Bomber
「もっと遠く 第一章 河は呼んでいる」より「Bomber


開高 健 ゆかりの品々

Treasures associated with Takeshi KAIKO
きっかけは、実家の大工道具箱の中にあった「巻き尺」。どこかで見掛けたことがあると思っていたら、開高さんのアムコの中で黄色のマスキージッターバグと共に静かに収まっているものと全く同じ品でした(「もっと遠く」)。その瞬間、開高さんとの距離が少しだけ近くなった気がしました。以来、釣り道具をはじめ、開高氏ゆかりの品々を蒐集しております。
*左にメニューフレームがないときは、ここをクリック。


Reels, Rods and Lures

ABU Ambassadeur 5000C 
この5000Cは、約10年ほど前に英国のコレクターから譲ってもらったもの。開高氏の「フィッシュ・オン」に掲載されていたのと全く同じ時期のものをずっと探していましたが、偶然にも全く思い描いていたとおりのものが入手できました。波形で黒の大型ドラッグホイール付きの完品。ドラッグホイールは、銀よりも黒の方が断然精悍に見える、と私は感じています。今のところは、いつの日にかパイクやレインボー、更にはキングと闘う日に備えて待機中。

ABU Ambassadeur 5000 De Luxe
「もっと広く 緑の館」。
南米アマゾン上流、バウペス川にて

・・・リールにはアンバサダー5000番のDXを使ってみようと思う。糸は5号である。ルアーはヘドンのタイガーをはじめやってみて。それがダメなら、つぎは赤白のラッキー13、さいごに仕上げとして・・・
651 ABU Diplomat 651  
開高さんの愛竿。
やっとのことで見付けました。
ABU Diplomat 650 & De Luxe 
650はフィッシング0、つまりライトな釣り用。。
ABU Duet  
「フィッシュ・オン アラスカ」
・・・この竿は替穂がついていて一本は"ズーム1"といって細く、マス用である。もう一本は"ズーム2"といって太く、サケ用である。・・・
ABU Diplomat 662  
これも開高さんの愛竿。様々な場面で登場します。
ABU HI-LO 
言わずと知れた「ハイロー」。ABUの代表作。

実は初期のハイローはABU社の依頼で、Heddon社が製作に関わっていました。Heddonのリバーラントとのダブルネームが記されています。
画像はこちらをご参照
Tad Heddon Tadpolly
ダイヴィング・プラグの名作、タドポリー。大兄曰く、「私の得意なルアー」。
Tads RFB Fluorescent Orange Tadpolly
「光るもの必ずしも・・・」、 パイクが喰らいつく。
Mepps 4 and 5 Mepps #4 and #5
メップスの4番、5番は芝白銀の都ホテルのキャンディーボックスに入れて。
Musky Jitterbug Muskie Jitterbug
マスキージッターもボックスには必携。バスの夜釣りにも実に効果的。実力のほどはこちらをご参照
The Believer The Believer
大兄が、「モンゴル大紀行」の中で、フックを手際よく研いでいる途方もなく大きいルアーが実はこれ。私はシイラ釣りにも愛用しています。
ABU Spinners with box
ABU社の古いスピナー。箱のデザインにご注目を。描かれているのはスウェーデンのモラム川とABU社屋。フィッシュ・オンで開高さんが訪れた場所です。
ABU Killer 50g
レーベルミノーではなく、アブ・キラー。なんと50g。


Other Items

The Hat  
「オーパ・オーパ 扁舟にて」。
開高氏がアメリカでのバス釣りの際にかぶっていた帽子を再現してみました。この帽子に関連して、「アップリケは愛娘の道子さんがつけてくれた。」との話が残っています。
Fishing Competition Badge
大兄も1969年に入賞したABU社の釣りコンテスト。
左のエンブレムは、そのコンテストで大きな魚を釣り上げた人にだけ進呈されるもの。

今もABU社では同様のコンテストを実施していますが、残念ながら対象地域が欧州のみと限定されています。

Fish mount Piranha
回る、回る、ピラーニャ
Flower SAY IT WITH FLOWERS.
花もて語れ。


Video

 販売もされたものもありますが、ほとんどは当時に録画したものです(CMに御大自らが出演していたものも多くありました)。

・ 「モンゴル大紀行」
・ 「続モンゴル大紀行」
・ 「キャビア・キャビア」
・ 「ハナス釣行」
・ 「大いなる旅路」
・ 「河は眠らない」
・ 男と女の釣り談義「魚たちはフェミニスト」
  (NHK スタジオL より)
 

 
最後の映像に関して・・・