スクリーンリーダー併用電源管理ソフト『音声大気』
対応システム:Windows 使用メモリ量:約2.2M
What is This?
省電力のため、しばらく操作をせずに放っておくと、スピーカーやヘッドホンへの電源供給が止まるパソコンが最近増えています。
音が常に鳴りつづけているパソコン環境とは確かに一般的には希有な状況です。
しかし、その希有が日常となるスクリーンリーダー利用環境においては、この省電力動作は不便となります。
まずこの省電力動作がOnとなった時、スクリーンリーダーでキー操作を行うと次のような動きとなります。
1.キー入力が認識される。
2.スピーカーへの電源供給が再開される。
3.実際に音が再生される。
この1と2のフェイズにかかる0.5秒ほどのラグは、累積するとなかなかのストレスになってまいります。
この省電力設定をコントロールパネルから変更できれば良いのですが、場合によってはレジストリへ潜ったりBIOSやUEFIから設定するなど、視力を必要として解決する場合もあり、そもそもそのような設定自体がないことも少なからず。まずもってその設定の所在を特定することからして面倒なことです。
このソフトはそういったことを全て解決するものです。
人間の耳にはまず入らない本当に小さな音をループ再生し、システム側の判定として「音が鳴っている」状況を継続することで、スピーカーへの電源供給が自動で止まる動作を抑止します。
音声パソコンを利用していて、無音状態が20秒ほどしてから操作を再開すると最初だけもっさりする場合などは、このスピーカーへの電源のOn/Offが裏側で動いている可能性が少なからず考えられます。
そうした場合に本品をご利用いただくことで、細かくながら、パソコンのご利用が快適になる可能性がございます。
こうした状況でお困りのことがございましたら、ぜひ一度お試しください。
アンインストール
インストーラーを再ダウンロードし、実行します。
するとメニューが現れますのでカーソルキーの下で移動し、「システムから取り外す 」を実行いただくことで、アンインストールが完了いたします。
エラー14回避プログラム
本品のインストール時に「エラー 14」と表示される場合は、大変恐れ入りますが以下のプログラムによるインストールをお試しください。
音声大気 エラー14回避インストールプログラム
なお、アンインストール方法については通常版の手順と同様です。
改版履歴
- 一部UACが有効な環境で権限昇格が失敗し、スタートアップへのショートカット登録が行われないことがあった問題へ対処 平成28年7月20日
- インストーラー操作時のサウンドエフェクトを追加 平成28年7月20日
ご利用者様の声
Case.1 From. Kさん
『音声大気』を入れさせて頂き、使わせて頂いています。
私のところでも、パソコンを数十秒操作せず状態にした後、操作をしようとすると、大きなノイズの後、スクリーンリーダーの音声がいったん本体出力になる現象があり、パソコンの故障カナと思っていたのです。
でも、これをインストールしてから本当に快適になりました。
開発していただき、本当にありがとうございました。
作者より
Kさん、この度のご利用ありがとうございます。
『いったん本体出力』との環境から外部接続のスピーカーなどをご利用の状況でしょうか。
スクリーンリーダーは一度出力先を指定すれば、基本それがヘッドホンであってもスピーカーシステムであってもそのまま継続して利用することが多いものです。
その持続性を本品により確保いただけたのは、本当になによりのことと思います。
利用中の「こうであってほしい」を実現するユーザーインターフェイス構築の考え方をアフォーダンスと申しますが、このソフトによってKさんにPC利用時の想定を達成いただけるアフォーダンスを確保いただけたのが本当になによりのことであったと思います。
この変化によって、KさんのPCのご利用シーンが、今後より快適な、思った通りの、ストレスの少ないものとなれましたら本当に何よりでございます。
この度は、情報をお寄せいただきありがとうございました。