ガーデニングの勧め

 

 

ガーデニングブームもすっかり定着し、いろんな方がそれぞれの方法で楽しんでおられるようです。

そこで・・・ガーデニングをこれから始める方やすでに始められている方へ

toraonnaからのガーデニングでのポイントをまとめてみようかと思います。

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まずは御自分の育てることのできる場所や環境のことをよく知り、その場所に適した植物を選びましょう。
植物は土壌が合わなかったり、環境が合わないと育ちにくいことが多々あります。適度な温度、適度な風、
適度な水が必要です。土質も大きなポイントです。
あと、選んだ植物のことも少し調べておくと、環境を整える時の参考になります。原産地くらいは知っておくと
いいかもしれませんね。(暑い国の花などは寒いところではやはりリスクがありますので。)

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次に土作りです。時間的に余裕があるなら土は前もって肥料などを混ぜ、1週間くらいは土を寝かせましょう。
特に石灰などを混ぜる時はすぐに植えないほうがよいのですが、健康な土作りに必要なものでもあります。
肥料が強すぎても、植物は痛みますのでその植物に合った適度な量を混ぜることがポイントです。
このときに肥料は「
緩効性」のものが適しています。ゆっくり効果が持続する為です。
それと大切なのが、土が蒸れない環境を作ってやること。蒸れたことによって土の中の水が腐ると寝が死ん
でしまい、発見が遅ければ枯れてしまいます。なので、前もって、その植物に合った水の通り具合が必要で
す。かといって、常に湿った土が必要なものもあります。大切なことは水を腐らせないようにしてあげることです。
B 土の準備ができたら、植えてみましょう。その植物がどのくらいの日光を必要としているか、適度な風の通り
のある場所であるかを確認して、栽培方法を考えましょう。ベランダでは、風や日光がうまく当たらない為、成
長阻害を起こすこともしばしばあります。かといって風の強すぎるところも厳禁です。
日光や水は植物にとって主食です。あまり風の無いところで育てる方は(特に室内)、葉の表面にほこり等の汚
れがつくと光合成の状態が悪くなるので、たまに葉を軽く拭いてやるようにしましょう。
C 根元を触ったすぐ後は、植物も弱り易く、病気に感染し易くなります。植物を植えて後、水やりなどをしながら
成長の様子を時々確認してあげましょう。もし、異常が見られる時は、できるだけ早く症状に合わせた処置が
必要です。病害虫、成長阻害などの判定をしましょう。
鉢物は特に根詰まりを起こし易くなります。根が張りすぎて鉢が小さくなった時は大きなものに替えていきま
しょう。あまり大きく育てられない時は、根を多少すいたりすることもありますが、種類によってはこのことが原因
で枯れることもあります。育て始める前にどのくらいの大きさになるのか確認しておきましょう。
D 水の供給は育てている管理者に委ねられますので、季節に応じた水の量を忘れないようにしましょう。
万が一忘れてしまったら、慌てず暑い時間を避けて水を与えるのが必要ですが、暑い時間に気がつき植物が
弱っている場合は、その植物を日陰に入れてからお水をたっぷり与えてくださいね。一日して元気になったら、
日なたに戻しても大丈夫です。水やりは基本的に暑い時間は避けることです。夏は高温多湿に注意し、早朝
や夕方にあげるようにしましょう。冬場は、寒すぎる時間は避けることです(特に夜は厳禁)。でも、冬場の水不
足が花の咲かない原因にもなりますので、注意してください。
E 病害虫以外で、植物に元気が無い時は栄養不足が考えられますが、原因を調べてから肥料をあげましょう。
成長期に無理に肥料をあげるのはかえって良くない時もあります。葉の成長はすごくいいのに花が咲かないな
んてことが起こります。その植物が成長期に入る直前の肥料がもっとも大事で
(追肥は速効性のものと、緩効
性のものを組み合わせる)
花や実りの後(速効性)や休眠前にあげる(緩効性)ことは今後の成長にもっとも大
事なことと言えます。肥料のあげるタイミングや量に気をつけながら、必要なものを与えましょう。
鉢植えなどは特に、最低でも年に1回は土壌の改良をしてくださいね。
F 木のせん定はその植物の種類によって、せん定方法やせん定時期が異なりますので、むやみに切ると成長が
悪くなったり、花が咲かなくなるので注意が必要です。
G 植物の健康状態を知ってあげることは、病害虫にも強い植物を作る大切なことです。
個々の植物の好みを知り、時々話し掛けるように育てていると、何が足らないのか見えてくるかもしれません。
御自分の生活に無理なく、育てることのできる植物を選ばれることをオススメします。

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