8/31 (Wed)

8/30 (Tue)

8/29 (Mon)

自由研究追い込み:2005-08-29

コロッケを完成させたナミンチ

コロッケ完成。満足。

宿題の清書中

気分転換が必要なエリポン

残り僅かの夏休み。子どもたちは宿題や自由研究の追い込みに掛かっています。

テーマに関して、ちょっとしたアイディアを出してあげて、進め方を少々アドバイス。後は時々ノートを見せてもらい、進行具合を楽しませてもらった。ヨウカラの自由研究については既に紹介しています。一方、ナミンチは難しいテーマに取り組みました。それは、戦争経験について、帰省のついでに祖父から話を聞き、レポートとしてまとめるということです。帰省する前に、日本が今まで経験した戦争について調べて、さらに、祖父に質問する項目を考えて整理しました。

帰省中は、足かけ三晩かけて、祖父に色々とインタビューし、また、アルバムや色々な資料を見せてもらっていました。インタビューの内容はノートにメモし、家に帰ってからまとめなおしました。大変読み応えのあるレポートになったと思います。私自身も、予習の段階から色々と助言し、そのために自分自身も戦争について色々と調べて、さらに、インタビューもを横で聞きました。「暗い時代」という、私のもつ先入観から意外に感じるほど、当時10台前半だった父の思い出話は、むしろ楽しそうに聞こえました。その時代を精一杯生きた証なのでしょう。

それでも、60年は長く感じましたか?と云う質問に対する答え、それほど長くは感じなかったよ。いつも思うんだけれど、6年生から高校くらいまでをもう一度経験したいな。と云う、父の答えに、父の戦争体験が滲んでいると思う。長女にとって、そして私にとって、そして、恐らく父にとっても、大変意義深い自由研究でありました。

ほかに、ナミンチは、日記代わりの新聞スクラップに取り組みました。毎日記事を二つ選んでスクラップして、コメントを書き込むというもの。自分でひとつ、親がひとつ、合わせて二つの記事というわけで、私もこの夏休み中は随分熱心に新聞を読みました。

もう一つの夏休みの宿題は料理。ナミンチはコロッケに取り組みました。二時間半掛けた甲斐あって、とても上手に出来ました。家族からも大好評。画像その1は、コロッケ作りに成功したナミンチ。画像その2は、エリポンが同じテーブルで寝転がっている、という訳ではなく、自由研究に取り組んでいるところ。海水浴で見つけた海の生き物や、魚採りのワナの作り方のまとめを清書しているところ。面倒くさいらしいです。

8/28 (Sun)

8/27 (Sat)

8/26 (Fri)

8/25 (Thu)

8/24 (Wed)

8/23 (Tue)

8/22 (Mon)

8/21 (Sun)

8/20 (Sat)

フェリーで船旅を楽しむ:2005-08-20

出港

出港。デッキから眺める。

船窓の近くのテーブル

エリポンの読書感想文

卓球練習中

卓球

昨年に続き、フェリーを利用した夏休み恒例の帰省旅行。

フェリーのメリットは、飛行機に乗る必要がないことです。当たり前に思えますが、飛行機事故に遭う危険性がありません。(帰省中に数件の事故のニュースを耳にしました)。飛行機利用に比べて、はるかに安上がりです。船の旅を楽しめます。車を利用するので、現地に渡ってからの交通手段を確保できます。ですから、車の旅も楽しめます。

デメリットも色々あり、飛行機に比べて、時間が掛かります。船酔いの心配があります。丸一日、新聞から遠ざかったり、あらゆることを、船の中で解決しなくてはならないとか。

一番のメリットは、船旅を経験できること。窓から海をのぞき込むことが出来ます。何時までも水平線を眺めていたり。船の中で、それなりに自由も利きます。二度目ということで、コツもつかめてきました。おおよそ20時間、かつては30時間以上掛かっていたはずですから、良い時代です。

出港は深夜を過ぎますが、子どもたちは皆、眠い眼を擦りながら起きていて、デッキから岸に手を振ってから二等寝台へ。タンタンは幼児料金なので、トウサンが添い寝。しかし、何という寝相の悪さ。立体的に動き回る。往路の船が港を出て、子どもたちが寝静まった時が、親としては最もくつろげる時間。旅行の準備にかけずり回り、ようやくやり遂げて後は船が運んでくれるという安堵感。売店で手に入れたビールと枝豆で乾杯。お疲れさん。

当日はもう寝るだけ。翌日は船の中で過ごすのですが、ビデオシアターや、子ども向けの遊戯室、レストラン、BSの映るテレビなどがあり、結構歩き回れますし、退屈する心配はありません。というか、4人の言うことを代わる代わる聞いているだけで、半日過ぎてしまいます。夏休みの宿題のコーチ役も務めなくてはなりません。往路は姉たちの自由研究にアドバイス。復路はエリポンの読書感想文につき合いました。結局、タンタンを追いかけ回す合間に、という印象ですが。

船の中に卓球台があり、一時間単位で借りることが出来ます。昨年、初めて船の中で卓球を経験したナミンチとヨウカラは、その後、授業クラブ活動で卓球を選んだほど。今回は復路で予約を取ることが出来たので、家族で楽しみました。初めは何も出来なかったエリポンが、ラケットにボールが当たるようになり、随分と熱心にやっていました。

どうせ船の中ですので、じたばたせずに子どもたちのために時間を費やすのが、最も有意義な船旅の楽しみ方と思います。今年の旅の結論でした。

8/19 (Fri)

8/18 (Thu)

8/17 (Wed)

剣淵町絵本の館の往き帰り:2005-08-17

けんぶち絵本の館閲覧室

閲覧室。

剣淵町周辺の景色

長閑な農村地帯

姉に案内され、車で剣淵町の「絵本の館」と云うところに出かけました。

剣淵町は、旭川市から車で一時間ほど北に向かったところ。稚内・名寄方面に向かう国道40号線は、旭川を出ると、比布(ぴっぷ)、和寒(わっさむ)、そして剣淵町と続きます。何の予備知識もなしに出かけました。

小さな剣淵町の中心部にぽつんとある、モダンな建物が「けんぶち絵本の館」です。こぢんまりとした建物ですが、中は意外なほど広々としています。私達が訪れた時、二つある展示室両方を使って、絵本の原画展をやっていました。世界各国の著名な絵本の原画を展示するという企画。せなけいこさんの貼り絵や馬場のぼるさんのねこの絵、エリックカールさんから、アーサー・ガイサートさんの銅版画まで、おなじみの絵本作家の原画をじっくりと見られる、本格的な展示にびっくり。

驚いたのはそればかりではなく、閲覧室は膨大な量の絵本が、様々な工夫を凝らして陳列されていました。敬服。閲覧室の中には、木のおもちゃが随所においてあり、ままごと遊びが出来るようなコーナーや、木の砂場もあって、読書以外にも楽しみは一杯。

小さな農村地帯に、忽然と現れるすばらしい絵本図書館。来年も是非訪れてみたいです。維持費はどれくらいかかるのでしょうか。剣淵町営と思うのだけれど、税金の使い方はかくあるべしと思わせる。実家から剣淵町まで、すばらしい景色の国道40号線を快適なドライブ。カーラジオからは高校野球中継に続いて、新党結成の臨時ニュース。快適なドライブルートのの脇を道央自動車道が通っているっていうのは、税金無駄遣いの例として大変分かりやすい。アメリカの高速道路はフリーウエィ、つまりは無料なのだと、ナミンチに講釈を垂れたトウサン。

8/16 (Tue)

豪華な虫採り:2005-08-16

キリギリス

キリギリス。噛み付くので注意

カムイの森公園

セミを探すタンタン

少々邪魔ではありましたが、車に虫採り網とカゴを積んで出かけました。

すずらん公園でも活躍した虫採り網は、ノンちゃんちの玄関前においたままニセコに行って、戻ってきてみると、ポッキリと折れてしまっていました。原因は分かりませんが、愛用の虫採り網を失ったタンタンの悲しみは如何ばかりか。向かいの公園の砂場で、虫採り網のお葬式をしていました。

旭川の実家に、タンタンのための虫採りセット一式が用意してありました。今までの網よりさおが少し長め。早速、フクロウ公園に出かけ、虫採りをしました。

タンタンは余りこだわらず、つも通りにセミとトンボを狙うつもりで居たようですが、いつもと違う雰囲気に夢中になるのは、だいたい親の方と相場が決まっています。日頃タンタンと、夙川公園でセミ採りに興じているカアサンは、折角だからエゾゼミを捕まえようと、耳を澄まし、目を凝らしました。北海道にはクマゼミをほとんど見かけません。アブラゼミか、エゾゼミです。しかし、大発生した上に、ほとんど逃げようとしないクマゼミに比べ、こちらの木は背が高く、エゾゼミは姿を現してくれません。森の奥に入っていくと、様々なアゲハチョウや大型のヤンマ、バッタなどが目につき、トウサンは数十年前を思い出し、タンタンにプレゼントしたくなったのか、はたまた、その頃の雪辱に燃えたのか。つまり、タンタンに捕虫網を借りて、というか、取り上げてしまって、まぁ、なんと言われても構いませんが、要するに夢中、熱中。

一時間ほど歩き回り、トノサマバッタ、キリギリス、オニヤンマにキアゲハ、ヒカゲチョウ、それぞれ一匹ずつをカゴに集めたのでした。何だか、去年と同じことをやっている。去年はエリポンと。今年はタンタンと。子どもたちは確実に成長して居るみたいですけども。

8/15 (Mon)

8/14 (Sun)

8/13 (Sat)

8/12 (Fri)

8/11 (Thu)

8/10 (Wed)

8/9 (Tue)

8/8 (Mon)

竹野浜で過ごした二日間:2005-08-08

家族写真

城之崎の展望台から

捕まえたベラを持つエリポン

ベラが捕れてビックリ

足湯に浸かる

いやぁ、のんびり

お友達に誘われて、久しぶりに、海水浴へ。兵庫県の日本海側、竹野浜というと、城之崎温泉の近くです。

どのくらい久しぶりかというと、タンタンは生まれて初めての海水浴ですから、少なくとも5年ぶり。スケジュール的に結構きつかったのですが、民宿を予約して一泊二日で行ってきました。

小学校のプールで今シーズンは随分泳ぎを練習しているお姉ちゃんたち。時々浮き輪から手を離して、クロールで泳ぎます。エリポンはどちらかというと浜辺でタンタンと砂遊びをしている方が楽しいらしい。

前の日に、エリポンはペットボトルで魚を捕まえるワナを作り、持って行きました。自由研究のネタにする予定です。ペットボトルの口の部分を切り離し、上下逆さにして本体の部分に差し込みます。本体部分は水が抜けるように、小さな穴を沢山開けておき、エサとして、ちくわを入れました。

海水浴場の沖に、テトラポッドが並べてありました。そこまで行くには、足の届かない所を越えなくてはなりませんが、お姉ちゃんたちは浮き輪に掴まって、果敢に泳いでいきました。エリポンは怖がって、沖に行こうとしませんので、トウサンがなだめたり、賺したりしながら、エリポンをテトラポッドまで連れて行きました。(私も、こどもの頃、海水浴で父に沖に連れ出され、大泣きした覚えがあります。)半泣きになっていたエリポンですが、魚や貝がウヨウヨ居て、いつのまにか夢中になって眺めていましたが、やはり、足が届かない恐怖が先に立つようです。

テトラポッドの隙間にワナを沈めて、数時間後に引き上げたところ、なんと、15センチほどのベラが掛かっていました。みんなビックリ。大喜び。期待に胸をふくらませ、翌朝までワナを仕掛けておきましたが、結局魚はこれ一匹だけでした。翌日は、エリポンは怖がって、テトラポッドに近づこうとしませんでした。

二日間に渡って、子供たちはよくもまあ遊ぶものだと、感心するほど、海を満喫しました。泳いで、砂遊びをして、生き物を探して。ちょっと休みなさい、という、親の制止を振り切って、遊び続ける。海水浴場には、何しに来たのかよく分からない大人たちが沢山いて、私もそのひとり。海水浴に来て、やったことと云ったら、子供たちを監視して、エリポンを無理矢理沖のテトラポッドまで連れ出して、ひと休みして、そのくらい。寝そべっているだけのひと、子供たちを見習った方がよいでしょう。

疲れ切って、帰り道は城之崎温泉の外湯に入って行こうという計画。城之崎はちょっとご年配のカップルが、のんびりと浴衣で歩くのに丁度よい街。駅前の浴場の足湯に浸る子供たち。湯船にゆっくり浸かるには、日に灼けすぎていたようです。

8/7 (Sun)

8/6 (Sat)

8/5 (Fri)

8/4 (Thu)

8/3 (Wed)

フィールドワーク:2005-08-03

観察中

夙川上流、問題の排水口

自転車を止めて観察中

観察してメモを取る

観察終了、記念撮影

やった!河口に到着

自由研究。フィールドワークに取り組むのが我が家の恒例。

何でも良いからやればいい、と云うなら、悩むことは余りありません。書店に行けば、自由研究のタネ本が色々とあるはずです。子供たちが自由に思いついたことをやる、というのは、一見すると良いことのように思いますが、研究と名が付くからには、課題を用意し、方法やまとめ方などにアドバイスを与える指導者が必要です。

我が家の子供たちは、フィールドワークに取り組んでいます。課題は、トウサンがアイディアを出しました。「やってみるかい?」「面白そう。どうやってやったらいいの?」「簡単さ。かくかくしかじか」

というわけで、ナミンチとヨウカラの自由研究は、進行中です。フィールドワークとは、実際に現地に出かけて、調べてくることです。先週末、トウサンとヨウカラは、2人で「夙川調べ」に出かけました。自転車に乗って、上流から河口まで、色々と観察するわけです。

  • 川の様子。
  • まわりの様子。
  • 生き物の様子。

この三つを中心に調べたらどうだろう。と、アドバイス。トウサンは、おやこニュースのネタ探しを兼ねています。

とても暑い日でした。上流まではずっと上り坂です。なるべく日陰を通って、水分補給に気をつけなくてはなりません。川沿いを自転車で下りながら、橋が見えるごとに自転車を止めて、スケッチブックに川の様子をメモしました。トウサンはデジカメで写真を撮りました。上流から下流まで、一日で全部見て回ることができるかどうか心配でしたが、土曜日の午後、おおよそ4時間ほど掛けて、河口にたどり着き、記念撮影。コンビニによって、アイスクリームを食べて、観察終了。ヨウカラは、フィールドワークを楽しんだようです。

上流から下流まで、通して眺めたのは初めてで、大変有意義な経験でした。川の汚れに驚かされ、その理由も何となく分かった気がします。親の役割は、興味を持たせる所まで。ここから先は、子供たちが、能力と個性に応じて解決していきます。翌日から、ヨウカラはメモを元に、レポートを作りはじめました。きれいなイラスト付きで、とても上手にまとめています。彼女の本領発揮で、親が口を出す必要はありません。興味深い自由研究になることでしょう。

8/2 (Tue)

8/1 (Mon)