腎臓
腎臓の働き
@ | 老廃物の排泄 |
A | 水分の調節 |
B | 電解質バランスの調節 |
C | 酸塩基平衡(血液を弱アルカリ性に保つ) |
D | 造血刺激ホルモン(エリスロポエチン)の分泌(活性化) |
E | ビタミンDの活性化 |
F | 血圧の調節 |
G | 不要になったホルモンの調節 |
※ | 人工腎臓は、@〜Cの働きを代行するに過ぎない |
腎不全
腎臓の機能が30%未満に低下した状態
≪分類≫
@ | 急性腎不全 数日〜数週間で起こる可逆的病変 |
A | 慢性腎不全 数ヶ月〜数年で起こる不可逆性病変 |
≪人工透析患者≫
原因
1.糖尿病 2.慢性糸球体腎炎 3. 腎硬化症
患者数
25万人以上
ブラッドアクセス
長期的ブラッドアクセス
@ 内シャント
一般的に前腕の橈骨動脈と橈側皮静脈を皮下で直接吻合する
A 人工血管バイパスグラフト
動脈近傍に適当は皮静脈がない場合に人工血管(PTFE、ポリウレタンなど)でバイパスを作るバイパスグラフト
B 動脈表在化
動脈穿刺を容易にするために、皮下に動脈を転位させる方法
内シャントが作れない患者、シャントによる心負荷を避けたい症例などに適応
上腕動脈、大腿動脈などが選択される。
一時的ブラッドアクセス
@ 動脈直接穿刺
上腕動脈、大腿動脈などに直接穿刺、脱血して大腿静脈、中心静脈などに返血する。緊急時ブラッドアクセス
A 静脈留置カテーテル
大腿静脈、内頸静脈など比較的太い静脈に穿刺しカテーテルを介し脱血と返血を行う。緊急時ブラッドアクセスの主流
B 外シャント
前腕の動脈と表在静脈をシリコンチューブでバイパスさせる。開存期間が短い
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