ライズ・ユニーク
1886年 Lye (UK) (data by CKL*)
ブッシュ、シングル、中輪
ガク筒とガクはクリーミーホワイト。花冠はオレンジレッド。
葉はミディアムグリーン。
James Lye 輩出のフクシアの中でももっとも有名な品種の1つかもしれません。丈夫で耐暑性があり、春はもちろんのこと拙バルコニーでは夏休みをさせた後に秋から年を越しても咲いています。
L. Boullemier によると、James Lye は1830年にイギリスのウィルトシャー州にある Market
Lavinton に生まれ、同地にある Clyffe Hall (というお屋敷) のヘッドガーデナーとなります
1)。
ウィルトシャー州というのは有名なソールズベリー大聖堂やストーンヘンジのある州です。
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Lye's Unique と Wassernymph はよく似ています。
ミスラベルで同一品種を購入していたらどうしましょう - 笑。樹形も似ていてどちらも直立性の強いブッシュです。
左に示す2枚の写真の中では、左が Wassernymph で Lye's Unique です。
写真では葉に違いがありますが、葉の色形は成長段階によっても違いますし、実物を見たときに見分けるのは難しいように感じます。
これら2品種の類似について情報をお持ちの方はご連絡くださると嬉しいです。
*The Checklist of Species, Hybrids and Cultivars of The Genus Fuchsia
参考 (数字をクリックするとページ内のリンク先へジャンプします):
- 1) BOULLEMIER. L.B.、The Checklist of Species, Hybrids and Cultivars
of the Genus Fuchsia、Blandford Press (1985)、p.27
(2009年11月19日)
【リンク /引用時のご注意】
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