帰還増幅回路と差動増幅器とオペアンプ

　　未熟な左手が作った臨床工学技士国家試験の電子工学に関するよりぬきノートです。
誤りがございましたら、ご連絡下さい。

帰還増幅回路

　差動増幅器は、心電図や脳波計などの生体から発生する微小な信号電圧の増幅に使用される増幅器であり、
又オペアンプを構成する増幅器として多用されている。入力端子は、＋、－の２つになっている。

①	増幅器に入力される外部雑音の増幅を抑え、必要な信号だけを効率よく増幅する。 →外部雑音の軽減効率を表す指標(CMRR)を大きくする。
②	電源電圧の変動の影響を受け難い。
③	増幅器内部から発生する内部雑音は防ぐことができない。

①	入力インピーダンスは無限大で、入力に電流は流れ込まない。
②	入力端子間の電位差は０と見なすことが出来る。
③	増幅度(ゲイン)が無限大
④	同相利得が非常の小さく、差動利得が非常に大きい　→CMRRが大きい。
⑤	出力インピーダンスは０である。
⑥	帯域幅は直流から無限大周波数まで扱える
⑦	電力増幅も行える。