第3回講義は「オブジェクト(クラス)の抽出」でした。
シナリオがメインフローにちゃんと沿ってないとちゃんとクラスがでてきません。
名詞を取り出していて、「あれ?こんなデータもでてくるんじゃないの?」と思ったら
もう一度シナリオを考え直しみることが大事だと思います。
シナリオからのオブジェクトの抽出のやりかたは
まず、データの抽出を行います。やり方は
1. シナリオ内にある名詞を列挙する。
2. オブジェクトとなれない名詞を削除する。
オブジェクトになれない名詞の判断は
システムに関係ない外部のもの
アクタのこと
状態のことを示す名詞
画面などのインターフェースを表しているもの
これを使って名詞を消していきます。
最後に残った名詞が最終的なオブジェクトになります。
そしてその残った名詞でまとめれるものがないかを考えます。まとめることが
できれば、それがクラスとなります。
そしてまとめられたデータはそのクラスの属性
になります。その属性に対してデータタイプ(Stringとかintとか)、桁数、初期値を記述
します。
しかし、お勧めページで書いてありますが、これだけではクラスが足りてないなぁ。
と思うときがあります。そのときは必要なクラスを自分で足しましょう。これで完璧に
なるはずです。自分で足りてるかどうか分からないときは班の人に聞いてみたり、いろんな人に
見てもらうと早いです。
抽出したオブジェクト相互間に関係のあるものがないか確認する。
これでユースケースごとの抽出はできます。
次は全員のユースケースから抽出されたオブジェクトをみて
全員で共有できるクラスを発見します。
それがシステム全体で使用するオブジェクト(クラス)となります。
お勧めページ(今回は特にわかりやすい!)
UML技術者認定制度「チュートリアル」<分析編>
36〜40ページ(ガイダンス資料にURLがあるのでそれを参考に。)
教科書より断然分かりやすいと思います。
注意!:この文章は管理人が思った風に書いているので本質とずれて
いる可能性大です。鵜呑みにしないで参考程度にみてくださいね。^^
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