< 個 人 山 行 >
|
||||
<白山日帰り山行> ・日時:2004年7月18日(日)雨 ・参加者:岡田・他1名 |
||||
・コース:市ノ瀬~別当出合~室堂~御前峰~別当出合~市ノ瀬 18日:早朝、天気予報で悩みながら北比良出発、8時前に市ノ瀬に到着雨は降り続いているが、8:00一ノ瀬 820m出発!少し登り始めていると後ろから、バスの音が(別当出合までのバスが運行しているのに気が付かず)ただひたすらに歩き続けることにした。 9:00別当出合に到着、バスを横目で見て登山口へ、雨で登山道がぬかるんで歩きにくい。ガスが出ていて辺りは何も見えず!風雨が激しくなり前に進めない。 11:40やっと室堂到着、昼食&着替え、体が冷え切っていたので温かいラーメンが最高! 12:20体も暖まり、いざ山頂へ!ガス&暴風雨でなかなか進めず、 13:00やっと山頂2702m到着!(晴れていたら素晴しい景色だろうな~)と思いを寄せ、いざ下山。 13:20室堂通過、砂防新道が閉鎖(24日から通過可能)の為、登りと同じコースで下山!雨が小康状態になったので少しペース上げて、 15:30別当出合に到着!ふと小屋の掲示板を見ると大雨・洪水警報が出ている~無事下山出来て感謝!16:00ここからはバスで市ノ瀬まで~天候が最悪で景色も見えず、少しガッカリ!今度は秋晴れに登り、雄大なアルプスを眺めたい! 記:岡田 |
||||
<朝日岳~栂海新道~親不知> ・日時:2004年7月17~19日 ・参加社: CL尾細・谷内里美(山友)・正木:3名 |
||||
北陸から東北にかけて梅雨末期の集中豪雨、毎日天気予報の梅雨前線の動きをにらみながら行けると判断した。 16日夜7時谷内号の車に3人で出発した。北陸道を走り、下山口の親不知観光ホテル前の駐車場に12時到着。激しい雨が降り出す、明日の天気を願い就寝。 17日朝.4:30起床、雨は上がっていた。5:30分予約していたタクシーに乗り登山口の北又に着くと少し青空が顔を出した、さすが天気図の読み的中と自分を自慢しながら一人で喜んでいる。北又の小屋でゆっくり朝食を採りながら小屋の人たちと雑談し7:15分出発する。ブナ林の登り、風が強く成って来たが涼しくて快適だ.11:30分イブリ山付近から雨が降り出したが、ここから先はいろんな花が咲いて居て目を楽しましてくれる。 1:30分朝日小屋た到着、この後雨.風が激しく成り出した。3人で12人都屋を占領・話しを聞くと80人程のキャンセルがでたらしい泊まり客はたったのめ6人、小屋のスタッフの人数のほうが多い。ゆったりした小屋でくつろぎ、山岳警備体の人と遭対練の人といろんな話をして楽しい夜でした。(朝日小屋は、スタッフも食事もサイコー山小屋とは思えない。) 18日、昨夜の雨は少し修まって来たが.風がすごい、それに外はガスで視界は10m程頂上から稜線にかけては風がもっとすごいとのこと小屋に留まる人も居たが栂海新道は高度を下げていくので大丈夫の決断、決行する事にした。 6:15分小屋を出るとガスで右も、左も判らない正木さんと谷内さんに地図と磁石を頼りの行動はいい勉強になると思った。1時間程で頂上に着いたが何も見えない。でもここは朝日岳、北アルプス随一のお花畑オオサクラソウ・ハクサンイチゲ.ウスユキソウ.いろんな花が咲いていて飽きることはない。長栂山を過ぎアヤメ平らに着いたが数は少なかった。黒岩平はスバラシイ、この時期にまだミズバショウの群落だ雲上の楽園とはうなずける。天気の良い時にもう一度来たいねと話し合った。黒岩山から犬ケ岳までは下刈りがされて居て道は迷う事はない、3:58分栂海山荘にようやく着いたこの小屋は地元のサワガニ山岳会の小野さんの小屋だが無料で解放して下さっている、小屋に入ると先客8名宴会が始まって居る、良く聞くとボランティアで栂海新道の整備をして下さって居る地元ドンガラ山岳会の人たちで、下刈りの打ち上げパーティーだった。(頭が下がる思い)私たちも宴会に加わりドンチャン騒ぎ、ここに日本語の喋れないアメリカ人が加り盛り上がった。 19日6:10出発、(私と谷内さんは二日酔い。)白鳥小屋までの道はアップ.ダウンが多く非常にきつかった09:50分白鳥小屋に着くと下界が晴れ日本海が美しい、昨夜の栂海山荘も晴れて居ると日本海へ沈む夕日が美しかっただろうと思うともう一度来てみたくなった。白鳥からの下りは非常に長かった、3:40分やっとの思いで車のおいてある親不知観光ホテルに到着、ココから標高差Omの海まで下り記念撮影、なんとともいえない充実感だ。帰りに近くの温泉に入り、名物のタラ汁を食べ帰宅は10時でした。 *このコースは2泊3日では少しきついように思う。 報告:尾畑 |
||||
<大峰山系:八経ケ岳(1914m)、弥山(1895m)> ・日 時:平成16年7月17日(土)~18日(日) ・参加者:山本SL,福野CL、岡、秋山:四名 |
||||
コース 7/17(1日目) 和迩(8:00)=奈良:天川村南日裏家族旅行村キャンプ場(13:30)泊 7/18(2日目) キャンプ場(7:00)~行者還雇トンネル西口(登山口)(7:30-40)~大峰奥駈道出会(8:35~45)~弥山(10:20~45)~八経ヶ岳(11:10~20)~弥山(11:40~45)~大峰奥駈道出会(13:20)~行者還トンネル西口(14:05)~天ノ川温泉(15:00ー17:00)=和迩(21:30) 当初の予定は長野県の飯縄山、及び雨飾山への山行でしたが、新潟、福島に水害をもたらした梅南前線が南下し天候悪化の恐れがあり、急遽奈良の大峰山系:八経ヶ岳、弥山に変更(予想通り大雨で福井に水害が発生していた。) 7/17(一日日)和迩7時に出発。夕刻までに宿泊地、奈良の天川村南日裏家長旅行村キャンプ場に着けば良いのでゆっくりとドライブを楽しむ。途中昼食をとり13時30分天川村南日裏家族旅行村キャンプ場に到着。三連休の初日で家族連れ、若者のグループ等大勢来ている。テント泊の予定がバンガローが空いているとのことで、バンガロー泊に変更す。時問も充分にあり、付近の散策を兼ね明日登る八経ヶ岳、弥山の登山口の確認す。行者還トシネル西口(登山口)には多くの車が駐車されていた。 ややこしい所もあり、下見をする事が出来て良かった。夜はささやかな「焼き肉パーティー」で腹ごしらえをし近くの温泉F天の川温泉」に浴し明日に備える。(夜中じゅう騒がしくて睡眠不足) 7/18(二日目) 6時起床。空は曇天で風が少し強くガスっている様だ。朝食後7時車キャンプ場を後に行者還トンネル西口の登山口ヘ向かう。7時30分到着。早く来たつもりであったが30~40台の車が、道狭しと駐車しており駐車する場所が無い。 幸い登山口の近くに辛うじて一台入れるスペースがあり強引に駐車。 風が強く雲が垂れ下がり今にも降りそうな天候、頂上での展望は望め そうも無いかも?・・・と思いながら7時40分スタート。スタートして5分程の所から急登が始まり、大峰奥駈道出会の稜線に出る迄の約40分この急登が続く。暫く歩いていないので此れは相当こたえる。特に病上がりの山本さん大変であっただろうと同情します。(下山時は要注意)8時35分大峰奥駈道出会に着く。此処で少し休息をとる。この登山道にシヤクナゲが多くあり「シヤクナゲが咲く道」とも言われている。この後は樹林帯の中を穏やかなアップダウンが続く。雨が降り出したので雨具を着ける。稜線には「修験者像」、「石休場の宿跡」「聖宝の宿跡」など山伏の道場を偲ばせるものがある。暫く進むと木造の階段の急登が始まる。これを登り切ると「弥山」に着く。 (10時20分)弥山には「天河大弁財天杜奥宮」と奥官の参拝者、登山者、奥駈修験等の宿泊する立派な「弥山小屋」がある。此処で一息入れ「八経ケ岳」へ。弥山から八経ヶ岳の間の山麓には天然記念物に指定されている「オオヤマレンゲ」の群落があり動物の被害から守るため金網で保護されている。幸いな事にその「オオヤマレンゲ」の花にお目に掛かる事が出来、此処に来た甲斐がありました。八経ケ岳頂上に11時10分到着。ガスで展望悪くガスの切れ目の間に記念撮影し早々に折り返し弥山へ。弥山にて休息後、
下山には木造の階段と稜線からの急斜面に注意しながら無事に14時05分下山す。 ☆下山途中に修験者像の前にて修験者の読経に会い、一同足を止め手を合わせた、 事が良かったのかな・・・・・下山後再びF天の川温泉』で汗を流し早めの夕食をし帰路に着く。 21時30分和迩に帰宅す。 ☆此の地へほなかなか足が向かない処ですが、今回長大な山岳修行路の一端に足をいれる事が出来、又その上滅多に出会う事の出来ない「オオヤマレンゲ」の花にも出会う事が出来感動致しました。 皆さん有り難う御座いました。又長時間の運転、山本さん有り難う御座いました。 記:秋山 |
||||
<加賀の白山(2702m):高嶺の花巡り山行> ・日 時:2004年7月27日(火)~28日(水) ・参加者:武藤(L)、岡(SL)、石川、松田、堀部、林(記)(岡・松田途中下山) |
||||
コース: (初日) JR和邇駅=敦賀IC=福井北IC市ノ瀬=別当出会~中飯場~甚之助避難小屋~南竜ヶ馬場~トンビ岩コース~室堂平(泊) 2日目 室生平~御前峰(2702m、山頂)~お池巡り(紺屋ヶ池、油ヶ池、翠ヶ池~血ノ池~千蛇ヶ池等)~室生平~黒ボコ岩~殿ヶ池避難小屋~別当坂分岐~別当出会=市ノ瀬=福井IC=敦賀IC=JR和邇駅 <27日・晴れ俄雨> 6:30JR和邇駅を出発、敦賀ICから北陸自動車道に乗り途中今庄P休憩福井北ICで降り、市ノ瀬から別当出会へ 10:07別当出会に到着、上の駐車場が満車、少し降りたところの駐車場は3分の1程度でゆっくり駐車できた。 10:23別当出会休憩所に到着、登山準備小休止 10:30いよいよ出発、歩き始めると分岐があり、左は観光新道コース、右の砂防新道コースへ、吊橋を渡ると丸太の階段が始まる整備された歩きやすい道子供ずれからお年寄りまで多くの登山者とすれ違う。 10:56衣服調整小休止(5分) 11:15林道を横切り中飯場に到着、水場もあり小休止(10分)
14:11激しく降った俄雨も上がり涼しくなった。 武藤L「この雨は涼を呼ぶ恵みの雨、晴れ男はまだ見放されていないな。」さあ出発。緩やかな道が急坂になり、少し行くと南竜ヶ馬場の分岐に出る、右手前方は別山の雄姿、ここを右にとる。この辺りは、お花畑、目を奪われ立ち止まる。センジュガンピ、ハクサンフロウ、ミヤマシシウド、ミヤマキンポウゲ、シモツケソウ、イブキトラノオ等が見られ特に、ミヤマクロユリの出会いに一同感激。 14:58南竜ヶ馬場に到着。南竜山荘が有り、辺り一帯はお花畑。ハクサンフウロウシナノキンバイ、イワイチョウ、シモツケソウ、ニッコウキスゲ、ミヤマクロユリ、オトギリソウ、コバイケリウ等が咲いていた。お花畑散策と雨具脱衣休憩 15:14トンビ岩コースに挑戦、大半が日影の無いゴロ石の急坂道、黙々と登りに専念。背後には別山、三ツ峰を望み、道の両側にチングルマ、コパイケソウ、ホソバツメグサ等を横目に見ながら 15:42小休止(5分) 16:09トンビ岩で小休止(5分)後もう少し 16:26ゴロ石の急坂道を登り切ると緩やかな道、道の両側に這い松や石楠花、しばらく進むと万才谷雪渓に辿り着いた。雪解け水は冷たく「気持ちいいー」ホットー息(8分)
<28日・快晴> 3:30起床。明け方は冷えると思っていた部屋は大変暑く毛布も挑ね除け寝不足の起床。何時も寝つきの早いHさんも流石に寝不足とか 4:00修験者の太鼓の音が鳴り、山頂で御来光を迎えるためヘッドライトを付け出発。既に長蛇の列が出来山頂に向け蛍のような明かりが続いている。 4:35御前峰に到着。 4:58空が赤らみ御来光が昇って来る神秘的な情景に感渡、登拝者万歳三唱、展望は360度。北アルプス、八ヶ岳、乗鞍岳、御岳等が見えた。 5:23お弛めぐりに出発。ジグザクに下ると河口の底に油ヶ池、紺屋ヶ池、剣が峰、翠ケ池、血ノ池、千蛇ヶ池を巡った。途中のお花畑にはイワギキョウ、イワツメグサ、チングルマ等多くの花が見られた。 6:45室堂センターに到着。朝食は展望テーブルでお花畑、別山、三ツ峰の眺望と豊かな大自然に恵まれた景観の贅沢な零囲気の中でとった。幸せ 8:00観光新道に向けて出発。五葉坂を下り、小石を敷き詰めた緩やかな道を進むと弥陀ヶ原でコバイケソウ、コイワカカミ、チングルマ等の群生が見られた。 8:23黒ボコ岩に到着。小休止 ここからの別山の景観も素晴らしかった。 8:31出発。ここから観光新道を下る。暫く下ると真砂坂に至り、辺り一面がお花畑。ハクサンシヤジン、タカネナデシコ、タカネマツムシソウ、カライトソウ、タチャマウツボグサ、ミヤマシシウド、サラシナショウマ、ニッコウキスゲ等多くの花が見られた。 9:22澱ヶ池避難小屋に到着小休止(10分)を取り出発。40分程進むと急坂ヌカルミとゴロ石の難所が続き小休止を取りながら進むと段々緩やかとなり、やがてブナの林に入り別当出合観光新道の下りはお花畑を過ぎると悪戦苦闘の厳しい難所であった。 11:20別当出合到着 12;18市ノ瀬のバス停で岡さん、松田さんと合流近くの白山天望の湯で汗を流し昼食を取った。 14:06帰路へ福井ICから北陸自動車道に乗り、敦賀ICで降りJR和邇駅へ、 18:00JR和邇駅到着 *今回の白山山行は岡さん、松田さんにはお気の毒でしたが天候にも恵まれ、高山植物の宝庫で殆どが見頃のお花畑に出会え、御来光が拝めたことで大満足。また、室堂での生ビールの美味しかったこと。また、一つ素晴らしい想い出が出来ました。武藤さん機会を与えて頂いて有難う御座いました。そして、リーダー、運転手の二役ご苦労さまでした。 以 上 記:林 |
||||
<鳥海山(2236m)> ・日 時:8月10日(火)~11日(水) ・参加者:武藤 |
||||
・コース: 8月10日(火)雨後晴:湯の台温泉=(鳥海公国育沢線)=終点P~滝の小屋~河原宿小屋~薊坂~伏拝岳~行者岳~(行者道)御室小屋~鳥海山山頂 8月11日(水)晴:御室小屋~七高山~御室小屋~七五三掛~御田ヶ原分岐~鳥海潮分岐~(千畳ヶ原)丁字分岐~月山森~河原宿小屋~滝の小屋~終点P 8月7自(土)~9日(月)まで東京で学生時代のOB会があり参加。終了後、夏合宿(12~15日)の月山~朝日連峰に参加すべく新潟へ移動。 8月10日(火):鳥海山方面の天気が降雨量、零の予報に朝5時半レシタカーで鳥海山に向かう。新潟を通過中に雨が降り出し心配するが、酒田市に近づくにつれ天気が回復する。昨年・今年と鳥海山に向かうが2度、雨で撤退3度目の挑戦である。鳥海公園育沢線終点のPに着くと雲が上がり鳥海山が青空をバックに姿を現す。 10:25 登山口をスタート、石畳の道を抜けしばらく登ると滝の小屋が、その右上に白糸の滝が見える。小屋を越え沢を渡り、沢の横の道を登る頃から青空の下、緑の中に色とりどりの花が目に付き始める。ここから八丁坂のきつい登りが続くが眺望も良く日本海や庄内平野が眼下に望め、知らぬ間に河原宿小屋に着く。 小屋の前は、雪渓下に広々とした河原と水場がある。今年の猛暑のせいか雪渓も思ったほど大きくない。心字雪等の雪渓横の道は、また素晴らしいお花畑が薊坂まで続く。ミヤマリンドゥ・ニッコウキスゲ・ウサギギク・ミヤマキンバイ等の花を眺めながらゆっくりと歩く、薊坂~伏拝岳まで、また急登となり登り切ると鳥海山外輪の尾根こ出る。すると景観が一気に変わり、眼前にゴツゴツとした鳥海山山頂(新山)が、その下に今日の宿泊地、御室小屋が望める。ここから外輪の尾根歩きとなり、行者岳を越え行者道に入る。鉄ハシゴを下り、内壁の道を進むとアキノキリンソウ・イワキキョウの群生が見られる。予定通り15:00に御室小屋に到着。 宿泊手続き後、七高山山頂に、途中でチョウカイブスマの花を初めて見る!思ったより小さな白い花だ!そして新山山頂に向かうが大きな岩が無造作に積み重なり歩き難い、ルートの矢印も山頂も複数あり解りにくい?取りあえず、両方に登り下山路は、また別ルートがある?小屋に着き、缶ビールで念顛の登頂を一人で乾杯!夕食は、ご飯と漬け物三品・みそ汁のみ、精進料理?山頂下の水場も涸れ、お茶も無い質素な食事だ! 小屋の下の広場から日本海に沈む夕日を写真に納め寝床に着く。
4:00起床、日の出を見に七高山に登る。4:40頃東の空が赤く染まり出す。 4:50頃西の日本梅に浮かぶ曇の上に富士を思わせる「逆さ鳥海」が映し出される!これが日本海に浮かぶ鳥海山か!今朝は、雲がありちょっぴり残念だ? 朝食を取り、5:30に鳥海湖~月山森のコ-スに向かう。七五三掛までは、谷筋を下り、そこから稜線まで登ると日本海が望める。御田ヶ原分岐~鳥海湖へ、鳥海湖を眺めた後、再び少し戻り千畳ヶ原に向かう分岐を下る。しばらく下ると沢筋が見え、登山道が雨水や沢で幾筋も分断され登山道は、かなり荒れている。千畳ヶ原は、山間の広々とした池塘が点在する湿原で雪解けの頃は、イワイチョウ等たくさんの高原植物が咲き乱れ、きっと素晴らしい処だと思う。今は、花も終わり、わずかにその痕跡を残すのみだ! 千畳ヶ原を抜け、月山沢を渡り治郎沢を直登し終わり、樹林帯を進むと抜けるような青空とニッコウキスゲが咲き乱れる月山森に出る。しかも、鳥海湖の分岐からは、すれ違う人もない静寂な山旅を楽しめるコースだ!しかし、このコースは、雨め時や雨上がりは、要注意だ?その時は、河原宿小屋から月山森まで往復するだけで、充分に楽しめるコースだと思う!月山森から河原宿小屋までは、平地な高原状の道が続き小屋に着く。 昨日いた小屋の人も今日はおらず、雪渓下の沢で一汗流し下山。白糸の滝下の沢で再び休憩、最後の余韻を楽しみ、駐車場に向かう。 3度目にやっと天侯に恵まれ、「チョウカイフスマの花」や「逆さ鳥海」も見られた、最高の山旅でした! |
||||
<唐松岳~五竜岳縦走> 日 時:平成16年8月31日(火)~9月2日(木) 参加者:武藤、岡、正木、秋山:4名 |
||||
コース 8/31 和迩(10:00)=米原IC=(名神、中央道経由)=養老SA(11:30~12:00)=恵那SA(13:00~20)=豊科IC(15:00)=白馬温泉(16:00)(泊) 9/1 白馬温泉(7:40)~八方リフト(8:00)~八方池山荘(8:30)~八方池(9:14~30)~丸山ケルン(10:50)~唐松岳頂上山荘(11:45~12:30)~唐松岳(12:40~13:00)~唐松岳頂上山荘(13:15)~大黒岳(14:10)~五竜山荘(15:30) 9/2 五竜山荘(7:15)~五竜岳(8:18~30)~五竜山荘(9:10~30)一→大遠見山 (10:15)~(小遠見山)~アルプス平(12:30~40)~遠見リフトP(13:00) ~(タクシー)~八方リフト駐車場(13:20)=(入浴、昼食)=糸魚川IC (16:00)=(富山経由)=敦賀IC=和迩(21:30) 8/31(一日目) 突然の山行の誘いが有り参加する旨返答したものの、迷走中の台風16号が来て居り進路もはっきりせず案じていたが台風も無事に通過。台風通過当日の10時に台風一過の晴天を期待し、武藤車にて出発。 米原より名神高速に入り中央道経由、白馬温泉に向かう。途中養老、恵那にて休息をとり、16時過に白馬温泉八方尾根「あたらしや旅館」に到着。夕食後明日の食料の準備を兼ね星空を眺め夕方散策に出る。「あたらしや旅館」は合掌造りの居心地の良い建物で、温泉も善し、食事も山菜をふんだんに取り入れた家庭料理で本当に心が和む宿でした。又泊まりたい宿です。 9/1(二日目) 天候好し。7時からゴンドラが運転されるとのことで八方尾根ゴンドラ駅に行くも、駅舎が閉ざされており、9月1日より運転は8時よりとの看板あり。 宿に戻り休息をとり再度8時50分頃ゴンドラ駅に。(1時間のロスが出る)平日の事で駐車場は空いて居るが、この時間になると大勢の人が(学生の団体)来て居る。 ゴンドラ、リフト(2回)を乗り換え標高1、800mの八方山荘(第一ケルン)に着く。 いよいよ登山開始。 第ニケルン迄はニルートあるが尾根ルートをとり八方池にて小休憩。此処からの展望が実に素晴らしく、白馬三山の白馬、杓子、鑓、それにキレット、唐松等が又その姿が八方池に写り奇麗な風景だ。(こんなにハッキリと見えるのは珍しいとの事。何処かが雲が掛かっている由)此れらの山々をパックに記念写真を撮る。此の辺りから尾根は狭まり岩稜となり山腹をまく様に登る。11時45分唐松岳頂上山荘に到着。天候が良いとは言え風が強く足を止めると寒く、寒さを避け小屋にて昼食、暫しの休息をとる。(休憩料500 支払)朝のロスタイムを取り戻す。 昼食後唐松岳頂上へ12時40分頂上に立つ。頂上から見る五竜岳はガッシりとした男性な山である。暫く展望を楽しみ唐松頂上山荘へ折り返し五竜山荘へと向う。歩きやすい稜線を行くが、岩稜が続き大黒岳の岩場では登り下りと心地良いスリルを味わう。大黒岳の先で大きく下り、白岳へと又登り返し暫く行くと本日の宿泊する五竜山荘に15時30分到着。山荘では平日なので空いており我々グループは18人部屋に二人ずつ入りグッスリ休む事が出来た。
四時起床。 ご来光をと思って居たが、外を見ると残念なことに雨が降って居る。昨夜の予報では午後崩れると…今朝の予報は雨時々くもりと…. 朝食をすませ少し様子を見るが止みそうも無いので雨具を付け出発する事にする。五竜岳迄は折り返しなのでザックを置き身軽になって、天候の回復を期待しながら小雨の中五竜岳へと出発。この天候では頂上の展望は望みそうも無い。降雨の為足元が悪く岩場と岩場の急登、クサリ場と次々と続くが安全第一でゆっくりと登る。雨の中であるが予定時刻の8時15分頂上に立つ。残念ながら視界はゼロ記念写真を撮り早々に折り返す。雨の岩場の下りは危険が一杯細心の注意を配して五竜山荘へ。五竜山荘で暖かいコーヒーを飲み一息入れ雨の中出発、白岳を過ぎ稜線に出たあたりで「つがいの雷鳥」のお出迎え、また西遠見山当たりの急斜面の草場に「サル」の群れを見る、雨もいよいよ本降りになって視界が思くなり回りの山々は残念乍ら何も見えない。急な階段の下りが続く。この雨の中登って来る登山者に何度か遭遇する。中遠見山を過ぎ小遠見山当たりから雨も止んで来たが展望悪し。雨中の長い行軍の様でしたが12時半漸くアルプス平駅に到着。
新鮮なネタの寿司を頂き家路へと車を走らせ21時30分和迩に無事に帰る。 後半悪天候でありましたが又、又、百名山に登る事が出来、楽しい三日間を過ごさせて頂きました。武藤さん有り難う御座いました。岡さん、正木さん、お疲れ様でした。 記:秋山 |