例会山行報告 
- - 2008年11月 - -
・11/03日:繖山~猪子山
11/09日:己高山~鶏足寺 
11/09日:比良全山縦走
11/16~17日:蕪山~舟伏山
11/29日:比良・ボボフダ峠
  <例会山行報告>

〔日時】 平成20113日(祝)

〔目的地〕 湖東・繖山~猪子山

〔メンバ一〕(CL・記録)秋本邦和、(SL)中西怜、山口弥生、濱島茂、浅場悦子、
        長尾幸一、小原堅

〔行程〕

 近江鉄道五箇荘駅(1000)~近江商人屋敷など散策~結神社(1105)~展望台(1130

~観音正寺(1200)~観音寺城跡(12151300)~繖山三角点(1320)~地獄越(1355

~猪子山北向岩屋十一面観音(1505)~能登川駅(1540

〔記録〕

 電車山行シリ一ズ?としては第3回目(愛宕山、比良小女郎に続き)となる。堅田駅から濱島氏と乗り込み、車内で中西氏、山口さんと合流。唐崎から乗込んだ長尾氏と5人山科駅で琵琶湖線快速「米原」行きに乗換。その電車には大阪から浅場さんが乗っている。さらに大津かも小原氏が乗り込んで全員だ。近江八幡で近江鉄道に乗換え、ローカル色溢れる電車から車窓に流れる風景を眺め、小原氏いわく「遠足みたい」にワクワクして、五箇荘駅に到着。

一時間ほどかけて五箇荘の町並みを歩いてみました。白壁・舟板張りの土蔵が続く、風情豊な、近江商人発祥の地で、大城神社とか弘誓寺とか大きな社寺が多く、清流が流れる堀割には合せて数百万もしそうな大きな錦鯉が群れ泳ぎ、静かで落ち着いたたたずまいの中に歴史の重みを感じさせる町でした。

 町外れの結神社が本日の登山口。人っ子一人いない境内で一服した後、観音正寺参道の矢印を目印に、少し荒れてはいるがしっかりとした石段をいきなり急登する。15分ほどで展望台に出る。晴れていれば近江平野の向こうに伊吹霊仙、御池などの鈴鹿北部の山々が連なっており、思わず見惚れてしまう所だ。

 残念ながら本日は曇りで、しかも春霞の様にかすんでいて何にも見えない。そこから更に15分ほどで、広く水平の観音正寺参道に出、ぶらぶら歩きで大きな二体の金剛力士像が門の様に立つ西国32番札所「観音正寺」に到着。

 聖徳太子が人魚の懇請で建立したとの謂れがあり、人魚のミイラも祀られていたと云われているが、平成5年の火事で本堂もろとも焼失したと云う。ここで境内の紅葉をバックに記念写真を撮り、境内脇の観音寺城跡(本丸跡)への道を見つけ、本丸跡ヘ。(下見の時はこの道がわからず、元来た道を戻って佐々木丸城跡から繖山三角点に向ったのだが)本丸跡で昼食休憩とした。

少し長めの時間を取ったので、ゆっくりとコーヒーも楽しみ、退会された先輩諸氏の噂話などに花を咲かせました。食後は少し登りもありましたが、20分ほどで繖山三角点に到着。小さな頂上で、先着者が6人ほどいて食事中だったので、証拠写真だけ撮って、猪子山への縦走路へと下っていった。この縦走路は左右が開け、左手に広がる琵琶湖を取り巻く比良比叡の湖西の山並みの北側に湖北の山々が続き、右手の伊吹から南に鈴鹿山地が‥と云う眺めが‥残念!小さなアップダウンを繰り返し、どんどん下って最低鞍部が恐ろしい名前の地獄越。お地蔵さんが祀ってあり、小広い所で小休止。更にアップダウンを繰り返し、後ろからブーイングが聞こえそうになって、どこが頂上とも云えない猪子山到着。すぐ横に巨岩が重なる、北向岩屋十一面観音の小さなお社が建っています。そこからは石段をどんどん下り、紅葉未だしの猪子山公園を下り、能登川の街中を10分ほど歩いて、能登川駅に到着しました。さて、ここからが電車山行の味。駅前の小さな食堂に入って、早速、無事下山を祝ってビール乾杯です。おでん,と‘もつ煮込み’をつまみに飲むビールの美味しい事。大阪へ帰る浅場さんの乗る新快速の発車時刻までの小宴会は楽しいひと時でした。 (秋本 記)

 (一口感想)

・登ったり下ったり、けっこう大変でした。でも歩いた後の、皆でビールは格別の味でした。次回はいつ?必ず参加しますので、よろしくネ/  
  山口

・最後の駅前の一杯呑み屋で、酔っ払っちやいました。秋本さんありがとう。   
  小原

・簡単なハイキげのつもりが、さすが雪稜会、よく歩きました。最後のビールはとてもおいしかった。楽しい山行ありが七うございました。  
  浅場

・電車シリーズ山行の最高は参加メンバー全員の下山、即、反省会の開催であろう。特に本日の能登川駅前居酒屋(一福食堂)での、おでん、もつ煮込みでビールの乾杯。今日も最高。  
  中西

・会員のみの例会には初めて参加させて頂きました。繖山は久し振りでしたが、心配していた天候も曇りが続いた状態で、降られず助かりました。下山後の駅前でのビールもおいしく頂き、名所旧跡めぐりも兼ねられた楽しい山行でした。有難うございました。 
  長尾

・電車登山の醍醐味を味わいました。色々な山行に参加でき、登山の楽しみが広がりました。  
  濱島

 ・‘全山紅葉ならずとも全員紅顔いとをかし’好評なので調子に乗って、また企画しようかな。
  記:秋本

 例会山行01
 2008119日(日)

 湖北・己高山(こだかみやま)~鶏足寺(紅葉山行)

参加者:西尾(CL)、濱島、田村、藤田(直)、本田(ゲスト参加)計5

コース&タイム

 事務所735=駐車場(標高約160m915940登山口~1035六地蔵~1135鶏足寺跡、昼食12101225己高山山頂(標高923m)12281425鶏足寺~1500駐車場=己高庵(入浴)

 県連の「比良山全山縦走」と日程が重なったこともあり、少ない参加者での山行となった。事務所を出発して1時間半で木之本町古橋の駐車場に到着。準備をして出発。林道を少し歩き、登山口から尾根道の急登を暫く登る。

 釣1時間で小さな地蔵の並ぶ「六地蔵に到着。記念写真を撮った後、素晴らしい紅葉の尾根道を進み、途中、展望が開けた所から琵琶湖、竹生島、湖岸の山本山、海津大崎、多景島、沖島等の遠望を愉しんだ。「鶏足寺跡」で昼食をとった後、約15分で己高山山頂に到着。山頂から東方面に、金糞岳、白倉岳、伊吹山等を展望した。記念写真の後、周回コースを南へ下った。

 下山道も自然林の紅葉が素晴らしく、南西支尾根を石道地区へ向かって下り、麓の「鶏足寺(旧飯福寺)」に立ち寄って参拝した後、駐車地点へ戻り近くの己高庵(ここうあん)の温泉で汗を流して帰路についた。あいにくの曇天ではあったが、心地良い紅葉山行だった。

 今回は「山聲(やまびこ)」というプログの山行記録で予習させて頂いた。

コースタイム、写真、ルートマップ、ルート断面図、3Dのルートマップ、山座同定図等、詳細に報告されており、今後の山行にも活用したい。 
  記録;藤田(直)

     
紅葉の鶏足寺跡                   己高山山頂にて
例会山行02

  2008119日(日) 県連 比良全山縦走

  参加者:当会から 島田、伊東(記録)、参加者総数20

 コース:和邇駅(710 受付)=粟原バス停(745出発)一権現山―蓬莱山一

    打見山一比良岳―北比良峠(1320)一釈迦岳―ヤケ山一元気村(1550 

今年は例会と予定が重なったこともあり、当会からの参加は2名、全体の参加者は20名、天候は曇りで少し肌寒いものの縦走には良好な気象条件。紅葉は後半の盛りで、曇天の中しっとりとした落ち着いた感じの紅葉でした。参加者の中には、走ってタイムを競う人もいましたが、我々はそこまでは頑張らず、紅葉を楽しむことができる程度の余裕を持って歩きました。その結果、全体の中で4位、5位の順位でゴール、栗原バス停からのタイムは8時間5分でした。ゴールでは拍手で迎えられ、また温かいゼンザイとコーヒーを振舞って頂き感謝です。心地よい疲労感と達成感で大いに満足です。途中、木戸峠を過ぎたあたりで落ち葉が溜まり登山道を見失いやすい箇所、また釈迦岳からの下りでは落ち葉で滑りやすい箇所がありましたが、特に問題もなく縦走することができました。私は島田さんに福知山マラソンを予定しており良い訓練になりました。ゴール後、島田さんから「もっと歩けそう」とのこと、島田さんはその気になればフルマラソンもOKです。

北比良峠でOGの正木さんとお会いし、お菓子の差し入れを頂きました。体力増強、自然鑑賞、人とのふれあい、今日は有意義な一日でした。                   以上   
  記:伊東


 北比良峠にて

 紅葉も終盤の盛り
 
北比良峠を行く

 落ち葉の登山道
 例会山行03

    奥美濃 蕪山~舟伏山  2008111617

参加者:西尾(CL),武藤(SL)、藤田(直)久保田、今村、島田、秋本、中西、

     武藤夫人、山口(寛)(記録)

 コース

16

JR小野駅(750)=彦根IC=一宮JCT=美濃IC1005)=R418R256

R52経由21世紀の森(1110)蕪山自然観察道出発(1125)~昼食(1245

1310)~蕪山山頂(14001415)~21世紀の森(15‥50

R52R256R200経由白岩私設山荘(1710

17

 白岩私設山荘(820)=R200R418R157等経由谷汲山華厳寺(945)~参道散策、参拝~谷汲山華厳寺(1040)=R40R303経由藤橋温泉(11‥10着、1220発)=R303経由道の駅奥びわ湖(1315着、13‥45発)=R8R161経由堅田(1510

 奥美濃の紅葉への期待を胸に小野駅に集合。西尾車、武藤車に分乗し出発。あいにく空は曇り空である。

 名神高速に入ると、沿道の山の紅葉が見え期待がたかまる。道路の混雑もなくスムーズに美濃ICに到着した。コンビニで買い物をすませ、一路蕪山の登山口をめざす。

最初は長良川沿い、次いで板取川沿いを走る。回りは紅葉たけなわ、所どころに集落が有り民家が散在している。いかにも美濃の奥に分け入っている様な趣である。やがて21世紀の森登山口に到着。荷ごしらえ、足ごしらえをして出発。

 登山道は、蕪山自然歩道と名付けられており、樹林や野鳥が観察できるところである。登山口から直ぐに大きな杉株が林立している。しばらく杉木立の中を歩くとやがてトチ、カエデ、ナラ等の自然林に変わってくる。歩きやすく谷川の水音を聞きながらの気持ちの良い道である。約50分の歩行で木の間越しに円い蕪山の山頂が見えてきた。やがて尾根筋のなだらかな道に変わる。木々の紅葉のきれいなところで昼食。

 頂上まで1320m地点通過(1320)この辺りは紅葉の盛りは過ぎていた。少しアップダウンがあり、15分程度の最後の上りで山頂に達する。円い山頂は草におおわれて視界をさえぎるものはなく、眺望はすこぶる良い。蕪山は美濃の北部に位置し白山、乗鞍岳、御岳、恵那山等がのぞめるとあるが、あいにくの天気で比較的近くの山々、高賀山(1224m)、日永山(1216m)、平家山(1442m)は確任できた。

 記念撮影し下山。弱い雨が降り始めたが、しばらくすると止んだ。途中、往路と異なる楽々コースを下る。出合ったのは11人のみ。静かな山旅であった。

 ガサゴソ落ち葉  踏み分け奥美濃に 晩秋顔の蕪山  

 白岩私設山荘に向け出発。来た道を戻りR200に入る。長良川の支流神崎川を遡るコースである。瀬見峡、美山峡の名があるがいよいよ人家は少ない。早くも夜のとばりが降りてきて次第に暗くなってきた。

その人家も所どころ電気の消えた家もあり寂しく又胸の痛みをおぼえた。白岩谷に入ると車がギリギリ通れるくらいの細く暗い道であるが運転の腕は確かで、無事谷川のほとりの山荘に到着。

1745から食事、各自の持ち物、オデンなどで懇親会を開始。テントでもなく、小屋でもない、山荘の快適さと、明日が雨の予想で山行中止を期待(?)して)終始リラックスムードである。就寝まで約4時間おしやべりを楽しんだ。やや過ぎて前後不覚になった人もいるとか。

 翌日、目を覚ますとザァザァと雨の音。舟伏山山行は中止となり、ゆっくり起床、ゆっくり出発。

 来た道を戻りR418R157を経由し谷汲山華厳寺を目指す。途中に根尾谷があるが薄墨桜、濃尾地振による断層(直下型自身M8.0により6mの段差ができた)で有名なところである。やがて雨も止んできた。

 周囲の山々は全山紅葉、雨上がりのしっとりとした情感にあふれている。やがて西国38番札所天台宗谷汲山華厳寺に到着「巡礼者が万感の思いをかみしめる結願の霊場とあるが、信心の薄いものにはありがたさはわからなかった。参道には、みやげ物店が軒を連ね、仏具、薬草、地元の産物(コンニャク、ユズ、柿)等を売っている。私には菊花石と称する自然に出来たと思われない岩石が興味深かった。ちょうど紅葉の時期であり参拝者で賑わっていた。

 揖斐川沿いのR303を走り藤橋温泉に向かう。走るにつれ山は深くなり紅葉と霧の織り成す幻想的な風景がいつまでも続く。休日でもあり藤橋温泉は賑わっていた。

 滋賀県側となる八草トンネルを過ぎると紅葉がややくすんで見えた。時期がまだ早かったのか、植生の違いか、それとも、紅葉を美しく見せる気候の違いなのかわからない。奥びわ湖水の駅で昼食。帰路についた。

 運転をしていただいた西尾さん武藤さん、山荘を提供していただいた西尾さんに感謝いたします。

  <例会山行04> ぶらり比良探訪Vol.21

 11月29日(土):天候:晴れ時々くもり  ポポフダ峠(須川峠)~植谷峠~大野
 
 参加者:CL西村高 SL秋本 伊東 中西 菅宏 藤野 濱島 尾畑 松田
 村井(体験参加)上田(体験参加) 計11名

 コース&タイム
  事務所(7:30)=高島市畑=朽木大野(配車)=畑のポポフダ峠登山口(林道)9:45
 出発~ポポフダ峠(須川峠)(10‥40~50)~植谷峠(11:40~45)~792m(12:10~40
 ~535m(13:15)~大野(14:15)=畑(車回収)==事務所


 14年前(94年版)の昭文社地図に破線(難路)で載っている(最近の地図にはっていない)ポポフダ峠から植谷峠を経由し大野へ到るルートを歩いてみたいと思っていた。ポポフダ峠から先は、全く知らないルートで情報も全然ない。どうも道らしき道は無いような感じである。地図読みの実践訓練にもってこいと思い、前記地図(1/25000)の200%拡大コピーも全員分準備。

 本来、畑集落から歩くのだが、サルや鹿除けの防護電柵が林道(高島市畑と朽木村井を結ぶ)に沿って集落をぐるっと囲っていて簡単に通り抜け出来なくなっている。その為、林道の登山口からスタートする事にする。天気は快晴。
 今日は休験参加2名(女性)を迎える。藤野氏・伊東氏・西村の3人が配車の為、横谷トンネル経由で大野に向う。大野で菅氏と落ち合い、戻る。その間、秋本氏により、地図読みのミニ講習が行なわれたようだ。

 ポポフダ峠までは蛇谷ヶ峰への一般ルートで、まだ黄葉が結構楽しめ、ぶらりぶらりと歩む。ポポフダ峠には道標があり、大野方面へも「大野(難路)」として表示されている。地図読みが試されるところだ。

 先ずは植谷峠を目指し、早速地図とコンパスで方向を合わせる。緩やかに谷へ下る道は谷に接近する辺りまでははっきりしている。谷からは道なし。渡りやすそうな所を対岸に渡る。ここからはルートファインディングが必要。まずは左手の小さな浅い沢に沿って進む(上る)。コンパスの方向ほバッチリ。苔むし、倒れた木枝もそのままの深閑とした谷であるが、それでも所々過って道であったような僅かな趣きが感じられる。二俣のところでは、コンパスで確認し、左俣へ進む。皆もそれぞれ地図・コンパスで確認している。
 
横谷
 
横谷峠の手づくり道標板
 地図・磁石と五感を使い進む。
谷が詰め上がる辺りは急登すぎるため、左へ振り支尾根にでる。その支尾根を北西方向へトラバース気味に進むと目指す梅谷峠であった。蛇谷ケ峰の反射板のある方のピークから南南西に伸びる尾根上の峠。峠らしくない峠ではあるが、簡単には来られない所で比良山系の知られざる秘境と言えよう。ちょっぴり感動を覚え、自慢したい気分。 ポポフダ峠~大野間で唯一の道標板は手作りの質素なもの。記念撮影とする。

 次の目標は792mピーク。792mにコンパスを合わせ、トップを伊東君に交代して、緩やかな尾根を下る。地図・コンパスと地形を見ながら、尾根を外さないように進む。木々は葉っぱを全部落としていて見通し良し。落ち葉に敷き詰められた尾根は歩き易く、気持ちよい。

 792mピークと思われるところで、昼食とする。薄雲ってきて、風も少しありちょっと寒い。南に望む武奈ヶ岳は残念ながらぼんやりとした輪郭に変っていた。
 ここからは、①植谷出合への下り地点が判らない。②下見で大野から横谷沿ルートを探しに少し歩いてみたが分らず、且つ急峻で危険。
①&②により、535m~437mを経由する尾根ルートで下りることにする。
 まず南西に少し進み、次に北東に変えるのだが、この方向を変える辺りは地形が複雑で非常に分り難い。ここが本日の勝負どころ。緊張感が走る。
皆それぞれ真剣に地図読み。事前ミニ講習&実践の成果があり、迷う事なく、ちやんと 535m~437m尾根に乗っていた。先端に近付く辺りから徐々に左寄りにルートをとると堀り込みのはっきりした道となる。
 あと少しで大野の集落という辺りで雨が落ち出し、雨具を着けるもすぐに上がる。寺らしき所に下り立っ。建物は一見民家か集会所にしか見えないが、寺の雰囲気はあり、地図には高乗寺とある。
 誰1人出会う事なく駐車地点の集会所に到着、予定コースを無事下山することが出来、ほっとする。車3台に分乗し横谷トンネルを抜けてポポフダ登山口に戻って本日の山行の終了。

 今回は ぶらり比良シリーズの中で、最も難しい(道無きルートという意味で)コースであった。その分、趣きのあるルートで地図読みの実践もたっぷり出来、未踏峰を征服したような充実感に満ちた一日であった。
尚、いっか機会があれば植谷沿ルートを探し辿ってみたい。
                    報告:西村高   写真提供:伊東氏

 
横谷峠にて

 尾根を下る
11/29 ぶらり比良
<一口~三口感想>

 
地図片手 植谷峠に冬ま近か 襟立て歩く ぶら仲間  怜
   
 今年最後の紅葉を楽しみながら、地図を見ながら道のない所を歩く、登山の醍醐味を味わうことができました。        
  伊東秀二

 晩秋の比良の古道は趣のあるいい道でした。地図読み学習、しっかり教えて教えていただき得したな~。探索ぶらり山行に又参加したいです。ありがとうございました。
  松田昭子

 落ち葉を踏みしめながら山を歩くのは最高です。道なきルートを地図とコンパスを頼りに歩くのは久しぶりで いい勉強になりました。比良山系には色々な山、ルートがあるのでこれからも分け入りたいと思っています。    
  藤野鍵太郎

 今回はお天気も良く、行程にも時間的余裕があったので、日頃の山行であまりやらない「地図読み」を皆さんに勧めようと‘拡大地図,を用意して行った。(西村会長も用意していた) 配車の間に、簡単講習をした。
 登山途中も都度実践。植谷峠到着時には皆さんコンパス操作はマスター出来たよう。皆さん、これからは自発的に‘拡大地図’を用意し、見通しのきく今のシーズンにコンパス操作と地図読み(地形読み)に慣れるようにしましょう。    
  秋本邦和

 これまで地図に記載されてる登山道しか歩いてなかったので新鮮で楽しく晩秋の比良を満喫しました。ありがとうございました。       
  上田登美子

 ぶらり比良に体験参加させていただきました。黄葉を踏みしめ青空の下、秋の名残を楽しませていただきました。コンパスの操作説明、地形の実況解説のおまけも付いていました。前日までは初めての参加ということやあって、緊張気味でしたが、大野に下りたときは楽しかった!でした。ありがとうございました。      
  村井えみ子