいいかな お〜〜い社長、このMSCB転換
したいねんけど」 50円×0.9=45円でヨロシクぅ〜〜 ファンド談
転換株数=転換社債発行総額50億59円÷転換価格 45円
当初予定より1.3倍株数が増える・・・さらに希薄化・・・
「この転換した株を社長に借りた株と同じ数だけ、株お返しします。」
66円ー45円=21円×空売り株数=ファンド儲け
「しかし、安くなったぶん、転換した株がべらぼうに増えたな、
まだ手元にたくさんあるぞ、どうしよう?」
「お〜〜い 助さん、角さん、偽黄門さまの登場だぞ!!」
「おまえらにも、株あげるから宣伝してねぇ〜」
空売りで儲けたお金で、50億を回収、そして市場価格より安く転換
した株を吊り上げて、売り逃げる。
こりゃやめられまへんなぁ〜ファンド談(社長)
全部 うそ です 妄想です。
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