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<ぼかし肥の手作り前実験 (13)>


2009年1月11日(日) 初 日
こうじ菌、納豆菌による発酵及び乳酸菌、酵母菌を持つ「えひめAI−2」とのコラボ実験にチャレンジしてみます。

材料としては、
米ぬか:1.5kg
砂糖:20g
米こうじ:50g
水:400〜500cc
をあらかじめ用意しておきます。

画像1)米ぬか1.5kg
画像2)砂糖を20g
画像3)米こうじ50gをそれぞれ用意します。

090111(画像1)            090111a(画像2)            090111b(画像3)

画像4)米こうじは40度くらいのお湯でふやかしておきます。
画像5)米ぬかに砂糖を入れてよくかき混ぜておきます。
画像6)沸騰させたお湯を画像5の材料に少しずつ入れます。沸騰していますので火傷しないようにして下さい。

090111c(画像4)            090111d(画像5)            090111e(画像6)

画像7)今までの発酵実験と同じように、水加減には気をつけます。
画像8〜9)出来た材料に画像4の米こうじの材料を入れます。

090111f(画像7)            090111g(画像8)            090111h(画像9)

画像0)画像9の材料を真ん中に、山になるように米ぬかを積みます。
画像a)開始の温度計は26度を示しています。

090111i(画像0)            090111k(画像a)




2月1日(日) 22 日目
いつもの事ながら・・・ず〜と酒の臭いはするけれど、内部温度は気温と同じ様な日々が続いていました。
暖かい日が途中にあって、その時の温度が継続しているようです。そろそろ発酵しそうな予感がします。
3週間ほどかかっています。

2月2日(月) 発酵開始(1日 目)
今まで10℃以下くらいだったのが、25℃に上がっています。発酵開始のようです。
早速、納豆を20g用意して投入しました。まだ、納豆菌の出番ではありませんのでかき混ぜません。

画像1)内部温度は25℃を示しています。
画像2)納豆を20g用意しました。
画像3)表面にバラまきました。

090202(画像1)            090202a(画像2)            090202b(画像3)

2月3日(火) 2 日目 
室内温度: 6度(朝)、 7度(晩)
内部温度:37度(朝)、42度(晩)
晩に見ると箱に水滴がついているのと、箱の周りに白い菌糸が見え始めました。

画像1)42度を示しています。
画像2)納豆です。
画像3)箱のフチが白くなってきました。

090203ban(画像1)            090203_ban1(画像2)            090203_ban2(画像3)

画像4〜5)ちょっと菌糸が張っている所をアップで撮ってみました。

090203_ban3(画像4)            090203_ban4(画像5)

2月4日(水) 3 日目 
室内温度: 6度(朝)、 9度(晩)
内部温度:38度(朝)、38度(晩)
ばらまいた納豆にも白い菌糸が蔓延っています。そろそろ納豆菌にもがんばってもらいましょう〜
この後、全体を良くかき混ぜました。

画像1)38度を示しています。
画像2)納豆にも菌糸がまわっています。
画像3)箱の周囲も白くなってきたのが良く分かります。

090204ban(画像1)            090204_ban1(画像2)            090204_ban2(画像3)

2月5日(木) 4 日目 
室内温度: 7度(朝)、10度(晩)
内部温度:41度(朝)、42度(晩)
納豆を入れることにより温度が少し上がったのかな?

画像1)41度を示しています。
画像2)朝の様子です。

090205asa(画像1)            090205_asa1(画像2)

画像3)晩には42度になっています。
画像4)ちょっと見にくいですが、所々に白い菌糸の塊が見られます。
画像5)菌糸の塊をスプーンですくってみました。

090205ban(画像3)            090205_ban1(画像4)            090205_ban2(画像5)

2月6日(金) 6 日目 
室内温度: 9度(朝)、 8度(晩)
内部温度:40度(朝)、28度(晩)
もう終わりかな?朝、温度が高かったのですが・・・晩には温度が下がってきました。
続いて「えひめAI−2」を薄めないで100cc入れてかき混ぜます。さて、連携プレーはうまく行くかな?

画像1)晩には28度にまで下がっています。
画像2)自作の「えひめAI−2」です。
画像3)米ぬかのにぎり加減を見ながらえひめAI−2の量を決めました。

090206ban(画像1)            090206_ban1(画像2)            090206_ban2(画像3)

2月7日(土) 7 日目 
室内温度: 6度(朝)、 9度(晩)
内部温度:26度(朝)、24度(晩)
ちょっと量が少なかったかな?ペットボトルのキャップ3杯の「えひめAI−2」を追加し、かき混ぜました。

画像1〜2)朝の様子です。

090207asa(画像1)            090207_asa1(画像2)

画像3〜4)晩の様子ですが、朝の温度を保っているようです。

090207ban(画像3)            090207_ban1(画像4)

2月8日(日) 8 日目 
室内温度: 7度(朝)、 9度(晩)
内部温度:40度(朝)、25度(晩)
うん?朝見ると、温度が上がっていたのでよくかき混ぜました。晩には25度になっていたので発散分の目安として、ボトルキャップに「えひめAI−2」を3 杯入れて、攪拌しました。朝の温度はなんだったんだろう〜?

画像1〜2)朝見ると、40度近く温度が上がっていました。

090208asa(画像1)            090208_asa1(画像2)

画像3〜4)晩には再び25度に戻ってきました。朝の温度は何?

090208ban(画像3)            090208_ban1(画像4)

2月9日(月) 9 日目 
室内温度: 6度(朝)、 9度(晩)
内部温度:13度(朝)、12度(晩)
そろそろ室温に近づいてきたようです。えひめAI−2での継続発酵は無理なのかな?

画像1〜2)朝見ると15度になっています。

090209asa(画像1)            090209_asa1(画像2)

画像3〜4)晩は12度を示しています。

090209ban(画像3)            090209_ban1(画像4)

2月10日(火) 10 日目 
室内温度: 8度(朝)、 9度(晩)
内部温度:13度(朝)、30度(晩)
もう終わりだろうなぁ〜ってあきらめムードでおりました。あれっ!朝はどうにもなかったのに・・・晩になって温度が上がってきたぞ〜
期待出来そうかな?

画像1〜2)晩には30度を示しています。

090210ban(画像1)            090210_ban1(画像2)

2月11日(水) 11日目 
室内温度: 6度(朝)、11度(晩)
内部温度:39度(朝)、33度(晩)
おっ!内部温度が上がってます。水分の発散があるようで、箱と接する箇所は少し濡れています。
晩にはすっかり表面が白くなっていました。水分補給を兼ねてペットボトルのキャップ3杯の えひめAI−2を入れました。

画像1〜3)39度に上がりました。

090211asa(画像1)            090211_asa1(画像2)            090211_asa2(画像3)

画像4〜5)表面がまっ白くなって、発熱が続いています。

090211ban(画像4)            090211_ban1(画像5)

2月12日(木) 12日目 
室内温度: 8度(朝)、11度(晩)
内部温度:32度(朝)、36度(晩)
発酵が続いています。乾燥が続いているのでボトルキャップ3杯の えひめAI−2を入れました。

画像1〜3)朝は32度になっています。

090212asa(画像1)            090212_asa1(画像2)

画像4〜6)まだ発熱が続いています。

090212ban(画像4)            090212_ban1(画像5)            090212_ban2(画像6)

2月13日(金) 13日目 
室内温度:10度(朝)、16度(晩)
内部温度:38度(朝)、43度(晩)
まだまだ続くのかな?えひめAI−2の元液も少なくなってきたので、えひめAI−2を薄めた溶液(水70cc、えひめAI−2を20cc)の内、約 40ccを入 れてかき混ぜました。

画像1)朝です。38度を示しています。

090213asa(画像1)

画像2〜4)晩になると白く乾燥しています。粒に白い菌糸が見えているのもありました。

090213ban(画像2)            090213_ban1(画像3)            090213_ban2(画像4)

画像5)えひめAI−2と水を入れた薄め溶液を晩に散布しました。

090213_ban4(画像5)

2月14日(土) 14日目 
室内温度:18度(朝)、15度(晩)
内部温度:41度(朝)、35度(晩)
晩に昨日の残りの溶液を入れ、かき混ぜました。

画像1)朝の内部温度です。

090214asa(画像1)

画像2〜3)晩の状態です。

090214ban(画像2)            090214_ban1(画像3)

2月15日(日) 15日目 
室内温度:11.5度(朝)、14度(晩)
内部温度:  39度(朝)、40度(晩)
良く乾燥しちゃうのでえひめAI−2の薄め溶液(水80cc、えひめAI−2を20cc)100ccを散布しました。

画像1〜2)朝の内部温度です。

090215asa(画像1)            090215_asa1(画像2)

画像3〜4)晩の状態です。

090215ban(画像3)            090215_ban1(画像4)

2月16日(月) 16日目 
室内温度:12度(朝)、10度(晩)
内部温度:41度(朝)、36度(晩)
晩に温度が下がり始めたので、えひめAI−2の元液をボトルキャップ3杯、散布しました。

画像1〜3)晩の状態です。

090216ban(画像1)            090216_ban1(画像2)            090216_ban2(画像3)

2月17日(火) 17日目 
室内温度: 6度(朝)、 6度(晩)
内部温度:47度(朝)、18度(晩)
朝まで順調でしたが、晩になると急に温度が下がってきました。今度こそ終わりなのでしょうね。

画像1〜2)朝の内部温度です。

090217asa(画像1)            090217_asa1(画像2)

画像3〜4)晩の状態です。急に下がりました。

090217ban(画像3)            090217_ban1(画像4)

2月18日(水) 18日目 
室内温度: 6度(朝)、 8度(晩)
内部温度:14度(朝)、14度(晩)
急な温度変化が無いので発酵も落ち着いたのでしょう。
室内温度は低いですが、内部温度はまだまだ下がりそうな気配を見せていません。後はじっくりと熟成になるかな?

画像1〜2)晩の状態です。

090218ban(画像1)            090218_ban1(画像2)

2月19日(木) 19日目 
室内温度: 7度(朝)、 8度(晩)
内部温度:17度(朝)、17度(晩)
内部はまだ、ほんのりと、ぬくもりを持っているようです。

画像1〜2)晩の状態です。

090219ban(画像1)            090219_ban1(画像2)

2月20日(金) 20日目 
室内温度: 8度(朝)、 8度(晩)
内部温度:15度(朝)、19度(晩)
しばらくこのままの状態で放置しておきます。

画像1〜2)晩の状態です。

090220ban(画像1)            090220_ban1(画像2)





2月27日(金) 27日目 
もういいかな?そろそろこの実験を終了とし、袋詰めしたいと思います。
これまでの経過と出来上がった物を紹介します。(外に出して撮影しています)

画像1〜2)今まで、室内で撮っていたので色が随分と違いますが・・・
画像3)左が何もしていない米ぬか、右が発酵後の米ぬかです。随分と色が変化しているのが分かります。

090227(画像1)            090227a(画像2)            090227b(画像3)

画像4)これまでの温度変化の様子をまとめて見ました。

Image13(画像4)